『S−Report』  6/3号  空き地から始まった持続可能な世界 


 東京都足立区の「足立グリーンプロジェクト・六町エコプチテラス」は区画整理事業用地として7年以上放置された空き地でした。
  「そこが地域住民の手により開墾され、緑いっぱいの菜園に変わり、シティ・ファーマー達の憩いの場になりました。野菜や花畑、ドジョウの泳ぐ池もあるガーデンは、土の匂いでいっぱいです。人が集い、笑いあい、いっしょに耕すことで、新しい地域のつながりが生まれました。」
 「足立グリーンプロジェクト・六町エコプチテラス」より

  しかし、これは単なる共同菜園ではなく、目的には市民の生ゴミの共同処理であり、緑化は地球温暖化対策で行われています。地域のおじちゃん、おばちゃんと若者がこの街角の農園に集い、ゴミ減量、温暖化防止の緑、そしてビオトープもつくってしまいました。

 5月23日、グリーンパル・カフェ Vol.6 「野菜と笑顔があふれる空き地〜コミュニティを復活させた都市菜園の新たな可能性〜」がその六町エコプチテラス(主催 グリーンパル(NPO birth プロジェクト) / 足立グリーンプロジェクト 後援 足立区まちづくり課 / 財団法人足立区まちづくり公社)で開かれました。

 青空の下ではありませんでしたが会場の空き地の畑で足立グリーンプロジェクト代表の平田裕之さんにより「足立グリーンプロジェクト・六町エコプチテラス」とは何かという説明がありました。
 地球環境悪化と普段の生活と具体的に結びつけることき難しいのですが、このグリーンプロジェクトは「足元から考えるエコ活動」を実践できる環境を提供することを目的としています。

 つまり、「足立グリーンプロジェクト・六町エコプチテラス」は環境問題が「見える」「学べる」「手が出せる」ようにできる場所です。


環境問題が見える  ヒートアイランド対策 

 ⇒ キウイ棚の設置  地球温暖化対策
 ⇒ ゴミの堆肥化  
 ⇒ ビオトープ 生態系  
 ⇒ 水資源 雨水収集タンクの設置 

環境問題が学べる 「見える」ことから「学ぶ」ことへ

 例えばキウイ棚の設置によるヒートアイランド対策を見て、ヒートアイランド現象の根本問題について学んでもらう。
 地中の水分が葉の裏から蒸発される際、エネルギーを消費することにより気温の上昇は抑制される。また、葉が地面を覆うことで、地表の温度そのものも上がらない。 環境問題の根本原因を紹介。

環境問題に手が出せる 「学ぶ」ことから「私達にできること」へ

 例えばヒートアイランド現象抑制には、水分の蒸発が必要ということを「学んだ」。そこで、お風呂の残り湯をエコプチテラスに運び、キウイの周りにまくことで、対策への参加ができる。  個人としてできること、企業としてできること、行政としてできることを紹介。

 「足立グリーンプロジェクト」   http://www.greenproject.net/modules/nsections/index.php?op=viewarticle&artid=1

 東京都練馬区で400年続く農家であり、1997年より都市住民に野菜づくりを指導する農業体験農園「大泉風のがっこう」(NPO法人)をはじめた白石好孝さんは都市農業の立場から町中の畑について語っていました。  これらのお話を聞き「空き地から始まる持続可能な世界」のあり方という大きなおみやげを会場の空き地の畑でご近所の皆さんが準備をしていた午後のバーベキューに心を残しながら会場をあとにしました。

  足立グリーンプロジェクト http://www.greenproject.net/

  出展のご紹介 



 埼玉こどもサポーターズコミュニティ設立総会

 主 催  埼玉こどもサポーターズコミュニティ設立準備会
 日 時  6月6日  9:45〜  
 場 所 埼玉県大宮合同庁舎 3階大会議室  
 内 容 設立総会・意見交換会 交流イベント(遊び体験コーナーなど)・展示ブース


