今年の年度計画”e-tiiki.net 03”のキーコンセプトは情報プラットフォームです。 しかし、この情報プラットフォームには多様な定義があります。 まず、学的な定義として まず情報プラットフォームの定義を明確にしておこう.情報プラットフォームとは情報を集めて組織化するところ(収集・構築),保存しておくところ(蓄積),流通するところ(流通),情報を取り出し利用するところ(利用)となる共通基盤とみなすことができる.つまり情報プラットフォームは,情報コンテンツなどの構築・蓄積・流通・利用の利便性を支援するものである.情報流通プラットフォーム,アプリケーションプラットフォーム,ソフトウエアプラットフォームなどがその例である.情報流通が係わる様々な過程でプラットフォームは有効に機能する。 「2.1 情報プラットフォームの概念」「情報プラットフォームの概念とその技術課題」 小野欽司、丸山勝巳 NII Journal 国立情報学研究所 No.3 (2001.11) ここでは、情報プラットフォームは「情報コンテンツなどの構築・蓄積・流通・利用の利便性を支援する」ものです。 「情報プラットフォーム」とは、インターネットを使って、知識や情報に基づく協働作業を、広く社会的に行う仕組みの一つである。今井・国領両教授は、「プラットフォーム・ビジネス」を「第三者間の結び付きを作り出すような『場』を運営するビジネス」と定義した。これに倣えば「情報プラットフォーム」とは、「知識や情報に基づく協働作業を行うために、第三者間の結び付きを作り出すような『場』を運営する活動」と定義することができる 。 「『情報プラットフォーム』の概念 」「『情報プラットフォーム』と新しい経済社会活動」 山内康英 経済産業ジャーナル 経済産業調査会、2001年8月号 ここでは、情報プラットフォームは「インターネットを使って、知識や情報に基づく協働作業を、広く社会的に行う仕組み」です。 このように、学的には情報プラットフォームはビジネスにおける「プラットフォーム・情報プラットフォームの考え方」を取り入れたもので、インターネットを使って情報・コンテンツなどの情報流通過程を支援したり、協働作業を広く社会的に行う仕組みとして定義されています。 つまり、この情報プラットフォームは 1.情報 知識やコンテンツのネット上での発信・共有・交流などの情報過程及び基盤のことであり、 2.これらのネットでの情報過程に基づいて協働作業を社会的に行う仕組み 3.そして、それを支援する仕組み です。 私たちは情報プラットフォームを広く捉えて、単に固定的なサイトや情報システムではなく、また、ネット上での発信・共有・交流などの情報過程にとどまらない「多様なメディアによる情報支援・サポートの仕組み」として考えています。 地域には「ICT(IT)情報基盤」として行政地域ポータルサイトや商業地域ポータルサイト、市民の活動ポータルサイトなどの目的をもつものや、趣味の合う人たちのサイトや個人的なのサイトや電子掲示板などがあります。これらの情報基盤であるポータルサイト・サイトや電子掲示板、インターネットテレビ・ラジオなどの情報が交流することによって情報効果を得るようにするものです。 地域には「ICT(IT)以外のメディア基盤・情報基盤」として活字メディア(新聞、商業誌や宣伝誌、ローカルペーバー・ローカルフリーペーバーやいろいろなグループの出すペーパー)や放送メディア(テレビ・ラジオ・地域ラジオ・ローカルFM)がありますが、これらが交流することによって情報効果を得るようにするものです。 つまり、 集権的に情報を集めたり、コントロールするのではなく、情報が集まる仕掛けをして、交流を図るというものです。 さらには、情報交流がアクションに結びつくようなものを目指しています。 特に、情報プラットフォームで忘れてはいけないのは二つの「人の要素を重視した情報化の仕組みづくり」です。 まず、ウェブサイトやペーパーの通信ができて、人に伝えることが定式化していくとそのメディアに頼りがちになり、また、そのメディアでコミュニケーションが中心になりがちになります。 そうならないために、人と人とのコミュケーションがあってメディアがあるということをこの情報プラットフォームにつくり込むことが必要です。 また、情報をウェブで「配信」したり「告知」したり、メーリングリストでやりとりすると、個人の情報環境・メディア対応能力や情報リテラシィの個人差による情報ギャップを生まれます。 