『S−Report』  6/10号  緊急!! こども安全eネット 


 佐世保市で不幸な事件が起きました。
 この事件について、群馬大社会情報学部大学院研究科の下田博次教授は「危ういネット会話…小学生、中傷合戦からいじめへ」(YOMIURI ON-LINE)で今年の東北地方や北陸地方で小学生のインターネットの書き込みがいじめを誘発した例をあげ、その中で下田教授は実際に母親から相談を受けて相手のこどもに書き込みをやめさせるようアドバイスし、いじめがなくなったいうことを述べている。
 下田教授は「米国で行われているように、日本でも親が子どもにパソコンや携帯電話を買い与える際、ネットが持つ危うさをもっと教えるべきだ。本気で対策に乗り出さないと、(佐世保と)同じような事件がまた起こりかねない」(YOMIURI ON-LINE)と指摘している。

 下田教授は単なる学者ではなく、ネットの有害サイトから子供を守るための情報を提供する「HPねちずん村」を開設し、現実にこれらの相談活動や啓発活動をされてます。

 HPねちずん村  http://www.netizenv.org/top.htm

 地域情報研究所でも、急増するこどもの被害や携帯・インターネットによる被害を防止するために「こども安全eネット」を提案し、推進しています。

 今、「ケイタイ」「インターネット」「個電メディア」などの電子メディアがこどもの社会を仮想社会に変えてしまっています。仮想社会は知らないうちに増殖し、実社会とは違う社会を形成し、こどもの生活空間の一部となっています。  しかし、仮想社会でのルールやふるまい方は決められておらず、その結果、こどもの携帯・インターネットによる被害が急増しています。

  「こども安全eネット」ではこれらを防止するために対応するプログラムを行っています。

   ・大人・保護者へのネット教育(WS)  ・こどものネット教育(WS)
   ・こども・大人・保護者からの相談

 また、「こども安全eネット」ではICT(IT)を使った実社会と仮想社会での安全を守るシステムと、双方での居場所づくりを行っています。

   ・実社会と仮想社会での安全を守るシステム
   ・実社会と仮想社会での居場所づくり

■こどものネット教育(WS)の例 「もし、きみがネットで、携帯で中傷されたら」−こどものネット教育(WS)

(1)情報ICT(IT)リテラシィー

 ○小学校高学年向け[アクディビティ]  ・もし、きみがネットで、携帯で中傷されたら  

 ○中高生向け[アクディビティ]  ・もし、あなたがネットで、携帯で中傷されたら。

(2)情報ICT(IT)活用能力(情報収集・発信)   −以下略−

ご関心のある方はご連絡下さい。

  「こども安全eネット」 こどもdeネット  

   住所     〒114-0023 東京都北区滝野川7−28−4

   電話・FAX  03-3916-5433
   URL      http://www.e-tiiki.net/c/e/
   MAIL     info@e-tiiki.net  

  出展のご紹介 


 特定非営利活動法人「土と風の舎」理事中村博行さん(地域情報研究所コーデネーター)の授業があります。

 日 時 6月15日  
 場 所 麻布大学
 内 容 「園芸福祉」−市民環境活動論のひとつ  

  NPOユニバーサルデザイン・ステップのイべントのご紹介


 NPOユニバーサルデザイン・ステップでは川口ボランティアサポートステーションでの小学校の総合的学習の時間でユニバーサルデザインのお話、体験ワークショップをします。

 タイトル「ユニバーサルデザインの調査隊になろう」  

  主 催 川口ボランティアサポートステーション      
  場 所 川口ボランティアサポートステーション(川口市)

  日 程 6月16日(水)午前中(予定)

◆総合的な学習の時間など◆  

川口市 東領家小学校 6月13日(日)午前中(予定)   

川口市 教員夏期講習    7月22日(木)9時30分〜11時40分  

「教師のためのボランティア講座」教員夏期講習
 
 川口市内の小学校の先生の学習会(於.リリア11F大会議室)  
 「ボランティア活動の紹介」(体験事例として)    
  ・車イス体験発表場面
  ・パネルやパワーポイントによる発表

