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ANAカード(eLIO)




■ANAカード(eLIO)

<ANAカード(VISA)の改訂を受けて>



※eLIOは新規受付終了のようです。ANAカード(JCB)が現在一番オトクとなっています。
ANA eLIOカード新規お申込受付終了および同提携カードサービス終了のお知らせ
ANAカード(JCB)




『ANAカード(VISA)よりANAカード(eLIO)がオトク?』


08年に入ってANAカード(VISA)が立て続けに改訂を発表しました。 これによりANAカード(eLIO)のほうがだいぶオトクだと思います。


◇ANAカード(VISA)の改訂内容
Edyチャージによるポイント付与廃止(08年4月から)
マイペイすリボのポイント2倍特典廃止(08年5月16日以降の利用分)
ANA移行手数料の値上げ(08年4月から6300円)


このうち3番目の“移行手数料”については、条件次第でキャッシュバックがされることになりました。 しかしこれだけ廃止/変更があると…さすがにANAカード(eLIO)のほうがオトクかナ?と思います。


ANAカード(eLIO)ではEdyチャージによるポイント付与もありますし、 リボ払いでポイントを一応2倍にすることもできます。移行手数料も2100円のままですので… ANAカード(eLIO)に興味のある方は下記参考にしてみて下さい。



<ANAカード(eLIO)とは?>
まずANAカードといってもいくつか種類があります。 ちょっぴりヤヤこしいですが、同じVISAが付いてるカードでも提携先によって種類が違います。


◇ソニーカードと提携している“ANAカード(eLIO)”
◇三井住友カードと提携しているのが“ANAカード(VISA)”


このように書かれることが多いです。どちらもVISA/Edyが付いていますが、 上で書いたようにポイント還元/その他細かいところで多少違ってきます。 ちなみにANAカード(JCB)もありますので、ANAカードといえばこれら3つを指すことが多いです。


ちなみに“eLIO”とは。


eLIOはソニーグループが開発した新しい決済方式で、いわゆるEdyみたいな機能です。 ただし…あまり普及していません。主なEdyとの違いは“先払い/後払い”、“使えるお店の数”などです。


EdyとeLIOの違いとは?


ANAカード(eLIO)を作ってもeLIOを使う機会はほとんどないと思いますので “オマケで一応付いてる機能”と考えるのが良さそうです。


そんなeLIOではありますが、ANAカード(eLIO)が注目されだした理由は下記3つになります。


◇リボ払いにすればポイント2倍( ご参考
◇Edyチャージでもポイント付与される( ご参考
◇マイル移行手数料が2100円のまま


以下、続けてご覧ください。



<ANAカード(eLIO)のポイントのしくみ>
ANAカード(eLIO)ではリボ払いにするとポイント還元が2倍になります。 ただちょっと手続きが面倒です。



読んでみて『面倒だナ…』と思う方は他の方法/カードを検討してみてください。



まずANAカードでは直接マイルが貯まるわけではなく、一度提携先のポイントが貯まります。 ANAカード(eLIO)ならソニーカードのポイント、ANAカード(VISA)なら三井住友のポイントが貯まるといった感じです。 そして貯まったポイントをマイルに移行します。


ANAカード(eLIO)のポイントは、


◇1000円の利用で1ポイント
◇1万円の利用で10ポイント、100万円の利用で1000ポイント、150万円の利用で1500ポイント。
◇そして1ポイント=10マイルでANAマイルに移行することができます。


この“1ポイント=10マイル”で移行できるのがANAカード高還元の秘密です。 だいたい年間100万円利用する方は10000マイル貯めることができます。


そしてここからがキモの部分ですが。 ANAカード(eLIO)では“リボ払い”で決済するとポイントが2倍貯まります。 ANAカード(VISA)、ANAカード(JCB)にはない特典です。


ANAカード(eLIO)のポイントについて(ソニーファイナンス)


リボ払いにすればポイントが2倍貯まりますので、だいたい年間50万円の利用で10000マイル貯まります。 これなら…1年に1回国内旅行に行けるかナ?という感じです。



<ANAカード(eLIO)のリボ払い>
ただしリボ払いは多少面倒になります。というのも、普通にリボ払いしていては金利が掛かってしまうので “金利を払わずポイント2倍にする手続き”が必要です。


