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ハンドバッグと外出着 AN OLD RAINCOAT WON'T EVER LET YOU DOWN 1969年7月、ジェフ・ベック・グループの解散後、ロッドは初のソロアルバム製作にとりかかりました。参加ミュージシャンにはロン・ウッドやイアン・マクレガン、マーティン・クインテットン、ミック・ウォーラーなど、これからロッドのアルバムではお馴染みとなる人達の協力で完成しました。しかしツアーをやるでもなく、あっとい間に暇になったロッド君。退屈凌ぎにロン・ウッドが加入したスモール・フェイセズのスタジオでスカウトされてそのままフェイセズのリードボーカリストに。以後、ロッドはレコード会社の違うソロとグループのかけもちで活動を続けることになります。 アルバム発売は1970年の2月。アメリカではジェフ・ベック・グループの元ボーカリストの前歴が効いてなんとか139位にチャートイン。しかしイギリスではチャートインすらしませんで惨敗しました。 1曲目はストーンズのカバー「STREETFIGHTING MAN」というのも個人趣味丸出しにしてもストレート。2、3、7曲目はオリジナル曲で力の限りひたすら押しのボーカルで迫ってくるのがイイ。4曲目、カバーセンスの良さが早くも出た「HANDBAGS & GLADRAGS」。スモール・フェイセズの「THREE BUTTON ・・・」にどこか似ている5曲目「AN OLD RAINCOAT WON'T EVER LET YOU DOWN」。最後は放浪時代に覚えたロッドのハーモニカがいい味出してる「DIRTY OLD TOWN」。 (19970702) |
![]() amazonのサイトから購入できます 1.Street Fighting Man 2.Man of Constant Sorrow 3.Blind Prayer 4.Handbags and Gladrags 5.Old Raincoat Won't Ever Let You Down 6.I Wouldn't Ever Change a Thing 7.Cindy's Lament 8.Dirty Old Town |
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ファースト・ステップ FIRST STEP フェイセズのファーストアルバム。だからファーストステップ。分かりやすい(笑)。(Vo),(G)のスティーブマリオットが抜けて(Vo)にロッドスチュワート、(G)にロン・ウッドが加わり再出発の1枚。 ただ、バンド改名は間に合わなかったのか、その方が通りがよかったのかスモールフェイセズのままアメリカでは発売されました。しかし決して"スモール”でない新メンバー二人が加わったことで、フェイセズが正式名称となります。 まだまだ控えめなロッドのボーカル。ロニー・レインの曲“Stone”ではバックボーカルとバンジョーまで演奏してます。まだまだ後年のような縦横無尽のエンターテイナーぶりは見えず、単なるボーカリストの枠にとどまっていますがその若さから来る切れ味は後年以上に鋭さを感じさせます。。 一方ロン・ウッドは念願のメインギタリストの地位につけて覚えたてのスライドギターを"Around The Plynth”で弾きまくっています。 ロニー・レインは全体としてはバンドの屋台骨たるベースプレイに徹し、ソロボーカルはわずかですが、“Stone”のような嬉々としたボーカルはもっと聴いてみたいと思わせます。 また、曲がかけるソングライターの増加で、曲ごとにその組み合わせが多彩で(10曲で8パターン)、それぞれがイニシアチブを取った曲によって異なるサウンドを楽しむには他のアルバムより適しているのではないでしょうか。 いち押しの曲は“Three Button Hand Me Down”でしょう。後年のフェイセズスタイルの原型的な曲で、マイクスタンドを振り回すロッドが見えてきそうです。チャートはUK45位、US119位とロッドのソロよりかはましな程度でした。 (19970618、20021026) |
![]() 1.Wicked Messenger 2.Devotion 3.Shake, Shudder 4.Stone 5.Around the Plynth 6.Flying 7.Pineapple and the Monkey 8.Nobody Knows 9.Looking Out the Window 10.Three Button Hand Me Down |
