MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop

<機関車製作部>

「子供の科学」読者のためのガイド


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2020年1月号〜12月号

<2020年12月号>

第21回は、人間が乗るための車両、トレーラについてでした。どの列車にもトレーラが1両以上含まれます。条件がとても過酷であり、最も脱線しやすい車両といえます。
1つめの動画は、欠伸軽便の顔ともいえる重連の列車。オレンジ色のトレーラには、人間ではなく、砂利袋が載っています。1袋が20kgなので、80kgの荷物を運んで、線路工事の現場へ向かっているところです。


2つめの動画は、非常に長い列車の動画。トレーラ(客車や貨車のボディを被っているので一見わかりません)も4両ほど含まれていますが、貨車や客車が全部で12両。機関車を入れると13両編成の列車の走行シーンです。



<2020年11月号>

第20回は、ターンテーブルについてでした。ターンテーブルに関係する動画はないので、今回はパス。そのかわり、来月号の動画を早めにアップしておきましょう。
と書いたあとで、1つだけターンテーブルが写っている動画を見つけました。ガレージ内にターンテーブルがあります(1分10秒くらいから一瞬)。


<2020年10月号>

第19回は、オープンディについてでした。これまでに10回以上開催されています。しかし、一般公開されているわけではありません。あくまでもプライベートです。したがって、オープンといっても「僕以外の人も少しだけ」くらいの意味しかありません。
2013年の夏のオープンディの様子です。同時に列車が走っています。この当時、初めての信号機が平面交差に対して試験的に設置されました。


2016年の夏のオープンディです。木造橋が開通になり、全線が500mを超える規模となりました。



<2020年9月号>

第18回は、人力機関車。欠伸軽便の31号機が、自転車のパーツを使った人力機関車(Peddal car)です。この自転車は、中古で購入したものでした。ジェットエンジンの試験をするため、自転車の荷台にエンジンを取り付け、坂道を上る試験を行いました。ジェットエンジンの機関車が完成したのち、不要となった自転車のパイプを切り、人力機関車として生まれ変わりました。
下の動画は、この機関車に乗りながら撮影したものです(僕の足が写っています)。コースの半分は下坂なので、ペダルを漕がなくても、ブレーキをかけつつ走り続けます。上り坂でも、それほど力はいりません。自転車で普通の道路を走るよりもずっと楽です。


こちらの動画は、ゲストに運転をしてもらっているところ。1分40秒くらいから15秒間ほど、人力機関車が登場します。



<2020年8月号>

第17回は、ジャイロモノレールの解説でした。もっと詳しいことが知りたい人は、こちらに関連のサイト「ジャイロモノレール研究所」をご覧下さい。また、ジャイロモノレールの動画は、こちらのページにまとめられていますが、代表的なものを以下に2つだけ、ピックアップしておきます。どちらも、ジャイロを回すモータ音が煩いので、音量を絞って見て下さい。
下の動画は、「子科」の記事にある図とほぼ同じ構造のジャイロモノレールです。机の上で往復走行のテストをしているところです。左右にボディを揺さぶっていますが、傾いたらサーボが働いて、逆方向へ姿勢を戻す、という動作を繰り返しているためです(傾きを感知するスイッチの切換えを、内部のLEDの色で表示しています)。


少し大きめのサイズのジャイロモノレールで、マイコン「ラズベリィパイ」を使ってサーボを制御しているため、ほとんど左右に揺れません。庭園鉄道の線路の片方1本を使って走行しているシーンです。ボディはボール紙で製作しました。



<2020年7月号>

第16回は、少し小さめの庭園鉄道と題して、Gゲージや16mmスケール、7/8インチスケールの鉄道模型についてでした。
写真で紹介したものの中から、2例のGゲージの運転の様子を動画をピックアップしました。このほかにも、沢山の動画がありますので、探してみて下さい。
こちらは、ガーラットです。ブタンガスを燃やして蒸気の力で走ります。機関車は1m近くあり、運ぶのも大変な重さです。


次は、市販のGゲージのモデルのボディを利用し、ラジコン用のエンジンで発電して走るハイブリッド機関車に改造したものです。



<2020年6月号>

第15回は、橋について書きました。
今回もストラクチャがテーマなので、動画として適当なものがありませんが、完成した橋を渡っているところの映像をご紹介します。
まず、一番新しい木造橋(timber trestle)を、開通したあとに複数の車両が渡る動画です。直線の部分が長さ10mあります。また、その前後にもカーブの木造高架橋があり、これらを含めると20m以上になります。橋というのは、落葉や雪が堆積しないので一度完成してしまうと、メンテナンスが非常に楽な箇所となります。


