ライフガードの視点
★ 問題 ★
プールサイドから5mまでを見ています。
写真中央に写っている 2mライン ( T字 ) から、手前のコースの淵まで、縦に並んだ床のタイルは1列に何枚あるでしょうか?
写真中央に写っている 2mライン ( T字 ) から、手前のコースの淵まで、縦に並んだ床のタイルは1列に何枚あるでしょうか?
グレーチング (プールサイドの格子部分) まで近づいて
プールに近づくにつれて見え方が変化します。
プールの淵まで来ました
見えない部分があります。プールの底は平坦のはずなのに、光の屈折が影響し、湾曲して見えています。
プールの水底は死角だらけ
プールサイドどころか、プールの周囲にある溢れた水が流れていく所からプールを覗き込むようにすると、ようやく水底が確認できます。
プールの深さがあればあるほど、プールの淵ギリギリまで来ないと、水底は確認できません。
もし、見えていないタイルの部分に人が溺れて沈んでいたとしたら、気が付くことができますか?
プールの深さがあればあるほど、プールの淵ギリギリまで来ないと、水底は確認できません。
答え : 8枚 ( 1枚 25cm )
1枚目の写真からは、タイルが8枚も見えていませんでした。真下は見えない死角になる
かなりギリギリな位置に監視台を置いて座っていたとしても、真下はほぼ見えません。
さらに、プールの表面は反射しやすく、照明や太陽などの位置によっては、反射して見えなくなってしまいます。
ガードは歩き回る
死角を無くすため、ガードは巡回を行います。歩いて巡回し、見る角度を変えることで監視業務を強化しています。
遠くを見渡すタワーガード
少し高い台に座って監視することで、遠くまでプールを見渡すことができます。巡回しているガードの背後で何か起こっていたとしても気が付きやすくなります。