そうならないためには、人が介在して、手助けして情報化がスムーズに進むような仕組みづくりが必要です。(情報化を手助けできる人・講師・相談員の役割を定めることなども含めて) 今後このような「情報プラットフォーム」を考えて、また、それに対する具体的な支援をしたいと思っています。 さて、このレポートでも「新たなネットワーク連携活動−地域の情報化・行政の情報化の先にあるもの」(3/27号)などで御紹介しましたようにこのような「情報プラットフォーム」にあたるものの試みは各地で行われています。 ここでは「情報プラットフォーム」にあたるものの取り組みについてこれからレポートしたいと思います。 (ということで、「eエンパワーメント-情報プラットフォーム」の連載を始めます。)
各地でアースデイが行われる予定です。 アースデイ東京 2003 【アースデイ・コンサート】 4/19-20 企画:アースデイ2003東京実行委員会 場所:代々木公園野外ステージ Stageに集うのは地球と自然への意識を共有している仲間たちです。 料金:無料 ※ステージエリアでは200円以上のカンパをお願いします ○4/19(土)−地球へのいのり〜オープニングとHULA− 12:00-13:30 オープニングセレモニー ・SANDIIによるOLI(祈り)チャント(唄) ・C.W.ニコル、安在、南兵衛、シキタ(司会) 14:05−14:30 プー カングァン 15:30−16:00 SANDII's HULA Studio LIVE 18:00−18:25 書道家・武田双雲 18:30−20:45 地球交響曲 ガイアシンフォニー第四番(映画) (14:00- ステージ前のテントにて、書道家・武田双雲が高さ6mの大きな布に書をしたためます! ) ○4/20(日)−地球のまつり〜LIVEとクロージング− 11:30−12:15 Majestic Circus 12:30−13:00 mongo DIVA 14:05−14:30 AKINO 15:30−16:00 Illusional 渋旗Musicians〜渋さ知らズ有志 16:15−16:45 GOCOO + GoRo 18:05−18:30 岡野弘幹と天空オーケストラ(クロージング) ※書道家・武田双雲、地球交響曲 ガイアシンフォニー第四番 上映は 企画:株式会社ファーストステップ、特別協賛:MITSUBISHI MOTORS http://www.gaiasymphony.com/ ガイアシンフォニー 【以下、アースデイ東京 2003の多様なイベント】 http://www.earthday-tokyo.org/2003/yoyogi.html
春を満喫するアースデイ版BeGood Cafe。 地球のことをゆっくり考えるコミュニティ・カフェです。 あなたの発言をお待ちします。 テーマ 『EARTH ぼくたちの地球白書』 2003年4月19日(土)14:00-21:00 14:15〜15:05 『ワールドウォッチ研究所 地球白書』発表 15:05〜15:20 MabeeπMimilin Feu.和完 パフォーマンス 15:20〜15:35 REAL⇔Virtual「植林システムソフト」紹介 15:35〜16:20 カンアキトシ/ライブ−1 16:40〜17:10 NPOインフォメーション 17:10〜18:00 アースデイTALK『地球人になろう!』 18:15〜19:50 ビーグッドTALK 『地球の歌枕を探して』 20:00〜20:40 白井貴子/ライブ−2 20:40〜21:00 サロン テーマ 『PEACE 未来のための平和学』 2003年4月20日(日)14:00-21:00 14:15〜15:30 オープンマイク 15:30〜15:50 SPOKEN WORDビデオ上映 16:00〜16:45 岡野弘幹と天空オーケストラ/ライブ1 17:00〜17:25 NPOインフォメーション 17:25〜17:50 きくちゆみ特別報告『イラク戦争と米国市民』 17:50〜19:50 ワークショップ『平和学 トランセンド入門』 20:00〜20:45 APE/ライブ2 20:45〜21:00 サロン ■会場■ TN プローブ(原宿表参道) 港区北青山 3-6-1 ハナエモリビル5階 *最寄り駅=営団地下鉄 表参道駅A1出口の上。JR/山手線原宿駅から徒歩8分。 *青山通りと表参道が交わる交差点から原宿駅方向へ80メートル。 東京三菱銀行のあるビルの5階。表にCITIBANKの看板あり。