『S−Report』  3/18号  地域通貨ワークショップ 『地域通貨“彩”考!』 もう一度地域通貨−8  


 『地域通貨“彩”考!』は「魅力の地域通貨を広めよう! 地域通貨で生きいきした地域活動を!」をテーマとして「こども夢未来フェスティバル2004」のテーマルームの一つとしてこども夢未来フェスティバル 2004実行委員会地域通貨テーマルーム実行委員により開催されました。
 「こども夢未来フェスティバル2004」は主催はこども夢未来フェスティバル 2004実行委員会・埼玉県・埼玉県子育て環境づくり推進協議会(後援 埼玉県市長会・埼玉県町村会・埼玉県教育委員会・埼玉県社会福祉協議会)で、今年は「〜ココで心に灯をともそう みんなの鼓動がウェーブになる」ということで行われました。  

 はじめに嵯峨生馬氏(日本総合研究所)が地域通貨についてレクチャーがおこなわれました。

 第一部の”いまどうなっているの?”ということでファシリテーター嵯峨生馬氏、アドバイザー長岡素彦(地域情報研究所)により、さいたまの各地域通貨の運営者により事例報告と質疑がおこなわれました。

 生活クラブ生協埼玉の地域通貨「エッコロ」(県内)は生活クラブ生協の会員を基礎としながら、いろいろな助け合いの仕組みのひとつとして「たすけあい地域通貨エッコロ・マネー」を活用しています。

  エッコロマネーweb http://www.eccolo.net/

 川口市の地域通貨「キューポラ」(川口市内)は市制施行70周年記念事業の一環として、環境に対する関心や環境活動への参加を高めるために「かわぐち環境通貨“キューポラ”」を活用しています。

かわぐち環境通貨“キューポラ” http://web.city.kawaguchi.saitama.jp/ka/web_p01.nsf/0/E16CEA8425360D4B49256D7A002C1AC4?OpenDocument

 地域通貨戸田オール運営委員会の地域通貨「オール」(戸田市内)は市民が検討を重ね、地区のコミュニティ協議会の協力を得て「地域通貨戸田オール」を実証実験として取り組んでいます。

地域通貨戸田オール運営委員会 http://www.toda-oar.net/

 特定非営利活動法人コミュニティ活動支援センター埼玉支部の地域通貨「デナリ」は(上尾市内/聖学院大学内)は大学内で助け合いなどに使われています。
コミュニティ活動支援センター 埼玉支部 http://dept.seigakuin-univ.ac.jp/dept/npo/denari.htm

 ふれあい通貨「元気」運営委員会の地域通貨「元気」(入間市内)は入間地域通貨研究会から始まり、市民活動を活性化しネットワークづくりを目的として地域ふれあい通貨「元気」が使われています。

こちら、ふれあい通貨「元気」です。 http://www5.ocn.ne.jp/~genki-ii/index.htm  

  ナマケモノ倶楽部の地域通貨「ナマケ」(広域)は国内のいろいろな活動以外にフェアトレードとエクアドルの環境活動支援なども含む幅広い活動に使われています。

  ナマケモノ倶楽部 http://www.sloth.gr.jp/aboutus/namake.html

 地域通貨レインボーリング運営委員会の「RR」(Rainbow Ring)(広域)はつなげる、たすける、ひろげる、そだてる、かえるを目的に様々な活動で使われています。

  レインボーリング − 未来への挑戦 − http://www.rainbow-ring.net/  

 また、嵯峨氏より自身が参加しているアースディマネーの説明もありました。
 特定非営利活動法人アースデイマネー・アソシエーション(edma)の「r」(アースデイマネー) を使って地球環境や社会に貢献と個人・企業をつなぐ活動をしています。

  アースデイマネー - Change your money, Change your world. http://www.earthdaymoney.org/  

  第二部は”みんなで話そう!” テーマ「ワクワクドキドキ『地域通貨』で楽しい人の輪づくり!」 ということでファシリテーター嵯峨生馬氏、アドバイザー小池清一氏(ぶぎん地域経済研究所)により、これからのさいたまの地域通貨を考えるワークショップが行われました。

 まず、北澤裕美子氏(特定非営利活動法人 彩の子ネット、こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会) より「こども夢未来交換リング 地域通貨“彩”とひろげたい!」というテーマで提案があり、それに答えて、これから「彩」と各地の地域通貨の連携について討議されました。

 こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会の地域通貨「彩」(県内)は彩の子ネットのネットワークと連携して「こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"」で活動しています。

 こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩 http://www.sainoko.net/newb.html
 
 最後に、地域通貨レインボーリング運営委員会による「地域通貨体験ワークショップ」が一時間にわたって行われました。
 また、参加した地域通貨団体や関係団体(芝浦工業大学中口研究室、彩コミュニティCSOネットワークなど)のポスターセッションも行われた。

 各地の地域通貨の実践報告や地域通貨の連携の討議、そして、地域通貨の体験ワークショップとこれからの地域通貨のために有意義なワークショップでした。

 今回の『地域通貨“彩”考!』の実施にあたり、特定非営利活動法人 彩の子ネット、こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会、こども夢未来フェスティバル 2004実行委員会の皆様及び、参加地域通貨・参加者の皆様には感謝します。

  地域情報研究所の講座・出展予定  


 環境まちづくりフォーラム・埼玉

 主   催  環境まちづくりフォーラム・埼玉実行委員会
 日   時  3月28日(日)10:00〜
 場   所  埼玉県川越福祉センター
 内   容 

  埼玉で活発化している環境まちづくりにつながる活動の交流を図り、個別のグループ活動では突破できない環境まちづくりの課題を解決してゆくためのプロジェクト創出を狙いとしたフォーラム


  イベントの予定  


  コミュニティ・ビジネス・ネットワーク事務局長鵜飼修さんからです。

CBN コミュニティ・ビジネス・ネットワーク主催
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コミュニティ・ビジネス・スクール(03年度第4回例会)
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今回はお二方の講師をお招きして実践的な取り組み 学びます! みなさまのご参加お待ちしております!

【講座1】 演題:『シニアが知恵と技術を生かして協働のまちを創る』 −テレワークによる新しい地域事業の形態−
       講師:NPO法人シニアSOHO普及サロン・三鷹  代表理事 堀池喜一郎氏

 高齢化社会の新しい姿として注目を集める東京三鷹。 ここでは、まちづくりに元気なシニア世代が活躍しています。元気の秘訣はテレワーク。つまりインターネット上での事業展開です。テレワークを活用した独自の事業手法は、人々の輪を広げ、活気ある地域を創造し、全国各地に展開するに至りました。この活動の先駆者である堀池氏にその秘訣をご紹介いただきます。

【講座2】 演題: 『“まちなか工房”の試み』
       講師:(株)都市産業研究所 伊藤 清武氏 

  「まちなか工房」は、東京北区十条の空き店舗を使った、モノづくりフリースペースです(半年間のパイロットプロジェクト)。 現在、各地で「モノづくり」がまちの元気づくりの要素として注目されています。北区は町工場が多くモノづくりの下地が十分にあるところ。さてそこでモノづくり拠点は成立したのでしょうか?その試みと顛末をご紹介いただきます。

【日時】  平成16年3月29日(月)  19時00分〜21時00分(18時45分開場)  

 プログラム:   18時45分開場   19時00分〜19時05分 オリエンテーション
  19時05分〜19時50分 講座1(45分間)   『シニアが知恵と技術を生かして協働のまちを創る』  
  19時50分〜20時35分 講座2(45分間)   『“まちなか工房”の試み』  
  20時35分〜21時00分 質疑応答(25分間)
  21時00分終了 

  尚、終了後に会場の近くで懇親会を開催いたします。(会費3,000円程度で実費)

【会場】 早稲田大学120号館4−205会議室   (先端生産システム研究所:新川扱い)、
  注!大学の窓口では案内していませんので、問い合わせは090−2566−0723(新川携帯) までお願いします。
     住所:新宿区早稲田鶴巻町513   東西線早稲田駅から徒歩5分

【定員】先着30名

【会費】     正会員:2,000円 賛助会員:3,000円 一般:4,000円

【申し込み方法】

@お名前 A連絡先メールアドレス及び電話(会員はいずれも不要) B懇親会の参加の有無 を記載の上、MLか事務局まで「メール」でご連絡下さい。
申込先:CBN事務局 鵜飼 YRP00224@nifty.ne.jp

【お問い合せ先】CBN事務局 鵜飼 070-5564-0363

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