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ガソリン・アレイ Gasoline Alley 1970年9月、前作からわずか半年ちょっと、フェイセズのデヴュー作からも半年と早いペースで発表のロッドのソロ2作目。参加ミュージシャンもフェイセズメンバーが揃って参加しているものが2曲(My way of giving,You're my girl)あります。というよりフェイセズの曲として録音しておきながらこのアルバム用の曲として転用発表したのかもしれませんね・・・・・? ケニー・ジョーンズが後年“ロッドはできの良い曲はフェイセズにまわさずソロで発表した。”と言っています。真相は不明ですけど、2重人格者じゃあるまいし、作曲の段階では明確に区分けしてはいなかったでしょうね。ただ演奏者はどうでしょうかねぇ。ロン・ウッドは全曲参加しているし、「It's all over now」にはイアン・マクレガンもピアノで参加しています。フェイセズメンバーだけでレコーディングされたのはMy Way Of GivingとYou're My Girlの2曲です。前者はスモール・フェイセズ時代の曲のセルフカバーです。当時はファンだったロッドのリクエストかもしれません。後者にはマクレガンのみ不参加です。バスのストライキとか・・・・。これらはフェイセズの曲と言っていいでしょう。 ライブではソロもフェイセズも関係なく演奏することが当然になっていました。まだフェイセズとしてはアルバム1枚しか出していませんでしたからしょうがないと言えばそれまでですが。「It's all over now」と「Cut across shorty」は数年にわかりフェイセズライブの定番として演奏さましれた。アルバムではアコースティックにアレンジされていますがライブでは思い切りエレクトリックなので印象はだいぶ違ってきます。ロニー・レイン在籍時の「It's all over now」ライブは無茶苦茶にカッコイイです!! ちなみにオリジナルのアルバム・ジャケットのアメリカ盤インナースリーブにはレコーディング時の記念写真やセッション参加者の似顔絵などがちりばめられていて、レコーディングがロッドの友人関係で進められ、とても暖かいアットホームな雰囲気が伝わってきます。チャートはUK62位、US27位。 (19970608,20021026) |
![]() amazonのサイトから購入できます 1.Gasoline Alley 2.It's All Over Now 3.Only a Hobo 4.My Way of Giving 5.Country Comforts 6.Cut Across Shorty 7.Lady Day 8.Jo's Lament 9.You're My Girl (I Don't Want to Discuss It) |
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ロング・プレイヤー LONG PLAYER 観客と一体になったライブもあり 1971年3月、フェイセズ2枚目のアルバム「LONG PLAYER」が発売されます。チャートはロッドの前作「ガソリン・アレイ」を上回り、UK31位、USは29位と健闘しました。徐々にフェイセズ/ロッドの魅力が広まってきたようです。 フェイセズのスタジオレコーディング作品はライブ演奏時に比べると迫力が今一つな気がしないでもありません。ロッド自身も「フェイセズはスタジオでは持っている力を出し切ることができなかった。」と言っています。僕が思うには、フェイセズはスタジオの中で録音のためのオーバーダビングなど何度も型にはまった同じ演奏を繰り返すよりかは、ライブステージで観客と一体になって「騒ぐ」のが好きだったということでしょう。 そのライブ(1970年11月のフィルモアイーストでの録音)が聴ける2曲がこのアルバムには変則的に入っています。“May Be I'm Amazed”など作者のポール・マッカートニーさえまだライブでやっていないにもかかわらず早くもフェイセズのレパートリーになっています。冒頭のみロニー・レインのボーカル。いい曲を見つけてくる感覚はロッドならではでしょうか。ロン・ウッドが珍しく長いギターソロを決めてます。もう1曲は“I Feel So Good”ロッドが観客をのせながら次第に演奏をピークに持っていこうとする様が伝わってきます。素晴らしい。この2曲だけでもこのアルバムは買いですね。 ところでタイトルはつまり"LPレコード”って意味でしょうか。オリジナルジャケットはレコードのレーベル面だけが外から見えるようにジャケットの真ん中に穴が開けられた仕様になっていました。CDでは穴もふさがれしまってただの印刷になってしまったのは残念です。 (19970618,20021026)
