7月11日よりさんよう−みなとフィールドスタディーズに出かけました。 山口情報芸術センター(山口市)にこどもまちの記者のワークショップの仕事で伺ったので調査もしました。 「山口情報芸術センター(YCAM)は、人間にとっての情報の意味と存在を問い直し、メディアテクノロジーを共有するプラットフォームとして、芸術と情報のための新たな創造的価値を追求する、全く新しいタイプの文化施設です。」 山口情報芸術センター(YCAM) http://www.ycam.jp/ 一般にこのような「先端の情報施設」や「芸術性の高い文化施設」は”アーティステック”で”最新のアーテキチャー”に満ちていて、誰もが使いやすい(ユニバーサルデサイン)どころか、誰にも使いにくいものが多いです。 この山口情報芸術センターはユニバーサルデザインに配慮されており、文化施設のユニバーサルデザインとして参考になるものです。 フラットなフロア、仕切の少ない構造や適切な表示などとてもよくできています。利用者にも話しをお聞きしましたがやはり評価は高かったです。 さて、次に広島で行動しながら広島電鉄を調査しました。 広島電鉄 http://www.hiroden.co.jp/ 広島電鉄は日本最大の路面電車の路線網をもっていますが、ドイツシーメンス社製の新型路面電車「グリーンムーバー」を導入しています。 「グリーンムーバー」はドイツのジーメンス社が開発し、欧米を中心に導入されている新型低床式路面電車(LRV)です。 広島で導入された車両は連節構造になっている大型車で、乗車口と床との段差を無くし、バリアフリー化が図られていて、ステップがないため車椅子で乗車する場合にも停車場さえ整っていれば介助者なしで乗降することも可能なものです。私も一人で車両に乗られている車椅子の方をお見かけました。 このように「グリーンムーバー」はユニバーサルデザインに配慮されており、交通のユニバーサルデザインとして参考になるものです。 そして、神戸では長田区でのユニバーサルデザイン商品開発の活動を調査しました。 長田中央いちばのいちばで元気運営委員会のショップに伺ってから、神戸市長田区社会福祉協議会でお話をお聞きしました。 長田中央いちばは阪神淡路大震災で全壊し1999年4月8日に昔の雰囲気を生かした形で復興しました。 長田中央いちばは「地域の台所として、大きな支持を集めてきましたが、それぞれの専門店が新鮮で安い食材や専門店ならではの品揃えでお客様のお越しをお待ちしています。また、長田神社前商店街と共通で利用できるポイントカード「タメ点カード長田」が大好評です。毎週木曜日と土曜日は「ワクワクサービスデー」となっています。」 長田中央いちば http://www.ichiba-kobe.gr.jp/ichiba24/index.php いちばで元気運営委員会は「日ごろは長田中央いちばの中で、小規模作業所の商品やユニバーサルデザインの商品を売るお店を開いているNPOです。」 いちばで元気運営委員会 http://www4.famille.ne.jp/~nagatavc/itiba.htm 神戸市長田区社会福祉協議会では通常の社会福祉協議会の活動以外に、というより、その一環として「いちばで元気運営委員会」をはじめとして「それいけネットワーク」という合い言葉で特色ある活動をしてます。 それは「震災のあの時に助け合ったこころを忘れないようにしよう!」を合言葉に発足した定期市「一七市拡大版」や学校教諭と障害当事者、施設関係者、関係企業、ボランティア、地域団体などのメンバーで構成されている「福祉教育・ボランティア学習実践研究会 」、そして今回お聞きした「小規模作業所新商品開発実行委員会」などです。 神戸市長田区社会福祉協議会 ボランティアセンター それいけネットワーク http://www4.famille.ne.jp/~nagatavc/ この小規模作業所新商品開発実行委員会は下記ような趣旨で活動しています。 