No.0037 2007年4月製作 (W430 ×Ｈ210 mm)
ひさびさに松江城天守に登城した折、天守最上階から周囲を見渡すと幾羽ものアオサギが舞っているのが見えた。実は城敷地内には多数の松が植えられ、アオサギはその最上部を巣にしているのです。天守からやや見下ろす位置まで伸びた松には何羽も留まっており、時折、松から松へ羽ばたき、滑空する多数のアオサギがその甲高い鳴き声とともに眺められます。繁殖期を目前にして巣作りに熱中しているのでしょうか・・・・・。
そんなアオサギは市内各所で見受けられますが、時折、ゆったりと飛んでいるシーンにも出会います。そういうときはたいてい１羽で、どこからどこへ飛んでいくのでしょうか。
今回は松江城とアオサギのコラボレーションで屏風絵風に仕上げてみました。実際は完成したあと５等分にカッターで切り、少しだけ隙間を開けて配置しなおしています。背景はぼかし網によるブラッシング。松江城には影をうっすらとライトグレーで施してあります。
カッティング終了後の状態。この時は屏風絵の切れ目をイメージした線がまだつながっています。
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