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アマゾンのページで見てみる ![]() 1.Bad 'N' Ruin 2.Tell Everyone 3.Sweet Lady Mary 4.Richmond 5.Maybe I'm Amazed 6.Had Me A Real Good Time 7.On The Beach 8.I Feel So Good 9.Jerusalem |
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エブリピクチャー・テルズ・ア・ストーリー EVERYPICTURE TELLS A STORY 第1期ロッド黄金期の幕開け ついにロッドが天下を取った英米第1位をとったアルバム。同時にシングルでも「MAGGIE MAY」は英米1位となりました。シングル発売当初は「REASON TO BELIEVE」のB面としてリリースされましたが、アメリカのDJ達がB面の魅力に気づきオンエアし始めたところから大ブレイク!ロッド初の大ヒットとなり、アルバムもようやくリスナーの注目するところになり、大西洋の両側での快挙となったわけです。また「MAGGIE MAY」はアルバム収録からももれかけていたほどヒットするまでは当のロッド本人すらヒットするとは思っていなかったようで、この曲のヒットを機に、ロッドはスーパースターへの階段を昇り始めます。曲の共作者のマーティン・クインテットンとはこの後「YOU WEAR IT WELL」「FAREWELL」と続くことになるのですがどれも好作です。 このアルバムはスコティッシュ・トラッド系とアメリカンルーツ趣味を表に出した作品になっています。スピード感あふれる「EVERY PICTURE TELLS A STORY」では英国のジャニス・ジョプリンとも呼ばれたマギー・ベルとのツイン・ボーカルがスリルを感じさせます。「AMAZING GRACE」はスコットランド民謡でアメリカでは聖歌として歌われており、ロッドの両親はスコットランド出身ですから幼い時から親しんできたものを出してみたのでしょう。「MANDOLIN WIND」はロッド単独のオリジナルですが、ロンのペダル・スティールの音色とからむロッドのボーカルは本作でも傑出した美しさをはなっています。「I'M LOSING YOU」はジェフ・ベック・グループ時代からのステージレパーリーでテンプテーションズのカバー。ボブ・ディランの「TOMORROW IS SUCH A LONG TIME」、プレスリーの「THAT'S ALL RIGHT」などロッドのルーツ知るための佳曲だと思う。アルバムのプロデュースはロッド自身。 (19970702,20021026) 最近紙ジャケット仕様のCDで再発されましたが、見事に再現してます。二つ折りになったロッドの熱唱シーンとアルバム参加メンバーの写真も。LPに比べて小さいのは当然ですけど、丁寧に作り込まれたデザインの紙ジャケットを手に持つと聴いてる音楽も丁寧に聞えてくるし、聞き手もただのCDより丁寧に聴いてしまう気がします。 そしてまたこの再発盤はリマスターもされていて、MAGGIE MAYのアコースティックギターもまるで弦の数が増えたかのように豊かな音色になって聞えてきます。買った方がいいです。 (19980707) |
. ![]() amazonのサイトから購入できます 1.Every Picture Tells A Story 2.Seems Like A Long Time 3.That's All Right 4.Tomorrow Is A Long Time 5.Maggie May 6.Mandolin Wind 7.(I Know) I'm Losing You 8.(Find A) Reason To Believe |