◆ボランティアネット川口◆  

 NPOユニバーサルデザイン・ステップはボランティアネット 川口で発表します 。  

 主 催 ボランティアネット川口  
 場 所 川口ボランティアサポートステーション(川口市)  
 日 程 7月10日 17時30分


 NPOユニバーサルデザイン・ステップのサイト更新しました。
  http://www.e-tiiki.net/u/

 NPOユニバーサルデザイン・ステップの活動のぺージ作りま した。
  http://www.doblog.com/weblog/myblog/11786

  メディアリテラシー講座 



 2004年度山口情報芸術センター  『メディアリテラシー講座 〜社会を学ぶ・メディアに学ぶU〜』   

  場 所:山口情報芸術センター  
  運 営:山口情報芸術センター市民委員会

 子どもたちのメディアリテラシーの向上と,メディアへの理解を通して積極的に社会に参画しようとする態度の育成を目的に,「YCAM子ども情報局」を実施する。
 対象は山口市内および近郊市町村の小・中学生20名程度を公募にて選抜し,新聞・写真・テレビ等の様々なメディアを通した情報制作から発信までを体験する。 制作した新聞,写真,番組等は公開するとともに,「(法)オリンピックセンター・子ども放送局」等を通じて全国的な発信も試みる。

 このプログラムの内、 「メディア体験@〜取材〜」 

   7/11(日)13:30-16:00  −「アフター5座談会」 
        17:00〜19:00

 長岡素彦(「千代田こどもまちの記者」文化発掘隊、市民メディア記者) 「子どもまちの記者による地域発掘と広報」を事例に子どもの視点からみた情報発信のあり方や取材方法などについて学ぶワークショップ。

  イペントのご紹介  



 環境とアートの国際イベント「Between ECO&EGO」(エコとエゴのはざまで)が5月〜6月にかけて、川口市内各地にて開催されます。

■ECO&EGOとは? 環境をテーマとした、国際アートプロジェクトのことです。 「ECO」とは私たちの身の周りの環境についてのこと、「EGO」とは私たち一 人一人が生活して行く上でいやおうなく出てくる欲求をさします。 この不可欠なふたつのはざまをみつめ、環境への問題意識を持ったアーティスト が、その作品を川口市内各地に展示します。 http://www.eco-ego.net

■開催期間 5月29日〜6月20日

■主な開催場所

・川口アートファクトリー 川口市元郷2−15−26(エルザタワーの近くです)
・旧日光御成街道川口宿各所   川口市本町と金山町
・川口銀座商店街 樹モール周辺 ・朝日環境センター
川口アートファクトリーと朝日環境センター間の移動には、自転車の貸し出しがあります。嬉しいサービスですね。

■主催 Between ECO&EGO実行委員会
  共催 KAWAGUCHI ART FACTORY
  後援 在日ギリシャ大使館 川口市 川口市教育委員会 川口商工会議所  
  助成 (財)花王芸術・科学財団 独立行政法人 国際交流基金  (財)UFJ信託文化財団 
      (社)企業メセナ協議会認定  芸術文化振興基金
 協賛 (株)キリンビール 大七酒造(株)メガネバザール川口店  (株)エンプラス
 協力 朝日環境センター 本一商店街 まちのこし集団かわぐち塾  川口銀座商店街 樹モール燦ギャラリー 早稲田大学川口芸術学校 川口市民環境会議 eぎゃらりー川口 (株)日田工芸 その他

■お問い合わせ  048−222−2369(金子)  080−3443−5421

■内容

 (アーティストの作品内容です)

