アロマテラピーについて、簡単にまとめてみました。
当サロンのオリジナル・ブレンド・オイルのご案内もあります。



アロマテラピーってなに?
アロマテラピー(Aromatherapy)という言葉は、20世紀初頭のフランスの科学者ガットフォセが、実験中の事故でやけどを負い、手元にあったラベンダーのエッセンシャル・オイル(精油)を使って、その効能を自ら体験し、この自然療法をアロマテラピーと命名したのが始まりです。
とはいえ、エッセンシャル・オイルは数千年も前から治療や宗教儀式などに使われていました。ミイラ作りにも欠かせないアイテムでした。

日本アロマテラピー協会(AAJ)によると、
アロマテラピーとは、植物のエッセンシャル・オイルを用いて、
(1)リラクセーションやリフレッシュなどの香りの効用を楽しむ
(2)身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
(3)身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す
といった役割を担うもので、
ホリスティックな観点から美と健康を増進するための自然療法です。


エッセンシャル・オイルってなに?
エッセンシャル・オイルは、植物の花、葉、果皮、樹皮などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。
いろんなエッセンシャル・オイルには特有の香りと効能があって、必ず好きな香りがあるはずです。
「これがあれば大丈夫」というエッセンシャル・オイルが一本でもあると、人生はずいぶん楽しくなることでしょう。
このページの下の方に「エッセンシャル・オイルの小事典」への入口を作りました。どうぞご利用ください。


どうやって使うの?
吸入
エッセンシャル・オイルを3滴以下ぐらい、お湯をはったアロマ・ポットなどに加えて香らせます。
いちばん簡単な方法は、ティッシュペーパーに垂らして嗅ぐ方法です。

入浴剤
浴槽に5滴以下のエッセンシャル・オイルを落としてよくかき混ぜて入浴します。
ただし、エッセンシャル・オイルは水に溶けないので、自然塩や蜂蜜や生クリームなどに一度混ぜてから入れるのがベストです。こうすれば相乗効果があります。
足浴や手浴など部分浴にも気軽に使えます。

トリートメント
キャリアー・オイル(植物性のオイルで、ベース・オイルとも呼ばれます)をベースに、エッセンシャル・オイルを1〜2%ぐらいの濃度にブレンドして、トリートメント・オイルとして利用します。
ぜひ、当サロンで体験してみてください。


使用上の注意は?
エッセンシャル・オイルは通常遮光ビンに入っています。
直射日光を避けて通気性の良いところに保管し、開封後1年を目安に使い切りましょう。
また、小さなお子さんや妊娠時にご使用する際には、お近くの専門家に聞いてからにしましょう。



オリジナル・ブレンド・オイルのご案内

お客様にお作りいただき、楽しんでいただくためのブレンド・オイルのレシピのご紹介です。
ご紹介した以外にも、さまざまなブレンド・オイルを作ることができます。
ぜひ、当サロンにご相談ください。


アロマ香水
原液はとても高価なエッセンシャル・オイルをキャリアー・オイルで10%に希釈します。
高濃度のため、マッサージ・オイルとしてではなく、耳たぶや首筋、おへその周りなど香水をつける要領でお使いいただけます。

ローズ
甘く華やかで気品のある香りが幸福感をもたらし、緊張やストレスを和らげます。
なんとなく元気がないとき、女性として自信がなくなったときなどに、この香りは気分を明るく高揚させ、肯定的な感情を抱かせてくれます。

ネロリ
心を落ち着かせたいとき、不眠症にとても有効です。

メリッサ
いらいら、不安、パニックなど、いろいろなストレス症状に有効です。
耳たぶに少量そっとつけると、なんだかとっても安心します。


ボディ・マッサージ・オイル
ご自宅で簡単にマッサージが楽しめるように、エッセンシャル・オイルをキャリアー・オイルで1%に希釈します。
手のひらで暖めた少量のオイルを、お肌に浸透するように擦り込んでマッサージしてください。

ちょっとスリムになりたい時
ジュニパー 2滴  サイプレス 2滴  グレープフルーツ 2滴  (30ccの場合)

肩が重い時
ジュニパー 2滴  ラベンダー 2滴  ローズマリー 2滴  (30ccの場合)


バス・ソルト
塩化マグネシウムを主成分としたミネラルを豊富に含む死海の塩に、ブレンドのエッセンシャル・オイルをミックスします。
バスタブに大さじ2杯ほどのバス・ソルトを入れ、かき混ぜてから入浴しますと、包まれるような香りに癒され、肌に浸透し効果が持続します。

リラックスしたい時
スィート・オレンジ 1滴  サンダルウッド 2滴  ジャスミン(またはローズ) 1滴  ベチバー 1滴  (30gの場合)

リフレッシュしたい時
ローズマリー 1滴  サイプレス 2滴  レモン 2滴  (30gの場合)


キャリアー・オイル
(植物性のオイルで、ベース・オイルとも呼ばれます)

オリーブ・スクワラン・オイル
オリーブ・スクワラン・オイルとは、オリーブから加工する植物性スクワラン・オイルです。
オリーブは中近東地中海沿岸地方が原産でモクセイ科の植物です。人類最古の栽培植物といわれ、聖書の中にも「生命の樹」として登場します。平和や希望の象徴ともなっています。
オリーブ・スクワラン・オイルは匂いもほとんどなく、サラッとして肌にとてもなじみやすく、トリートメント後のべたつき感もありません。フェイシャル・クリームとしても使える保湿効果の高いオイルで、エッセンシャル・オイルを入れなくてもしっとりさっぱりします。

ホホバ・オイル
ホホバの実から採った100%ピュアな植物油です。
酸化しにくく、サラッとしてベタつきがなく、浸透力・保湿力に優れ、皮膚をしっとりさせる効果があるので、顔を含め全身にお使いいただけます。



エッセンシャル・オイルの小事典

エッセンシャル・オイルには、それぞれ特有の香りと効能があり、その効能を生かすための利用方法もさまざまです。
このページでは、毎月ひとつずつのエッシェンシャル・オイルを取り上げ、その効能や利用方法をご案内していきます。
なお、言葉使いは…硬いです。 (^^;)ゞ




フラワー・エッセンスの7つの分類

フラワー・エッセンスは自然の持っている花のエネルギーを水に写しとったもので、そのエッセンスを飲むことで感情の深いところに作用します。
バッチ・フラワー・エッセンスにはたくさんの種類があります。このページではフラワー・エッセンスを使うことで期待できる効果を基準に、7つに大きく分類しています。
フラワー・エッセンスをお選びになるときのご参考にしていただければ幸いです。
なお、言葉使いは…やっぱり硬いです。 (^^;)ゞ




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