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『S−Report』 8/26号 地域通貨(エコマネー)と協働
− もう一度地域通貨−11 |
兵庫県では県・自治体と協働で地域通貨(エコマネー)をすすめています。
なぜ、「兵庫で地域通貨(エコマネー)か?」というと、「地域通貨実験支援事業報告書」(生活復興県民ネット)よると
「阪神・淡路大震災から7年余の歳月が経過しました。私たちは、震災からの復旧・復興過程を通じて、人と人との結びつきを基盤とした地域社会における助け合いの大切さを再認識し、今も、被災地において、あの時の経験を活かし、地域住民自らの手により様々なコミュニティづくりの取組みを展開しております。」
ということです。
このため、2002年に兵庫県と生活復興県民ネットで地域通貨支援事業でエコマネー(地域通貨)の運営費を助成し、2003年には兵庫県社会福祉協議会がエコマネー(地域通貨)の運営をモデル事業として取り組んでいました。
その後、兵庫県内各地で中山間地を中心にエコマネー(地域通貨)を通じても社協と市民の協働を進めています。 その結果、現在では兵庫県では一次休止も含めて30以上の地域通貨(エコマネー)が運営されています。
兵庫県主要地域通貨マップ(西播磨地域ビジョン委員会 地域通貨推進チーム)
http://1000hime.jp/key-ecomoney/
このように兵庫県が地域通貨(エコマネー)を進めるのは、2002年2月に「県民主役・地域主導」によって策定された「21世紀兵庫長期ビジョン」に地域通貨(エコマネー)が掲げられているからです。
「21世紀兵庫長期ビジョン」は一人ひとりが主体的に行動する新しい市民社会「創造的市民社会」を目指し、その一つの手段として「地域通貨(エコマネー)」をあげています。
このビジョンに従い兵庫県は兵庫県社会福祉協議会に「エコマネー(地域通貨)モデル事業」を委託して実施されています。
その一つの例として兵庫県出石郡但東町では「エコマネー(地域通貨)モデル事業」として地域通貨(エコマネー)「シルク」を実施しました。
2001年5月から自治体との検討委員会で検討開始して、9月に相田区エコマネー運営委員会を立ち上げ、10月1日〜12月31日迄に第一次実験を行いました。その後、2002年9月から2003年2月迄に第二次実験を行いました。
このシルクの運営主体(相田区エコマネー運営委員会)とその目的は下記の通りです。
「兵庫県但馬県民局(事業主体)より(社福)但東町社会福祉協議会に委託され、町内の地域コミュニティである相田区を中心に行政(但東町健康福祉課兵庫県但馬県民局但馬長寿の郷 同豊岡健康福祉事務所)、(社福)但東町社会福祉協議会で構成・運営。
地域の現状を踏まえ、高齢者等を地域全体で支え合う助け合いシステムを構築し、 住み慣れた家庭や地域で安心して暮らせる生きがいに満ちた地域づくりを目指すため、
エコマネーを活用した高齢者等生活支援サービスシステムの構築に取り組む」
「各地のエコマネーへの取り組みの紹介」特定非営利活動法人 エコミュニティ・ネットワーク
http://www.ecommunity.or.jp/begin/group_hyogo05.html
その後、兵庫県但馬県民局が但馬地域の日高町八代地区、八町鹿町中村地区、村岡町、朝来町の4地区が各社会福祉協議会に委託して実施した。
そして、但東町の「エコマネー(地域通貨)モデル事業報告書」((社会福祉法人 但東町社会福祉協議会 2003/3)によると第二次実験の5ヶ月間に160件のエコマネー交換があり、その結果、「高齢者等を地域全体で支え合う助け合いシステム」の一助となり、また、ボランティアの促進の効果があった。
本来、地域通貨は市民が主体的に行うものですが、県・自治体と協働でビジョンを策定し、社会福祉協議会とともに地域通貨を行うことは一定の効果があるようです。
また、とかく対立しがち、または無視しあうことがあるボランティア・NPOとなどと社会福祉協議会が地域通貨を媒介に協働する可能性もあるかもしれません。
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地域情報研究所予定 |
ホームページのユニーサルデザインをすすめるJISの改訂にともない、県内でも自治体や事業者はJISに基づいてホームページのユニーサルデザインをすすめることが推奨されることとなりました。
私たち地域情報研究所及びNPO ユニバーサルデザイン・ステップでは専門家と共催で社会福祉法人 埼玉県社会福祉協議会(予定)後援を頂き下記のような無料セミナーを開催します。
★ウェブコンテンツJIS準拠と情報バリアフリー社会を目指して★
ウェブアクセシビリティセミナー開催!@彩の国すこやか
ウェブコンテンツJIS準拠と情報バリアフリー社会を目指して
開催日時 9月8日 午後1:30〜16:30
場 所 彩の国すこやかプラザ(さいたま市浦和区針ヶ谷4丁目2番65号)
対 象 者 自治体、社会福祉協議会、社会福祉法人、公益団体、NPO、企業、ICT(IT関連)関係者
会 費 無料(定員:先着80名
共 催 アライド・ブレインズ株式会社、地域情報研究所、NPO ユニバーサルデザイン・ステップ
後 援 社会福祉法人 埼玉県社会福祉協議会(予定)
内 容
13:30 開催挨拶
13:35 アクセシブルなWeb社会への願い 地域情報研究所所長 田中恒明