ANA eLIOカード と Sony Card のリボ払いテクニック
ソニーのリボについてはこちら(リボオール)



ざっくり書くと。 “毎月8日にコールセンターに電話して“リボ変更依頼”をし、そして早期返済分を振り込む”  このようになります。これがチョト面倒だナ…と思う方はポイント2倍は我慢して通常の支払い方法をしてみてください。 ポイント2倍についてのより詳しい内容はこちら ANAカード(eLIO)のリボ払いです。


ちなみに。ANAカード(JCB)ではそれほど面倒な手続きなく、ポイントをオトクにすることができます。 これは スターα/スターβの活用ですが、こちらは“年間利用額”によってポイントがオトクになるしくみです。 ANAカード(eLIO)のリボ払いのように2倍とまではいきませんが…一応選択肢としてみてください。



<ANAカード(eLIO)のマイル移行手数料>
以上、ANAカードのポイント還元について書いてきましたが、ANAカードにはネックもあります。 というのは、ANAカードではマイルに移行するのに手数料が2100円必要です。 これとは別に年会費も掛かりますので…あまりカードを利用しない方はこれら費用が響いてきます。


さきほどリボ払い/50万円で10000マイル貯まると書きましたが… 実は年間100万円ほど利用しないと“他のカード”のほうがオトクです。


・ご参考: 年間100万円利用する方の高還元カード


また年会費についてですが、ANAカードでは通常2100円掛かります。 ANAカード(VISA)でも2100円、ANAカード(eLIO)でも2100円、ANAカード(JCB)でも2100円です。


しかしANAカードでは入会時に1000マイル、1年ごとに1000マイルがもらえるというしくみがあります。 つまり1年に1回1000マイルがもらえますので…これを1マイル=1円と考えれば1000円分の還元です。 またANAカード(VISA)には 年会費を1050円にする方法がありますがANAカード(eLIO)にはないようです。


というわけで。一応年会費は半分くらい還元されますが、 “年会費無料のカードじゃないとイヤだ”という方はやはり他のカードを検討してみてください。



<ANAカード(eLIO)とEdyチャージ>
最後にEdyチャージについて書いておきます。


ANAカード(VISA)やANAカード(JCB)はEdyチャージによるポイント付与廃止をしましたが、 今のところANAカード(eLIO)は大丈夫なようです。


三井住友、JCBのANAカードはNG
ANA eLIOカードはEdyチャージでマイルのつく最後のANAカード
ANA eLIOカード(VISA)


EdyチャージについてはライフカードとEdyの裏ワザもありますので、 こちらも参考にしてみてください。



<マイルの使い方に注意>
というように。ANAカード(eLIO)についていろいろ書きましたが、 08年3月の時点では“ANAカードを作るならANAカード(eLIO)がオトク”だと思います。


項目
ANAカード
(eLIO)
ANAカード
(JCB)
ANAカード
(VISA)
メリット リボ払いでポイント2倍
Edyチャージで
ポイント付与あり

スターα/βで
ポイント1.5倍/1.2倍

年会費割引あり
iDが持てる

デメリット リボ払い手続きは面倒

Edyチャージの
ポイント付与なし

Edyチャージの
ポイント付与なし
移行手数料の値上げ

年会費 2100円

2100円

2100円
(割引で1050円可)

マイル移行手数料 2100円

2100円

6300円
(▲4200円可能)

Edyチャージの
ポイント付与


×

×

ポイント還元 リボ払いで2倍

年間100万以上で1.5倍
年間50万以上で1.2倍

ボーナス支給のみ
(ボーナス分はマイル移行不可)
詳細 このページ
ANAカード(JCB)
ANAカード(VISA)


ANAカード(eLIO)でもリボ払いにしなければそんなにポイントは伸びません。 この場合はANAカード(JCB)のほうがオトクになります。ブランドはJCBになりますが…このへんが迷いどころです。


またそもそもマイルの使い方によってはANAカードの還元率はそれほど伸びなくなります。 国内航空券などに交換するならそれなりの還元率ですが、 海外航空券や単純なポイント移行をするだけなら P-one FLEXYカードのほうがオトクです。


ANAカード(eLIO)の申し込みについては下記サイトからできますので一度確認してみてください。


ANAカードの申込(全日空のサイト)
ANAカードの申込(ソニーファイナンスのサイト)





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