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馬の耳に念仏 A NOD IS AS GOOD AS A WINK .....TO A BLIND HORSE シャープな仕上がりの傑作に聴き惚れる 1971年12月、フェイセズの最高傑作と呼ばれることになる本作が発表されました。レコーディングは71年の9月ぐらいからロンドンのオリンピック・スタジオでプロデューサーにグリン・ジョンズを迎えて行われた。前2作にあったバラバラっとした感じが消えて、曲としてもアルバム全体としてもまとまった感じが出てきた。ギターにしろキーボードにしろ印象的なリフやメロディが数多く出てくるけど、今までのセルフプロデュースだったら適当に済ませていたところをジョンズがもう一つコネさせたという感じか。曲にも無駄な部分が無くなって引き締まったタイトな仕上がりになった。またグループとしての演奏力とかも自体もピークに近づいていたこともあるんでしょう。チャートは「エブリピクチャー〜」ヒットの余波もあるだろうけどUK2位、US6位。バンドにとって最大のヒットアルバムとなった。 “Miss Judy's Farm” アラバマの農場で働く男の決意を歌ったこの曲にはフェイセズ流のブルースを感じさせる。マクレガンの緊張感漂うピアノ、レインの印象的なリフのリズムのシェイク、ウッドの短かくつなぐカッテングが光り、ロッドの抑えたボーカルも秀逸だ。緊迫感が伝わる演奏がたまらない僕のフェイバリットの一つ。 “You're So Rude” マクレガンとレインの共作。誰もいない自宅に女性を連れてきたはいいが、早々と家人が帰ってきてしまって何もなかったように取り繕うとするさえない男の歌。ロン・ウッドのリズムギターのようなリードギターがマクレガンのピアノとオルガンとずっと連れ添っている。 “Love Lives Here” 本作でもっともロッドのボーカルが輝いていると言っても過言ではない。バンドの作品としては珍しくソロ作的なボーカル。イントロのピアノとハモンドのからみが後年のストーンズの「愚か者の涙」に似ているのはなぜだろう。最新のベスト盤にも収録されている。 “Last Orders Please” 本アルバムはLP発売当時、付録としてツアー中のメンバーやスタッフ等の乱稚気な生活が垣間見られるスナップで埋め尽くされた大判ポスターがついていました。ところどろこに挟み込まれているドラッグのカプセル写真もなんだかリアルだ。 “Stay With Me” アルバムに1週間先駆けて発表されたフェイセズ最大にして最後の大ヒットナンバー。ロックンロールでありながらも急ぎすぎず横ゆれ的なゆったりとしたグルーブがたまらなく魅力的で、フェイセズ以外では生み出せないだろうサウンド。そしてロン・ウッドのオーバーダビングされたスライドとリズム・ギターのコンビネーションは最高です。ストーンズのブラウン・シュガーとならんで、よくまねされるイントロリフも最高。ライブでは既にこの年の2月ごろからレパートリーに入っているようですが、じっくりとステージでねりあげてレコーディングしたのかもしれません。UK6位、US最高17位。フェイセズの中でも最も有名な曲でロッドもソロになってからもレパートリーにしているはずだけど94、96年とも大阪では歌ってくれなかった。いつか是非聴いて見たいナンバーだな。一緒に歌いたいよ。 “Debris” アルバムの最初からロッド、レインが交互にリードボーカルをとる曲がならび、レインの3曲目にしてロッドが高いパートで参加。アルバムをロッド一色にさせないところが、レインこそがバンドのリーダーであるとの自己主張にもとれる。 “Memphis” フェイセズの曲はイントロがやたらと長い曲が多く、この曲もまたせてまたせてようやく出てくる。おそらくロッドはスタジオの隅で飲んだくれてしまって、入るタイミングを失ってしまったのでしょう(笑)。ロンのギターもなぜかエフェクトを強目にかけてよたったようなサウンド。ライヴではそうでもないんですが。ほんとにフェイセズらしい曲です。 “Too Bad” フェイセズ・ロックンロール! ロンのギター、マクレガンのピアノ、ケニーのドラム、そしてレインのベースが絶え間なく響き渡り、ロッドも力を出し惜しむことなく喉をいっぱいに拡げてシャウトしまくる。上流階級のパーティ会場に潜入しようとして追い出される−という顛末の歌。まるでフェイセズメンバーそのものの行動が見えるようです。今の彼らは上流階級になってしまったのでしょうけど。 “That's All You Need” ロンの圧倒的なスライドギターに聴き惚れるばかり。それに押し出されるかのようにシャウトするロッドのストレートなボーカルもいい。5分もあっという間に過ぎていく。 ロンのスライドの手本はデュエイン・オールマンということです。 このアルバムジャケット写真を見ると驚いてしまう。演奏してるその真横まで観客が来ている!これがストーンズだったらピストルで撃たれそうだがフェイセズの場合はそうではない。観客は笑っているのである。手拍子をとったり、祈るような格好をしたり、ロンに話し掛けてるような人もいる。まるで友達のバンドを見に来てるみたいだ。きっとフェイセズのライブって楽しいんだろうなあ。 (19970618,20021026) |