  イべントのご紹介

CBN コミュニティ・ビジネス・ネットワーク主催 コミュニティ・ビジネス・スクール(03年度第5回例会)

【演題】  『コミュニティ・ビジネス起業の“つぼ”』  〜実践的立ち上げノウハウなど〜

【講師】 CBN事務局長 鵜飼 修 さん

【概要】 「コミュニティ・ビジネス起業マニュアル」著者の鵜飼さんを講師としてお招きし、コミュニティ・ビジネスの立ち上げノウハウを学ぶ勉強会です。 自らの「やりたい!」という思いが、どうやったらコミュニティ・ビジネスやNPO活動になりうるのか?鵜飼さんご自身が実践されている様々な活動事例をお聴きしながら、そのコツを学びます。 コミュニティ・ビジネスをはじめたい!という方必修の講座です。

【日時】 平成16年6月7日(月)19時00分〜20時30分  (18時45分から受付)

【会場】JR山手線 五反田駅徒歩7分  「(株)計画技術研究所 会議室」  
     品川区西五反田7-17-3五反田第2長岡ビル4F  (地図が必要な方はご連絡下さい)

【定員】15名(先着順) 【参加費】 CBN正会員:2,000円 CBN賛助会員:3,000円 CBNボランティア会員:1,000円 一般:4,000円 (その場で賛助会員のお申し込みもできます)

【申込方法】 「CBN事務局CBスクール係」まで 「メール」にて参加お申し込み下さい。
・お名前、・連絡先(メールアドレス)、・ひとこと  をお知らせ下さい お申込用メールアドレス cbn_ml-owner@yahoogroups.jp

【講師略歴】 鵜飼 修(うかい おさむ)
1969年 東京都大田区生まれ  コミュニティ・ビジネス・ネットワーク事務局長。 コミュニティ・ビジネスに関する講座を各地で開催。 本業は会社勤めの普通のサラリーマン。その傍ら、CBN事務局長をはじめ、各地で様々な活動を展開。

主な著書 『コミュニティ・ビジネス起業マニュアル』ぎょうせい 『テーマコミュニティの森』ぎょうせい

  ご紹介


 
 日本社会教育学会六月集会

  日時:  6月5日(土) 13:30〜16:30 (受付:12:30〜)  6月6日(日)  9:30〜16:00 (受付: 9:00〜)

  会場: 東京都立大学 (八王子市南大沢1−1)  参加費 1,500円


[第1日]6月5日(土)13:30〜16:30

●プロジェクト研究「NPOと社会教育」 自治体NPO政策と社会教育行政

司 会  手打 明敏(筑波大学)

報告T 自治体NPO政策の現状と課題 松下 啓一(大阪国際大学) 報告U 社会教育行政とNPOとのパートナーシップ−全国調査の結果をふまえて 笹井 宏益(国立教育政策研究所) 報告V 自治体政策における社会教育とNPOの位置と可能性 南里 悦史(九州大学)

●プロジェクト研究「社会的排除と社会統合」 社会的排除問題と社会教育研究の課題

司 会  姉崎 洋一(北海道大学)

報告T 社会的排除と地域社会教育実践の課題 鈴木 敏正(北海道大学) 報告U社会的排除と社会教育の課題−シチズンシップ論の視点から− 高橋 満(東北大学) コメンテーター 上杉 孝實(龍谷大学)


[第2日]6月6日(日)9:30〜16:00

●プロジェクト研究「グローバリゼーションのもとでの社会教育・生涯学習の未来」 (9:30〜12:00)

  グローバリゼーションのもとでの持続可能な開発のための教育(ESD)と社会教育 司 会 米村 健司(早稲田大学) 前平 泰志(京都大学) 報告T 国連持続可能な開発のための教育の10年の可能性と課題  降旗 信一(ESD−J) 報告U グローバリゼーションのもとでの社会教育研究の課題と展望 −50周年記念国際シンポジウムを踏まえて− 笹川 孝一(法政大学)