13:45 情報アクセシビリティの普及に向けた取り組み 総務省課長補佐 有馬伸明氏
14:10 高齢者・障害者等にも使いやすいWebとは
15:00 ウェブコンテンツJISが求める要件
16:00 JIS準拠に向けた実践例の紹介 アライド・ブレインズ代表取締役 内田斉他
16:30 閉会
<<申込み方法>> 下記事項を記入のうえ、事務局までeメールでお申込み下さい。 あるいは、別途配布していますパンフレットの「申込書」に記入のうえ、
事務局まで郵送・FAX下さい。 先着80名まで、満席になり次第お申込みを締め切らせて頂きます。 ※受講に際して手話等を必要とされる方は、申込時に具体的にお知らせ
下さい。(準備のため8月20日までにお知らせ下さい。) →送信先: seminar@aao.ne.jp
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9/8『ウェブアクセシビリティ・セミナー』 申込書
団体・企業名:
所属・お役職:
郵便番号:
住所: 電話番号:
FAX番号:
メールアドレス:
連絡事項等
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→送信先: seminar@aao.ne.jp ご参加をお待ち申し上げます。
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【セミナー事務局】
アライド・ブレインズ株式会社 (担当:太田) http://www.aao.ne.jp/
〒169-0051 新宿区西早稲田2-20-15 住友不動産高田馬場ビル13階
e-mail: seminar@aao.ne.jp 電話:03-5285-1775 FAX:03-5285-3965
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千代田こどもまちの記者 |
千代田こどもまちの記者の8月の取材予定です。
「新聞はこうしてできる」
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熊谷初の地域通貨一緒にチャレンジしませんか |
『熊谷初の地域通貨一緒にチャレンジしませんか』
くまがや地域通貨研究会は、特定非営利活動法人NPOくまがや、 まちの駅くまがや等の市内市民グループメンバー有志でスタート し、下記のとおり「熊谷初の地域通貨一緒にチャレンジしませんか」
と題して第二回地域通貨説明会を開催する事になりました。
記
1 日時 平成16年9月18日(土)午後1時から
2 場所 熊谷商工会館3階会議室(市役所となり)
3 主催 くまがや地域通貨研究会
4 後援 熊谷市
5 参加費無料(連絡不要直接お越しください)
* 県内の実践者をお招きして「キューポラ」「元気」 等の先進事例をご紹介し、「ありがとう券」の御説明をいたします。
* お招きしている方々
さいたま地域通貨フォーラム 長岡素彦(地域情報研究所)
かわぐち環境通貨プロジェクト事務局 川口ボランティアサポートステーション所長 鷲巣敏行さん
地域ふれあい通貨「元気」運営委員会事務局長 山尾聖子さん
お問い合わせ くまがや地域通貨研究会 出浦(でうら) bear_try@infoseek.jp
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モザイクタイル壁画をみんなで作ろう! |
モザイクタイル壁画をみんなで作ろう! 去る8月12日、「落書きされない壁作り」モザイクタイル壁画コンテスト の最終審査会が日比野克彦氏を都筑区役所に迎えて行われ、
壁画の採用作品が決まりました。
決用作品は「つづきの太陽」10歳の両角陣くんの作品です。 この作品を83000個のタイル画にモザイク化し、市営地下鉄センター南駅 すきっぷ広場にみなさんの力でで手作りの壁をつくります。
◎モザイク壁画プレート作りワークショップ
日時 10月9日(土)10日(日)11日(祝) 10時〜16時
場所 都筑区役所 1F 区民ホール
参加料 1500円
15センチ角のプレート(タイル144個使用)一枚です。
グループで一枚でもかまいません。
作業はお子さまでも可能ですが、小さいお子様は保護者の方と一緒に作業してください。
(作業はいずれかの一日、1時間程度の作業です。)
申し込みなど詳しいことは下記ホームページをご覧ください。 申込み用紙もダウンロードできます。
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/kusei/mosaic/ 全部で576区画。売り切れしだい、締め切ります。
お問い合わせは 都筑区役所区政推進課 948−2227 またはEメール ilovetuzuki@tmtv.ne.jp まで。
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NPOユニバーサルデザイン・ステップ |
NPOユニバーサルデザイン・ステップの活動が埼玉新聞で紹介されました。
「車いすで買物できるか点検 川越の量販店でNPO」
川越市泉町のショッピングセンター「UNICUS南古谷」でこのほど、バリアフリーチェックが行われた。 耳が不自由な人、目が不自由な人が二人、高齢者、二人の幼児を持つお母さん、ボランティアなど、色々なケースから十人あまりが参加して、それぞれの立場で、広いショッピングセンターの駐車場、二階建ての店内などを点検した。