「神戸市内には働く意志や能力があっても、様々な社会環境の都合で働く場所のない障害者が数人で集まり、それぞれ独自の製品を作り販売している「障害者小規模作業所」がたくさんあります。 それぞれの「障害者小規模作業所」では多様な商品を授産品や下請けとして作業をおこない品物を製作していますが、とくに自主製品の販売は課題が多いのが実態です。 このような現状の中、障害者が作っている商品だから買ってもらうのではなく「良い商品だから買ってもらえる」ことを目指した商品開発に私たちは取り組んでいます。」 この小規模作業所新商品開発実行委員会は実際にはこの説明では語り尽くせない活動をしていますが、現在進行中のものはいつかということで、一つだけ。 小規模作業所新商品開発実行委員会では様々なユニバーサルデザイン商品を開発していますが、「ユニバーサルデサインなタコヤキ」を開発中です。 「ユニバーサルデサインなタコヤキ」とはもちろん、「誰でもが食べやすいタコヤキ、」「高齢者も障かいを抱える人でも喉に詰まらないタコヤキ」(ほんとに喉につまらせる人が多い)で、「ゆにばーさるでさいんってなんやねん」と言われないように身近なタコヤキをユニバーサルデサインでつくるプロジェクトです。 つまり、「ユニバーサルデサインなタコヤキ」はユニバーサルデザインを身近にするためにわかりやすく楽しい商品として開発されています。 今回訪れたところではこのようにユニバーサルデザインの活動が行われていました。 各地でそれぞれ特色ある活動によってユニバーサルな世界が広がっています。
▽▲▽ Act for the Earth 2004 ▽▲▽ -演劇とワークショップを通じて環境問題を考える- 高校演劇No.1を誇る京華学園演劇部と市民、研究者、教育者、学生がコラボレートし練り上げた、心で感じる人と環境の新時代・・! 日時:2004年8月7日(土) 北区滝野川会館 12:30 開場 13:00 演劇開演 14:45 ワークショップ開始 16:30 終了予定 ★演劇「ホッチャレ〜森と川と鮭と〜」 京華学園演劇部(顧問:伊藤弘成)劇団文化座, 劇団FAN☆FARE ※優先券により中央付近の座席確保が可能です。ただし演劇が始まってからのご入場の場合無効となります。 ★ワークショップ @<相手との理解をはかる>〜京華演劇の作り方〜 担当:朝倉暁生(江戸川大学社会学部教授) A<自分を表現する>環境問題の演劇的アプローチ 担当:ナガノユキノ(演出家) B<現場に向き合う>あなたの街にゴミ処理場がやってきた 〜合意形成体験ワークショップ〜 担当:川畑隆常(国立環境研究所NIESポスドクフェロー) ※ワークショップは3つの中から1つ選んでの参加となります。先着定員制ですが優先券により予約可能です。 公演協力券(優先券):一般1000円、大学生500円 一般券:無料 公演に関するお問い合わせ、チケット予約は Email/info@act-earth.org FAX03(3293)4704 いずれもAct for the Earth宛でお願いいたします。 詳しくは・・・⇒http://www.act-earth.org/ 会場までの交通 JR京浜東北線 上中里駅東口 徒歩7分 JR山手線 駒込駅東口 徒歩10分 地下鉄南北線 西ヶ原駅 徒歩7分 主催:Act for the Earth 共催:(財)北区文化振興財団 後援:環境省、東京都環境局,学校法人京華学園,北区生活環境部環境課,北区教育委員会, 文京区教育委員会,東京私立中学高等学校協会,(社)日本環境教育フォーラム,劇団文化座, オーガニックシアター,劇団FAN☆FARE,北区子ども劇場,NPO法人Eco119 協賛:トヨタ自動株式会社,INTEGRITY SCARAB Inc.
