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ANAカード(三井住友VISA提携カード)




■ANAカード(三井住友VISA提携カード)

<08年4月からの改訂>


『ANAカードは年会費を払ってもオトク?』


マイレージを貯めるのに便利なANAカード。 特にANAカード(VISA)はポイント還元率が高く人気のあるカードでした。 ただ08年4月から立て続けに制度改訂を発表しています。



08年4月16日以降の利用はポイント2倍にならない
ANAマイルへの移行手数料6300円へ(08年4月から)
Edyチャージによるポイント付与廃止(08年4月締めから)



これらでだいぶメリットが落ちました… 今では同じANAカードでもJCBのほうがオトクです。



ANAカード(JCB)



とはいうものの。海外に行く方はJCBでは困る場合もありますので、 ANAカード(VISA)について下記まとめてみました。参考にしてみてください。



<年会費2100円の割引方法>
まず。ANAカードといってもいくつか種類があります。主なものは下記3つです。



・VISAのANAカードは三井住友と提携したANAカード(VISA)、
・JCBのANAカードはANAカード(JCB)
・ソニーのANAカードはANAカード(eLIO)※新規受付終了



このうちANAカード(eLIO)は発行停止になってしまいました。 ANAカード(eLIO)もポイント還元率が良く、人気のあるカードだったのですが… ポイント還元の良かったものは軒並み改訂の方向です。



岐路に立つクレジットカード業界



…これを読むとポイントバブルはある程度終焉に向かっているかと…08年時の記事です。



と、話を戻して。ANAカードですが、ANAカードでは年会費が2100円掛かります。 これはJCBでもVISAでも同じです。ただANAカード(VISA)では年会費割引の方法があります。


ANAカード(VISA)は三井住友と提携しているカードなのですが、 三井住友VISAカードには“マイペイすリボ”という支払い方式があります。 これを選択すると年会費が割引になるしくみです。



三井住友VISA年会費を無料にする方法



本家の三井住友VISAカードでは年会費無料になりますが、 ANAカード(VISA)の場合は2100円→1076円の割引です。 JCBにはこのような年会費割引はありませんので、この点はANAカード(VISA)のメリットです。



そして。



ANAカードには入会時に1000マイル、年度ごとに1000マイルもらえる特典があります。 カードを更新していれば毎年もらえるボーナスマイルです。 1マイル1円として考えれば…年会費負担をほぼ軽減できます。



ANAカードのボーナスマイル



これはJCBもVISAももらえるサービスです。 上のように考えれば年会費も多少気にせず作れるかナと思います。



<ANAカード(VISA)のポイントのしくみ>
続いてANAカードのポイント/マイルの貯まり方について見てみます。


ANAカード(VISA)では、カードを利用しても直接マイルは貯まりません。 一度三井住友のポイントが貯まり、それからマイルに移行します。


・1000円の利用で1ポイント。
・1万円の利用で10ポイント、100万円の利用で1000ポイント、150万円の利用で1500ポイントです。
・そしてこのポイントは1ポイント=10マイルでANAマイルに移行できます。


計算がヤヤこしいですが、年間50万円利用する方は5000マイル、 100万円利用する方は10000マイル、150万円では15000マイル貯まります。 そして10000マイルくらい貯まれば航空券と交換できます。



必要マイレージチャート(ANA)



ただANAカードでは移行時に“手数料”が発生します。 これが非常に痛いのですが、ANAカード(VISA)の場合は6300円が必要です。


ANAマイルへの移行手数料6300円へ(08年4月から)



これがANAカード(VISA)の魅力を下げる原因となっています。 年会費で2100円取られ、更に6300円取られては…ペイするにはかなりのカード利用額がないと厳しいです。



ちなみにANAカード(JCB)では移行手数料は2100円です。 このへんが現在JCBのほうがオトクになってる理由になります。



  • ANAカード(JCB)



  • 海外ではあまり使わず、ポイント還元を優先したい方はJCBを検討してみてください。


    項目
    ANAカード
    (JCB)
    ANAカード
    (VISA)
    ANAカード
    (eLIO)
    ※受付終了
    メリット スターα/βで
    ポイント1.5倍/1.2倍

    年会費割引あり
    iDが持てる

    リボ払いでポイント2倍
    Edyチャージで
    ポイント付与あり

    デメリット Edyチャージの
    ポイント付与なし

    Edyチャージの
    ポイント付与なし
    移行手数料の値上げ

    リボ払い手続きは面倒

    年会費 2100円

    2100円
    (割引で1076円可)

    2100円

    マイル移行手数料 2100円

    6300円

    2100円

    Edyチャージの
    ポイント付与
    ×

    ×



    ポイント還元 年間100万以上で1.5倍
    年間50万以上で1.2倍

    JCBよりは劣る
    リボ払いで2倍

    詳細 このページ ANAカード(VISA)
    ANAカード(eLIO)



    <ANAカード(VISA)とEdyチャージ>
    話は少し変わりますが、ANAカードの人気の理由に“Edyチャージができる点”がありました。 チャージの際にポイントも付いたのでオトク感のあった特典です。


    ただしこれも08年5月に廃止になってしまいました。



    08年5月からはEdyチャージによるポイント付与廃止



    これはANAカードに限らず、ほとんどのカードが廃止になってしまったのですが… 現在ではライフカード等がかろうじてその特典を残しています。



    <ANAカード(VISA)の申し込み>
    最後に。それでもANAカード(VISA)が良いという方は下記から申し込むことができます。 三井住友VISAと提携している関係で、三井住友もしくはANAから申し込むことが可能です。



    ANA VISA/マスターカード
    ANA VISA Suicaカード



    ANAカード(VISA)にはSuica付きもありますので、そちらのほうがオススメかもです。





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