車いすは、NPOユニバーサルデザイン・ステップ(さいたま市)代表の小澤勇さんが体験乗車しながら、陳列棚の高さ、深さ、とりやすさ、駐車場からの導入路などをチェックした。
以下記事 http://www.saitama-np.co.jp/news07/25/17l.htm
NPOユニバーサルデザイン・ステップでは9月よりトイレプロジェクト トイレでまちづくり講座に参加します。
トイレプロジェクトの目的 1)障害者スポーツ大会の参加者が、浦和を楽しんでいただけるよう、ユニバーサルなトイレ情報を収集しマップとして届ける。
2)講座参加者(岸町周辺の住民)といっしょにトイレを切り口に考え、マップづくりのプロセスをまちづくりのきっかけの一つとする。
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上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」
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上尾市依託生涯学習グループ 生涯学習講座
上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」
この度上尾ビレッジという地域の問題解決のための新コミュニティが発足しました。6月5日、上尾市から委託生涯学習グループとしても認定されました。
上尾ビレッジとは、分かち合いのお金「地域通貨」によって、人と人の暖かいつながりをつくって行きたい、という想いから発足した会です。人やモノとのつながりを楽しみながら、同時に、地域通貨を活用しながら、ゴミ問題、子育て、地産地消等、地域のさまざまな問題の解決策を、皆で考えていきたいと思います。
上尾市を中心に活動予定ですが、市外のメンバーも多数おります。
何だかちょっと面白そうと思った方、一緒に楽しんでくださる方、ぜひご一緒に上尾ビレッジにご参加ください! 上尾ビレッジでは、各地で地域通貨を実践されている方々をお招きして、上尾ビレッジカフェで公開学習会を行なっていきます。地域通貨体験ワークショップも随時行ないます。ぜひお気軽にご参加ください!
(内容は若干変わる可能性があります。ご了承ください。そのため転載はご遠慮願います。)
■予定
上尾ビレッジカフェ Vol4 第4回公開学習会
日 時:9月26日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:上尾市コミュニティセンター (JR上尾駅 西口 徒歩15分) 048-775-0866
内 容:○講義『地域通貨で問題解決B・・・コミュニティづくり』
講師:地域通貨みたか会議 岡崎昌史
○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』
上尾ビレッジカフェ Vol5 第5回公開学習会
日 時:10月31日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:未定
内 容:○講義『地域通貨で問題解決C・・・環境とフェアトレード』
講師:ナマケモノ倶楽部 間宮俊賢&関本洋司(地域通貨族)
○ミニワークショップ 『体験しよう!!地域通貨』
上尾ビレッジカフェ Vol6 第6回公開学習会
日 時:11月28日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:未定
内 容:○講義『地域通貨で問題解決D・・・子育て』
講師:こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会 鈴木玲子
○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』
上尾ビレッジカフェ Vol7 第7回公開学習会
日 時:12月26日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:未定
内 容:○講義 『地域通貨で問題解決E・・・地域を越えて』
講師: レインボーリング運営委員会理事 伊藤義人
○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』
上尾ビレッジカフェ Vol8 公開フォーラム
日 時:1月30日(日) 13:30 〜 16:00
場 所:未定 内 容:○『地域の問題解決 地域通貨In上尾』
コーデネーター:地域情報研究所 長岡素彦
○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』
毎回、上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)、ポトラックなどを行う予定です。
・上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション) 参加者の情報交換の場
・ポトラック−(関係資料等頒布−但し、上尾マネーを使用)
上尾に関係することで、特定の宗教、特定の政治に関係なく、非営利であればお申し出下さい。
■各回参加料は300円+地域通貨上尾マネー(200a=アッピー)、又は、500円(200a=アッピー付き)となります。
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