報告V グローバリゼーションと地域の対抗的構造−非営利・協同の可能性− 山田 定市(北海学園大学)

●ラウンドテーブル(13:00〜16:00)

(1) 実践を共同でふり返る

 コーディネーター  水野 篤夫((財)京都ユースホステル協会) 倉持 伸江(((お茶の水女子大学大学院)  

 報告者 阿比留 久美(早稲田大学大学院) 杉野 聖子(国立市子ども家庭支援センター)長谷川 卓哉(広場あすなろ) 富岡 克之・七澤淳子(横浜市青少年交流センター)他

(2) 多文化・多民族化社会と社会教育

 コーディネーター  長澤成次(千葉大学)  佐久間孝正(立教大学)  

  報告者 佐久間孝正(立教大学)笹川孝一(法政大学)

(3) 大学改革と地域社会  

  コーディネーター   大串隆吉(東京都立大学)  

  報告者  姉崎洋一(北海道大学) 大串隆吉(東京都立大学)

(4) 自立支援と社会教育

  コーディネーター   岡幸江(埼玉大学)  

  報告者 松浦崇(名古屋大学大学院) 新谷周平(千葉大学) 石井山竜平(静岡大学)   

■交通案内  

《最寄り駅まで》 ・京王新宿駅から   

  京王線特急で「調布」駅まで、京王相模原線(橋本行き)に乗り換えて「南大沢」 駅下車徒歩5分 ・渋谷駅から   京王井の頭線急行で「明大前」駅へ、京王線特急で「調布」駅まで、京王相模原 線(橋本行き)に乗り換えて「南大沢」駅下車徒歩5分

■日本社会教育学会  
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssace/index.html

  ご紹介


 中野アシビアフタヌーン(第5回 中野アシビナイト) 中野北口広場 de ZOO!

日時:04年6月6日(日) 12:30〜19:00

場所:中野北口広場(JR中野駅北口下車徒歩1分・中野サンプラザ前) 雨天中止/小雨決行 入場無料 カンパ歓迎

プログラム:ポニーの馬車&動物広場(〜15:30ごろまで)、ティピ村、紙芝居、粘土遊び&昔の遊び、フリーコンサート(子どもエイサー、フォルクローレ、モンゴル音楽 他)など

●飲み物・食べ物・敷物は各自ご用意ください。
●ゴミは各自お持ち帰りください。

主催:中野北口広場の将来を考える会(090-7214-4503 當眞)
後援:中野区

※このイベントは、「2004年度・中央ろうきん助成プログラム」の助成を受けています。 今年も、中野駅北口広場がもつ可能性を引き出し、大いに遊び、広場のあることのシアワセをかみ締める、という趣旨の実験的シリーズイベント「中野アシビナイト」を開催します。

 今年度第一弾となる「第5回中野アシビアフタヌーン」では、広場に「動物」(=イノブタ&ポニー)がやってきます! 都市に暮らす人々には、大人・子どもを問わず、ペット以外の生き物に触れる機会がなかなかありません。そして、中野駅北口広場は、駅前のとても便利な場所にあります。たった1日でも、ここに動物がいたら、広場がいっきに愉快な空間に変身するんじゃないかしら? 都市計画上「道路」である中野駅北口広場に、「動物」をもちこむ――。 法律上、どんな問題があるのか? 果たしてそれはクリヤできるのか?   ポニーやイノブタのうんこやおしっこは法律上どう位置付けられるのか?  道路交通法上、豆ポニーが引く馬車はどう位置付けられるのか? こんな風にして、大の大人が、あれやこれやと考えぬきました。

