エキパイフランジ

 やっとというか、遂にエキパイのフランジを付けたのだ。今まではこんなとかこんないい加減な取り付けでダマシダマシ乗ってきた。しかし、かれこれちゃんとしようと考え始めて早5年が経とうとしているので、いい加減そろそろ加工に踏み切った。手元に100Vで使える半自動溶接機があったことも弾みになった。


ブルポン半自動


ブルポン半自動

 ヘダースとフロントパイプにコレクターフランジを溶接するのだが、位置決めが非常に重要。ヘダースのパイプ径は3インチ、フロントパイプは2.5インチなので、フロントパイプ側に3インチ−>2.5インチのレデューサーを付ける。
 まず、現状のパイプをカットする位置を決める。組み立てたフランジを当てがって、大体の位置にマークを入れパイプを切る。そして、もう一度ヘダースを組んでフランジがフロントパイプの方向に向くようにヘダースとフランジの接合面を斜めに削っていく。ヘダース側の位置が決まったら、同様にフロントパイプ側もちょっとずつ削ってぴったりくっつくようにする。
 再度ヘダースを外して先ほど仮組した位置にフランジを溶接する。ヘダースは中古を譲ってもらった物で元々フランジが溶接されていた製品を切断してあったので、元の溶接部分で切断する。溶接には100VのポータブルMIGを使ったが、100Vだからといってバカにできない。スナップオン(ブルーポイント)の新発売物だ。納品状態はノンガス仕様で、レギュレーターを付ければ炭酸ガスなども繋げられてステンレスやアルミも溶接可能。ド素人でも実に美しく溶接できた。フロントパイプとフランジはステンレス製だったのだが、ノンガス仕様のワイヤーでも溶接できてしまった(^^ゞ表面だけ溶接されて、中はくっついてないかもしれないが様子を見よう。


ヘダースにフランジを溶接


フロントパイプにレデューサーを溶接


フロントパイプにレデューサーを溶接


フロントパイプ全景


完成

 寸分の狂いもなくなかなかきれいに仕上がったのだ。久しぶりの車いじり。いい仕事ができたのだ。

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