上尾市依託生涯学習グループ 生涯学習講座 上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」 この度上尾ビレッジという地域の問題解決のための新コミュニティが発足しました。6月5日、上尾市から委託生涯学習グループとしても認定されました。 上尾ビレッジとは、分かち合いのお金「地域通貨」によって、人と人の暖かいつながりをつくって行きたい、という想いから発足した会です。人やモノとのつながりを楽しみながら、同時に、地域通貨を活用しながら、ゴミ問題、子育て、地産地消等、地域のさまざまな問題の解決策を、皆で考えていきたいと思います。 上尾市を中心に活動予定ですが、市外のメンバーも多数おります。 何だかちょっと面白そうと思った方、一緒に楽しんでくださる方、ぜひご一緒に上尾ビレッジにご参加ください! 上尾ビレッジでは、各地で地域通貨を実践されている方々をお招きして、上尾ビレッジカフェで公開学習会を行なっていきます。地域通貨体験ワークショップも随時行ないます。ぜひお気軽にご参加ください! (内容は若干変わる可能性があります。ご了承ください。そのため転載はご遠慮願います。) ■予定 上尾ビレッジカフェ Vol2 第2回公開学習会 日 時:8月1日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:上尾市コミュニティセンター (JR上尾駅 西口 徒歩15分) 048-775-0866 内 容:○講義『地域通貨で問題解決@・・・ ゴミ問題』 講師:アースデイマネー・アソシエーション 代表理事 嵯峨生馬 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol3 第3回公開学習会 日 時:8月29日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:上尾市プラザ22 第一会議室 (JR上尾駅 西口 徒歩3分) 048-777-4441 内 容:○講義 『地域通貨で問題解決A・・・ 助け合い』 講師:COMO倶楽部運営委員、ちょうふ地域通貨さ〜らの会企画委員 斎藤美冬 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol4 第4回公開学習会 日 時:9月26日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:未定 内 容:○講義『地域通貨で問題解決B・・・コミュニティづくり』 講師:地域通貨みたか会議 岡崎昌史 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol5 第5回公開学習会 日 時:10月31日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:未定 内 容:○講義『地域通貨で問題解決C・・・環境とフェアトレード』 講師:ナマケモノ倶楽部 間宮俊賢&関本洋司(地域通貨族) ○ミニワークショップ 『体験しよう!!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol6 第6回公開学習会 日 時:11月28日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:未定 内 容:○講義『地域通貨で問題解決D・・・子育て』 講師:こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会 鈴木玲子 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol7 第7回公開学習会 日 時:12月26日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:未定 内 容:○講義 『地域通貨で問題解決E・・・地域を越えて』 講師: レインボーリング運営委員会理事 伊藤義人 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 上尾ビレッジカフェ Vol8 公開フォーラム 日 時:1月30日(日) 13:30 〜 16:00 場 所:未定 内 容:○『地域の問題解決 地域通貨In上尾』 コーデネーター:地域情報研究所 長岡素彦 ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』 毎回、上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)、ポトラックなどを行う予定です。 ・上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション) 参加者の情報交換の場 ・ポトラック−(関係資料等頒布−但し、上尾マネーを使用) 上尾に関係することで、特定の宗教、特定の政治に関係なく、非営利であればお申し出下さい。 ■各回参加料は300円+地域通貨上尾マネー(200a=アッピー)、又は、500円(200a=アッピー付き)となります。
NPOユニバーサルデザイン・ステップでは川口ボランティアサポートステーションでの小学校の総合的学習の時間等でユニバーサルデザインのお話、体験ワークショップをします。 ◆川口市 教員夏期講習◆ 川口市 教員夏期講習 7月22日(木)9時30分〜11時40分 「教師のためのボランティア講座」教員夏期講習 川口市内の小学校の先生の学習会(於.リリア11F大会議室) 「ボランティア活動の紹介」(体験事例として) ・車イス体験発表場面 ・パネルやパワーポイントによる発表 NPOユニバーサルデザイン・ステップのサイト http://www.e-tiiki.net/u/ NPOユニバーサルデザイン・ステップの活動のページを更新しました。 http://www.doblog.com/weblog/myblog/11786