  そして区役所をはじめ、各行政担当者の皆さんのご理解とご尽力のおかげで、広場のもつ「新たな可能性」が見えてきました。 今回の「中野北口広場de ZOO」は、この可能性を、広場で「現実化する」イベントでもあります。 また、「動物」を連れてくることをきっかけに、本会のメンバーのイメージもさまざまに膨らみました。 馬車を運行させて<広場のなかの小さな旅>をつくるのはどうかな?、せっかく藁を持ちこむなら、そこで寝られるようにしよう、傍にはススキで小さな「隠れ家」もつくろう、空には月に見たてた風船を上げよう、紙芝居もやってみよう、屋外で粘土遊びも楽しいね、やっぱり音楽がないと寂しいよね、などなど――。 どうぞ遊びに来てください。そして、一緒に遊びましょう。 また、取材も大歓迎です。裏話も満載ですから。 中野駅北口広場を、中野のまちのまっしろな画用紙に見たて、何枚も何枚も絵を描いていくことを通し、まちの広場のもつ可能性を探り、広場があることによって、どのようにまちが「豊か」になるのか、それは広場のもつどんな特徴ゆえなのか、真剣に遊びながら考え、提案して参ります。

  6月6日日曜日、大雨でなかったら午後0:30〜19:00に、中野駅北口広場でお待ち申し上げます。

  ご紹介



 お世話になったまちむらの方のいたふるさとプラザ東京が5月26日からサービスを再開します。

   「ふるさとプラザ東京」はまちむら交流きこう本部内(中央区八重洲1−5−3不二ビル8階)へ移転して、5月26日(水)からサービスを再開します。新しいプラザで皆様のお越しをお待ちしております。

 ◎新プラザの業務内容

 ■グリーン・ツーリズムコンシェルジュによる相談サービス
 ■グリーン・ツーリズム情報の発信(情報提供やメールマガジンの発行)
 ■「グリーン・ツーリズム図書館」ライブラリーの整備

  グリーン・ツーリズム等都市と農村の交流に関する図書を整備ます。  
   ○グリーン・ツーリズム、農林漁業体験に関する資料  
   ○特産品、地域産品、農産物直売所、市民の農園に関する資料
   ○名所旧跡、観光に関する資料
   ○UJIターン、田舎暮らし、新規就農に関する資料
   ○農村生活文化、祭り等の資料
   ○地域活性化、地域づくりに関する報告書等
   ○都市農村交流、グリーン・ツーリズム、地域PR等のビデオ

  ※そのほか、一般配布用の各種体験交流、観光パンフレットの収集と配布をします。
    資料を閲覧資料として、本ライブラリーへご寄贈いただけます方は、下記へお送りいただけますようお願い申し上げます。

   新所在地 〒103−0028 東京都中央区八重洲1―5−3 不二ビル8階
   (財)都市農山漁村交流活性化機構 内  
   電話番号 03−3548−2310(従来と同じ)    新・ファクシミリ番号 03−3276―6771


  NPOユニバーサルデザイン・ステップのイべントのご紹介


 NPOユニバーサルデザイン・ステップでは川口ボランティアサポートステーションでの小学校の総合的学習の時間でユニバーサルデザインのお話、体験ワークショップをします。

 タイトル「ユニバーサルデザインの調査隊になろう」  

  主 催 川口ボランティアサポートステーション      
  場 所 川口ボランティアサポートステーション(川口市)

  日 程 6月16日(水)午前中(予定)

◆総合的な学習の時間など◆  

川口市 東領家小学校 6月13日(日)午前中(予定)   

川口市 教員夏期講習    7月22日(木)9時30分〜11時40分  

「教師のためのボランティア講座」教員夏期講習
 
 川口市内の小学校の先生の学習会(於.リリア11F大会議室)  
 「ボランティア活動の紹介」(体験事例として)    
  ・車イス体験発表場面
  ・パネルやパワーポイントによる発表

