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2006.05.04
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'12 ミッドナイトエンデューロ
'11 秋の中山耐久レース
'11 サイクル耐久レース
'11 ミッドナイトエンデューロ
'09 サイクル耐久レース
'08 春の中山耐久レース
'06 ミッドナイトエンデューロ
'06 真夏の中山エンデューロ
'06 春の中山エンデューロ
'05 サイクル耐久レース
'05 ミッドナイトエンデューロ
'05 スペシャルコラム
'05 春の中山エンデューロ
'04 スペシャルコラム
'04 春の中山エンデューロ
'03 サイクルエンデューロ
'03 セントラル4耐
'03 春の中山エンデューロ
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プロローグ
年齢による体力の低下、それに伴うモチベーションの低下、そして、ホームコースが全国屈指の “激坂” を有する中山サーキ
ットであるということ…………
これらの様々なファクターにより、メンバーが次々とライダーとして戦線から離脱していく…………
脱落してくオッサン達   …………
たった一人になってもモチベーションを維持し続ける………… 葛藤、迷走、そして…………
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ライダー:ける
サポート:おかも/けいいっつぁん
ク ラ ス:3時間 MTB (ソロ) |
“ける” が “おかも” “けいいっつぁん” のサポートを受け、再びここ中山サーキットへ…………
頑張るオッサン一人   ………… |
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ついにソロデビュー !!
既に5時間クラスがスタートされている中、ピットロードからのローリ ングスタートにより、いよいよ3時間クラスがスタート !!
初の長時間連続走行ということもあり、従来より十分ペースを落とし、超スローペースでの走行に徹していく…………
順調に周回を重ねスタートしてから約30分、7Lapを終えた時点で1回目のピットイン。ここで十分な補給、約5分間のピットストップ。
あと2時間30分………… 長い…………
初のソロクラス !! そこには初の…………
9Lap、前方に同クラス (3HソロMTB) No.63の姿が眼に入る。
10Lap、追走の末、No.63の背後にピタリとつける。そして、その状態をキープしたままレースが進んでいく…………
14Lap、2回目のピットイン。しかし、わずかな補給でピットアウト。約1分間のピットストップ。この間、No.63との差が開くものの数Lap後に再びNo.63を捉える…………
現在までのレース状況を把握すると、No.63はおそらくノンストップ走行。こちらは1度1Lap分にあたる、約5分間のピットストップを行っている。
そして、2台のペースは同じ。
ということは、No.63との差は Just 1Lapか ?? …………
レースも半分を過ぎようとする頃、1時間後の公式順位が発表される。すぐにサポートスタッフが情報収集へと急ぐ。
No.63 3位 (3HソロMTB) 、No.64 “ける” 4位。
その差 “1Lap” !!
思わぬレース展開に熱狂するピット !!
このままNo.63との併走が続き、迎えたラスト1時間…………
23Lap、ホームストレート、ついにペースを上げる !!
No.63の前に出るNo.64 “ける”、思わずピットに向け親指を上げる !! 果たしてこの差は縮まるのか ??
それはまさに『バリバリ伝説』!!
29Lap、ラスト30分………… ペースを上げてから30分後、
上りの第1コーナーを抜けて下りの第2コーナーへ…………
そして、第2コーナーを立ち上がって壁のように立ちはだかる ”激坂” を見上げた瞬間…………… 見えたっっ !!!!
「前を行くNo.63だっっ !! 」
それはまさに !! アニメ『バリバリ伝説』の名シーン !!
鈴鹿4時間耐久レースでトップと周回遅れとなった主人公が怒涛の追い上げを見せ、レース終盤、最終コーナーを立ち上がった瞬間に第1コーナーへと進入するトップをついに捉える
!!
まさにそのシーンそのもの !!
『バリ伝』ではその後、最終ラップの超高速コーナー130Rでありえない突っ込みを見せトップに立ち、そのままホームストレートへとなだれ込み逆転優勝を飾るのですが、果たして…………
32Lap、そして、ついにNo.63の背後にピタリとつける !!
1Lap差を縮め、逆転表彰台まであと数メートル !!
オーバーテイクポイントは力の差が出やすいあの “激坂” だっっ !!
最終ラップ…………
34Lap (最終ラップ)、満を持して第2コーナーの立ち上がりからダンシングでスピードアップ !! そして、ついにNo.63の前に出たNo.64
“ける” !!
…………しかし、初のソロ、3時間経過後ではもはや限界か ??
“激坂” を登りきる手前で抜き返される…………
しかし、まだまだ…………
そして、ラストチャンス………… S字からまるでジェットコースターのような下りの最終コーナーへの突っ込み…………
ややオーバースピードで進入し、アウトに膨らみながらも立ち上がりから最後の悶絶フルスロットル !!
そして…………
(……そして、これがゴールの瞬間)
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MTB (S) 4位 (全4チーム) 総合 66位 (全73チーム)
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