Birdland
バードランド
90年代に再結成、そして2003年には35年ぶりのオリジナルアルバム発表。オリジナルメンバーは、60年代には最も目立たなかったクリス・ドレヤとジム・マッカーティーの2人だけだが、聞いてみればこれがどう聴いてもヤードバーズにか聞こえないと いうぐらいにヤードバーズを再現している。これには新メンバーの選択がうまくいったことや、質の高い新曲、そしてオリジナル・ヤードバーズへのリスペクトを含ませたギターで熱演するスラッシュなどのゲストプレイヤーの参加が成功していることもあるだろう(1曲だけだがジェフ・ベックも!)。
全15曲中、セルフカバーが8曲、新曲が7曲。カバーだけなら単なる懐古趣味になるところだが、新曲が結構「掘り出し物」というぐらいに侮れないところにこの新アルバムと新生ヤードバーズの価値があるー。がんばれ新ヤードバーズ!
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THE BBC Sessions
ザ・BBCセッション
ジェフ・ベックとジミー・ペイジのそれぞれの時代のBBCライヴをコンピレーション。スタジオライヴのためか それほどスタジオバージョンと大差はない。一般に、60年代のBBCものはそんなもんだと思っている。しかしどんな曲でもジェフのギターには気合が入っていて聞く価値はある。
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