◆ボランティアネット川口◆  

 NPOユニバーサルデザイン・ステップはボランティアネット 川口で発表します 。  

 主 催 ボランティアネット川口  
 場 所 川口ボランティアサポートステーション(川口市)  
 日 程 7月10日 17時30分


 NPOユニバーサルデザイン・ステップのサイト更新しました。
  http://www.e-tiiki.net/u/

 NPOユニバーサルデザイン・ステップの活動のぺージ作りま した。
  http://www.doblog.com/weblog/myblog/11786

  メディアリテラシー講座 



 2004年度山口情報芸術センター  『メディアリテラシー講座 〜社会を学ぶ・メディアに学ぶU〜』   

  場 所:山口情報芸術センター  
  運 営:山口情報芸術センター市民委員会

 子どもたちのメディアリテラシーの向上と,メディアへの理解を通して積極的に社会に参画しようとする態度の育成を目的に,「YCAM子ども情報局」を実施する。
 対象は山口市内および近郊市町村の小・中学生20名程度を公募にて選抜し,新聞・写真・テレビ等の様々なメディアを通した情報制作から発信までを体験する。 制作した新聞,写真,番組等は公開するとともに,「(法)オリンピックセンター・子ども放送局」等を通じて全国的な発信も試みる。

 このプログラムの内、 「メディア体験@〜取材〜」 

   7/11(日)13:30-16:00  −「アフター5座談会」 
        17:00〜19:00

 長岡素彦(「千代田こどもまちの記者」文化発掘隊、市民メディア記者) 「子どもまちの記者による地域発掘と広報」を事例に子どもの視点からみた情報発信のあり方や取材方法などについて学ぶワークショップ。

  イペントのご紹介  



 環境とアートの国際イベント「Between ECO&EGO」(エコとエゴのはざまで)が5月〜6月にかけて、川口市内各地にて開催されます。

■ECO&EGOとは? 環境をテーマとした、国際アートプロジェクトのことです。 「ECO」とは私たちの身の周りの環境についてのこと、「EGO」とは私たち一 人一人が生活して行く上でいやおうなく出てくる欲求をさします。 この不可欠なふたつのはざまをみつめ、環境への問題意識を持ったアーティスト が、その作品を川口市内各地に展示します。 http://www.eco-ego.net

■開催期間 5月29日〜6月20日

■主な開催場所

・川口アートファクトリー 川口市元郷2−15−26(エルザタワーの近くです)
・旧日光御成街道川口宿各所   川口市本町と金山町
・川口銀座商店街 樹モール周辺 ・朝日環境センター
川口アートファクトリーと朝日環境センター間の移動には、自転車の貸し出しがあります。嬉しいサービスですね。

■主催 Between ECO&EGO実行委員会
  共催 KAWAGUCHI ART FACTORY
  後援 在日ギリシャ大使館 川口市 川口市教育委員会 川口商工会議所  
  助成 (財)花王芸術・科学財団 独立行政法人 国際交流基金  (財)UFJ信託文化財団 
      (社)企業メセナ協議会認定  芸術文化振興基金
 協賛 (株)キリンビール 大七酒造(株)メガネバザール川口店  (株)エンプラス
 協力 朝日環境センター 本一商店街 まちのこし集団かわぐち塾  川口銀座商店街 樹モール燦ギャラリー 早稲田大学川口芸術学校 川口市民環境会議 eぎゃらりー川口 (株)日田工芸 その他

■お問い合わせ  048−222−2369(金子)  080−3443−5421

■内容

 (アーティストの作品内容です)