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ネヴァー・ア・ダル・モーメント NEVER A DULL MOMENT ほとんどフェイセズそのまんまのソロアルバム CDの帯に“「馬の耳」と「ウー・ラ・ラ」の間にリリースされた名作!!”とキャッチがありました。まさにその通り、本作は「EVERY PIC〜」の後のれっきとしたソロ作品ですが、フェイセズメンバーだけの作品も収録していることから、ロニー・レイン在籍時のフェイセズの「馬の耳」「ウーララ」つなぐ作品として重要です。まさにこの時こそフェイセズの絶頂期だったのですから。UK1位、US2位という結果もそれを証明しています。 フェイセズのリードボーカリストがフェイセズを使ってソロアルバムをフェイセズふうに仕上げた、ロッド・スチュワートの作品。 True Blue 録音メンバーはフェイセズそのもの。曲はウッド=スチュワート。エンジニアは本作で唯一グリン・ジョンズ・・・・。これをフェイセズと言わずして何というのか。ドラム一発で始まるイントロからランボルギーニの爆音を残して去っていくアウトローまで素敵なミドルテンポのロックンロールだ。曲の録音よりも車の録音に時間をかけたとはロッド本人談。もしフェイセズが再結成したらこの曲をリクエストしたい。その代わりそれまでソロでは絶対歌わないでほしいな。 Lost Paraguayos ウッド=スチュワートの曲。次第次第に高みに昇っていくようなロッドのボーカルが心地よい隠れた佳曲。マーティン・クィンテットンのアコギがさわやかだ。 Mama You Been On My Mind マーキュリー時代のロッドのアルバムには必ずあるボブ・ディランのカバー曲。「EVERY PIC」まででは漂っていた内気なソウル&トラッドシンガーの匂いが本作では薄れ、陽気なロックンローラー的な色彩が色濃く出てきましたが、この曲は前作を引き継いで、アップライトベースにチェスト・ピアノ、バイオリンにスティール・ギターなどアコースティック系楽器が旨く溶け合った叙情のある曲となっています。ロッドいわく、「ディランの曲についてはかなり勉強する余地があるけれど、最近ではかなりうまくいってるんじゃない?」 Italian Girls またまたウッド=スチュワート。フェイセズのアルバムにとっておこうとは思わないんだろうか(笑)。しかしディック・パウエルのバイオリンを聴いているとフェイセズでは出せない味わいを醸し出しています。これがロッドのソロならではなんですねぇ。 Angel ジミ・ヘンドリックスのカバー。録音メンバーはドラムがミック・ウォーラーなのと、コンガが入っているのを除けばフェイセズのまんま。そしてライブでのレパートリーにもなりました。ロッドいわく「ジミ・ヘンドリックやジョー・コッカーの曲はたやすいもんだよ」。 Interludings ロン・ウッドのアコースティック・ソロ。作曲は兄のアート・ウッド。ロンは2002年に出したソロアルバム「ノット・フォー・ビギナーズ」では「」としてボーカルをつけて再録音しています。聴いてない人は是非。 You Wear It Well マギー・メイの作曲者であるマーティン・クィンテットンが本作のために書きました。マギー・メイの雰囲気を含みつつよりリズミックになったという感じですか。ジャケットのインナースリーブにアルバム参加メンバー全員がサッカーポスト前に並んで写っていますが、マーティンは意外と老けてふけた方だったようで・・・・。 I'd Rather Go Blind ロッドのカバー曲選択センスが炸裂!オリジナルは・・・・・・・。 Twistin' The Night Away フェイセズの時代から現在に至るまでロッド・スチュワートの重要なライブレパートリーになっている。本作の中で耳にしたことがあるのはこの曲が最も多いのではないかな。今となってはソロとフェイセズを区別して聴くこともナンセンスかもしれない。 (19970703,20021026) |
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