こちらは、以前の弁天ヶ丘線で建設されたレンガのアーチ橋。そこをライブスチームのシェイの重連で通過しているシーンです。運転しているのが、欠伸軽便の社長(僕)です。


鉄橋を3つ設置したあと、テスト走行をしている動画です。最初にトラス鉄橋を渡り、ぐるりとループを走ったあと、2つの鉄橋を渡ります。3つとも、橋のスパンは2mほどです。


<2020年5月号>

第14回は、風車です。
欠伸軽便のストラクチャとしては大型になります。自然の風で常時(無風のとき以外は)回っています。発電をしていて、小さなLEDが光るようになっています。風の方向が季節で変わるので、ときどき向きを変えますが、そのとき動かせるのは上部の黒い部分だけです。完成当時は、風車の羽が短く、また周囲の柵や後部の操作棒などのディテールもまだありませんでした。動画の途中、レールバスが通過します。


こちらは、最近撮影したもの。動画の途中で、発電をしているダイナモがクローズアップされます。緑色の細い支柱(操作棒)が4本後部に斜めに取り付けられています。これは実物の風車が方向を変えるときに地上から動かすためのものです(模型では単なるディテール)。また、近くに農業倉庫が建設されました(モルタル製)。リスがときどき窓から出入りしているのを見かけます。



<2020年4月号>

連載が始まってちょうど1年になりました。第13回は、除雪車と除葉車の話題。
5インチゲージの除雪車は、あまり良い動画がありません。どうしてかというと、撮影する余裕がないからです。運転しながらの撮影が難しく、また、除雪車の前方は危険なので、誰かに頼むことも難しいのです。


こちらは、小さい機関車(45mmゲージ)の除雪車(ラッセル車)です。押している機関車は電池で動くおもちゃ(模型ではなく、子供用の製品)。


除葉車の一例。電動ブロアを駆動するために、エンジンの発電機(40kg近くあります)を搭載しています。走行にはバッテリィを使い、台車にモータを4つ組み込んだ全輪駆動。現在は、エンジンのブロアを使って、もっとコンパクトな車両になっています(昨年の動画があり)。


除葉車の一例。ブラシロータ式のもので、ブラシとモータ(ブラシモータですが)をレールバスの前に取り付けています。



<2020年3月号>

変わったタイプの蒸気機関車を紹介しました。欠伸軽便では、5インチゲージのシェイとハイスラが在籍しています。45mmゲージのガーラットもご紹介しましょう。
5インチゲージ、1/6スケールのシェイです。燃料には木炭を使います。ピンクのシェイは、たぶん世界にこの1機だと思います。


5インチゲージのハイスラの修理をしている途中の動画です。蒸気ではなく、コンプレッサの圧縮空気でエンジンを動かすテストをしているところ。普段は見えにくいV型エンジン、プロペラシャフト、ギアドライブなどの様子がよくわかります。


45mmゲージのライブスチームで、燃料はブタンガス。小さいスケールですが大型なので迫力があります。ガーラットは前後に走り装置がある、珍しいタイプの蒸気機関車です。実機はアフリカで活躍しました。



<2020年2月号>

蒸気機関車の仕組みは、今では身近に見ることができません。今回は、数年まえに自作した5インチゲージの機関車(木曽森林鉄道ボールドウィン)の動画を3つご紹介します。
まず、台車とシリンダ、バルブなどが完成した段階で、コンプレッサの圧縮空気を送り込み、動輪を回す試験を行ったときの映像。


その9カ月後の映像。同じく、圧縮空気で試験をしています。シリンダ内の水を排除するためのドレンコックや、エンジンに潤滑油を送り込む給油機の作動も確認しています。また、エンジンを逆転させる様子が途中からあります。


さらに2カ月後の映像。同じく、圧縮空気での試験。既にボイラやキャブが完成しています。動輪が回転すると、ポンプでボイラへ水を少しずつ送り込む機構のテストもしています。ホイッスルも鳴らしています。ほぼ完成した状態で、このあと実際の運転となりました。



<2020年1月号>

信号機の話でしたので、動画は適当なものが少なく、パスしようかと考えていましたが、「お休みですか?」との指摘があったので、選んでみました。そういえば、ありましたね……。
これは、信号機の作動確認をしながら走っている様子です。先行する小さなレールバスは、ラジコンで操縦しています。自分の機関車を運転し、前を走る機関車をラジコンで運転し、同時に動画を撮影するという、忙しい状況でした。


「追伸」にあったオープンディの様子です。信号機が稼働していましたが、50mに1基くらいの間隔なので、滅多に映りません。最後の方で、通過後に腕木信号機が上がる場面が(わかりにくいですが)あります。



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