カウンセリングの説明

灯りでは、ソリューション・フォーカスト・アプローチという手法をメインに使います。

この手法は、アメリカで開発されたブリーフセラピー(短期精神療法)の一つで、問題に焦点を当てるのではなく、解決に焦点を当てることによって、短期間に結果を出す事ができるのが特徴です。

カウンセラーとの対話をする中で、相談者は自分の中に元々もっている解決の力を見い出し、自分自身の力で悩みを乗り越えて行くことができます。
一人では難しい事ですが、訓練されたカウンセラーとの対話によって、それが可能になります。

過去は、変えられないものですが、現在の行動を変える事によって、未来は変えられます。
なりたい姿、望んでいる解決像を、具体的にイメージする事が大切です。
そのために、今どんな小さな行動をとれば良いのか、それが解決への一歩になります。

悩んでいる時は、解決像が描きにくいものです。
カウンセラーと一緒に、対話をする中で、その人の望んでいる解決像を描く事ができます。
又、その為に現在に何をすれば良いのか、その能力を自分が持っていることに、多くの人は気がついていません。
対話の中で、それに気がつき、自分で解決策を見出す。
ソリューションの対話には、それを可能にする力があるのです。

次の3点を基本的な考え方としています。

  • うまくいっているなら、なおそうとしない
  • うまくいったら、それを繰り返す
  • うまくいかないなら、何か違うことをする