★池田一 「80,000リットルの水箱」 1000人の人が一日生活するのに必要な水の量(80,000リットル)が入る「水 箱」を「川口水工場」で製作。その「80,000リットルの水箱」を、世界の4 8ヶ国が水不足になると予測される2025年に向けて、移送しようというプロジ ェクト
★石川雷太 「フラグメント・プロジェクト」「Flashpoints」、他 鉄パイプや鉄板、ガラス、文字など、様々な素材を使って、社会や人間の心のシス テムに潜む矛盾や問題を顕在化させる作品を制作。誰でも書き込み自由の黒板型の 作品「フラグメント・プロジェクト」などを設置します。
★伊丹裕 「磁場=意識場」をコンセプトに、地球磁場と環境の関係性を探り、地球環境改善 を図るプロジェクト「惑星磁場修正計画」が行われた。その記録と使用されたエレ メント(装置・物質など)を紹介します。 ★兼古昭彦 「divide3.0」 旧リサイクルセンター(別称:芥ミュージアム)に、多数のビデオカメラを設置 し、その場所でしか得ることのできない映像を素材とした作品を制作、展示しま す。
★川上香織 川口のマンション化や開発建設に伴う“環境”に着目し、解体に伴って廃材となっ た大量の鉄筋にて彫刻作品を制作します。 今回はKAF内の自身のアトリエにて、制作を公開します。
★高野浩子 「廃材の大変身」 建築の役目を終えた木材や、家具になり損ねた端材などの木工廃材から、ペーパー ナイフやキーホルダーを制作されています。
★小瀬村真美 「四季草花図 -春-」 今回は「四季草花図」と題し、春と夏、又は春から秋の幾とおりかの時間が混在し た特殊な風景画を映像を用いて制作しようと考えています。ECO&EGOでは四季のう ちの春部分を撮影、使われなくなった古い和室にて公開致します。
★新生呉羽 ダンス:存在の夢 「神話の未来」 存在の夢と名づけた即興のダンスを続けています。空や地形、そこに住む人々、私 を取り巻くすべてが表現に作用します。どのような場所にあっても、その空間なら ではの声に耳をかたむけたダンスの方法を作り出すこと、瞬間瞬間の行為の選択が 「こんなのも、ありだよね」などと、選択の勇気を喚起するようなダンスをしたい です。
★原仲祐三 「島国JAPANの土を集めるプロジェクト」 日本中の様々な土地の土を集め、ペットボトルに入れて展示します。人間の手によ って容易に変えられないもの・・それは、その場所の「土」ではないでしょうか?
★ヒグマ春夫の 「ミズの記憶・記憶する水」プロジェクトは、 1999年7月22日沖縄からスタートしている。このプロジェクトは、水を採集するこ とから始まっている。水と月をテーマにし、人間の本源を問いただそうとしてい る。水は能動的存在であり、月は眺める抽象である。
★広田美穂  「どこへ向うのか」「川口のキツネはどこに?」「キツネの伝言」 川口に数多く残るお稲荷さんを訪ね、お話を聞きながら、過去から未来へ手渡され る思いは何かをキツネに登場してもらい、考えます。本一通りの永瀬邸オリと芥の 2ケ所での表現は、随分違うニュアンスになります。また、フリーダイヤル(24 時間アクセス可能、無料)での「キツネの伝言」も、あります。
★丸山常生 「Faraway, so close」・「トランジション」シリーズより                         

 (パフォーマンス) 私たちの身近なものと、遥か遠くにあるものを結びつける想像力を刺激するパフォ ーマンス。例えば、空と大地、体と都市など。その想像力は、環境をより良く知 り、考え、人の営みを振り返る原動力となります。

★丸山芳子  「遠くからの声」(インスタレーション) 元鋳物工場のスペースに、石膏でつくった川口のみなさんの手が河のように連なり ます 。私達が生きている今、そして世界を、時間・空間として感じられるよう に。

★山岡佐紀子 「時間の底板プロジェクト」 個人、地域社会、民族の持つ歴史という記憶と、その喪失に興味がある。作品で は、パフォーマンスというシュミレーションな方法で記憶を繋ぎ直し、喪失部分を 再創造したり、ごく単純なアクションを重ねて見せることで、日常の人々の姿に、 別の視線を向けるイメージを提供したい。

■協賛のお願い このイベントに対して協賛金も募集しています。

個人協賛 1口   1,000円 企業協賛A1口  10,000円 企業協賛B1口 100,000円
協賛金受付郵便振込み口座は 「00100−5−759365   BetweenECO&EGO実行委員会」です。

まだまだ、必要経費分集まっていないとのことです。1口でも結構ですので、こち らもどうぞご協力をお願いいたします



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