『S−Report』
1/1号 謹賀新年
謹賀新年
2003年
明けましておめでとうございます。
地域情報研究所は昨年立ち上げたばかりですが、この間、皆様方には多大なご支援を頂き厚く御礼申し上げます。
私たちは昨年、「地域」と「情報」をキー・コンセプトとして、「地域づくり」や 「地域活性化」のための情報支援や交流活動を行いました。そして多くの方々や団体 等との交流や情報交換をさせていただき、その結果、地域情報研究所のサイトで多く のユニークな情報を発信することもできました。まだ不十分とはいえ、他に類をみな いユニークな情報サイトを構築していくつもりですので、今年も皆様からの情報提供 等ご支援、ご協力、よろしくお願い致します。
しかし、地域情報研究所の活動全体としてみた場合、多彩多様な経験を踏まえた方 や団体等との交流を深める中で、自らの未熟さにより満足な活動ができなかったこと も事実です。そのため名前だけが一人歩きをしている観は否めません。こうした反省 に基づき、今年はより実体のある活動を展開したいと考えています。
地域情報研究所のキー・コンセプトである「地域」と「情報」は、今後ますます重要 性を増していくことになります。様々な地域で多彩な活動が行われており、NPOや NGOを含め地域に関わる人や団体等の役割がますます大きくなっていきます。
こうした中で、昨年、我々は活動を通じて、人や団体等の情報や情報交流の必要性、 それを行う仕組みや情報の蓄積・共有化が未成熟なこと、対外的なPRや情報発信の 必要性などを知ることができました。
このため、地域情報研究所では今年度「e-tiiki.net 03」というテーマで、情報プ ラットフォームづくりを進める考えです。情報プラットフォームとは、地域の情報基盤をつなぐことで情報の交流による「にぎわいとおうらい」を創出するアクションプ ランです。この情報プラットフォームは地域の活動や人、団体、情報等を有機的に結 合し、情報交流が行えるような仕組みづくりを目指すもので、地域情報研究所では地域および全国や全世界に向けた情報プラットフォームづくり・情報交流のためのサポートを行っていく予定です。 情報交流の量の増大、質の向上を図ることで、地域情報研究所が提唱する「にぎわいとおうらい」創造の一助としたいと考えており、また、それは十分に現実的であると考えます。
この「e-tiiki.net 03」については詳細がまとまりましたら、サイトおよびS−R eportで報告致します。
今年も地域情報研究所へのご支援、ご声援、よろしくお願い致します。
CyberLab − 2003年度のコンセプトとテーマ
「オルタナディブシフト−オルタナディブパラダイムシフト」
去年はユビキタスネットワーク時代への対応と情報格差や情報弱者、ネットの安全性やプライバシーの問題がテーマでした。
今年はさらにユビキタスネットワーク時代への対応の先にある世界を見通しながら、既存のパラダイムを超えて別のオルタナディブな世界を模索したいと思います。
オルタナディブシフト(オルタナディブパラダイムシフト)はたとえば、オルタナティブな政治や地域通貨を始めとするオルタナティブな経済、そして、オルタナティブツーリズムに至るまでいろいろな形でその姿を見せ始めています。
もう既に始まっているオルタナディブシフト(オルタナディブパラダイムシフト)の中で私たちもささやかながらそのお手伝いができれば幸いです。
2003年度のコンセプトとテーマ
1.コンセプト
基本コンセプト Bfree(従来通り)
年度コンセプト オルタナディブシフト−オルタナディブパラダイムシフト
2.年度テーマ
情報分野 情報計画の実施・ワークショップ型計画作成
地域分野 地域情報プロジェクト「地域情報研究所」
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