★池田一 「80,000リットルの水箱」 1000人の人が一日生活するのに必要な水の量(80,000リットル)が入る「水 箱」を「川口水工場」で製作。その「80,000リットルの水箱」を、世界の4 8ヶ国が水不足になると予測される2025年に向けて、移送しようというプロジ ェクト
★石川雷太 「フラグメント・プロジェクト」「Flashpoints」、他 鉄パイプや鉄板、ガラス、文字など、様々な素材を使って、社会や人間の心のシス テムに潜む矛盾や問題を顕在化させる作品を制作。誰でも書き込み自由の黒板型の 作品「フラグメント・プロジェクト」などを設置します。
★伊丹裕 「磁場=意識場」をコンセプトに、地球磁場と環境の関係性を探り、地球環境改善 を図るプロジェクト「惑星磁場修正計画」が行われた。その記録と使用されたエレ メント(装置・物質など)を紹介します。 ★兼古昭彦 「divide3.0」 旧リサイクルセンター(別称:芥ミュージアム)に、多数のビデオカメラを設置 し、その場所でしか得ることのできない映像を素材とした作品を制作、展示しま す。
★川上香織 川口のマンション化や開発建設に伴う“環境”に着目し、解体に伴って廃材となっ た大量の鉄筋にて彫刻作品を制作します。 今回はKAF内の自身のアトリエにて、制作を公開します。
★高野浩子 「廃材の大変身」 建築の役目を終えた木材や、家具になり損ねた端材などの木工廃材から、ペーパー ナイフやキーホルダーを制作されています。
★小瀬村真美 「四季草花図 -春-」 今回は「四季草花図」と題し、春と夏、又は春から秋の幾とおりかの時間が混在し た特殊な風景画を映像を用いて制作しようと考えています。ECO&EGOでは四季のう ちの春部分を撮影、使われなくなった古い和室にて公開致します。
★新生呉羽 ダンス:存在の夢 「神話の未来」 存在の夢と名づけた即興のダンスを続けています。空や地形、そこに住む人々、私 を取り巻くすべてが表現に作用します。どのような場所にあっても、その空間なら ではの声に耳をかたむけたダンスの方法を作り出すこと、瞬間瞬間の行為の選択が 「こんなのも、ありだよね」などと、選択の勇気を喚起するようなダンスをしたい です。
★原仲祐三 「島国JAPANの土を集めるプロジェクト」 日本中の様々な土地の土を集め、ペットボトルに入れて展示します。人間の手によ って容易に変えられないもの・・それは、その場所の「土」ではないでしょうか?
★ヒグマ春夫の 「ミズの記憶・記憶する水」プロジェクトは、 1999年7月22日沖縄からスタートしている。このプロジェクトは、水を採集するこ とから始まっている。水と月をテーマにし、人間の本源を問いただそうとしてい る。水は能動的存在であり、月は眺める抽象である。
★広田美穂  「どこへ向うのか」「川口のキツネはどこに?」「キツネの伝言」 川口に数多く残るお稲荷さんを訪ね、お話を聞きながら、過去から未来へ手渡され る思いは何かをキツネに登場してもらい、考えます。本一通りの永瀬邸オリと芥の 2ケ所での表現は、随分違うニュアンスになります。また、フリーダイヤル(24 時間アクセス可能、無料)での「キツネの伝言」も、あります。
★丸山常生 「Faraway, so close」・「トランジション」シリーズより                         

 (パフォーマンス) 私たちの身近なものと、遥か遠くにあるものを結びつける想像力を刺激するパフォ ーマンス。例えば、空と大地、体と都市など。その想像力は、環境をより良く知 り、考え、人の営みを振り返る原動力となります。

★丸山芳子  「遠くからの声」(インスタレーション) 元鋳物工場のスペースに、石膏でつくった川口のみなさんの手が河のように連なり ます 。私達が生きている今、そして世界を、時間・空間として感じられるよう に。

★山岡佐紀子 「時間の底板プロジェクト」 個人、地域社会、民族の持つ歴史という記憶と、その喪失に興味がある。作品で は、パフォーマンスというシュミレーションな方法で記憶を繋ぎ直し、喪失部分を 再創造したり、ごく単純なアクションを重ねて見せることで、日常の人々の姿に、 別の視線を向けるイメージを提供したい。

■協賛のお願い このイベントに対して協賛金も募集しています。

個人協賛 1口   1,000円 企業協賛A1口  10,000円 企業協賛B1口 100,000円
協賛金受付郵便振込み口座は 「00100−5−759365   BetweenECO&EGO実行委員会」です。

まだまだ、必要経費分集まっていないとのことです。1口でも結構ですので、こち らもどうぞご協力をお願いいたします



 ご購読・ご利用規約
 
 ご意見、ご感想、ご要望をお聞かせください。
 掲載された記事を許可なく使用することはご遠慮ください。
 ご紹介または転載等のご相談は下記までお願いします。
 掲載している情報は各人の責任においてご利用ください。
 『S−Report』は既存の配信システムや問題になっているマイクロソフト社のメーラーを使わず「独自の配信システム」で配信しており、ホストマシン自体にもファイヤーウォール、「最新のワクチン」を導入し必ずチェックを行い対策を とっておりますのでご安心ください。