ICT(情報通信技術)を駆使した今回の情報戦争(IW)では大きく『対指揮・統制戦』と『メディア戦』が行われています。
『対指揮・統制戦(Command and Control Warfare: C2W)』は軍事革命(RMA)以後の戦術で電子戦(EW)と言われるものも含み、例えば「E爆弾」といわれる電子兵器(HPM:
ハイパワー・マイクロ波兵器)や多様な方法により相手の軍事的ICT(情報通信技術)基盤を破壊し軍事的指揮命令系統(Command and Control)を切断するものです。
『メディア戦』は心理戦と言われるものも含み、メディアを最大限利用し、実際の戦闘を情報操作によって意図的に見せる、いわゆる”劇場型戦闘”を行うものです。
このことによりイラク攻撃の報道も”劇場型戦闘”を解説する”ある種のメディアリテラシィのような形”を取っています。
このことについてはご専門の方々のご意見を待ちたいと思います。