最新windowsにXPやDOSを共存させる方法
Windows11にXPやandroidを同居させて、XP時代に楽しんだゲームで再び遊んだり、XPでしか認識しない機材を使ったり、
androidでしか動作しないアプリを使ってデータを作った後、すぐにwindows11で読み込むなんてことも手軽になります。
MS-DOSでしか動作しないRS-232Cを使った工場機器を動かすことできるかも。MS-DOSマシンが壊れたから終わりではなく、
最新版のwindowsにVMwareを使ってMS-DOS環境を復活させてあげると、
RS-232Cのような旧世代の規格の機器でさえも復活できるかもしれません。
VMWAREをインストール
VMware Workstation Playerをwindowsにインストールします。このページでは、省略してVMwareと表記していますが、正確には「VMware Workstation Player」となります。
[無料] VMware Workstation PlayerVMwareをインストールする
何もせずそのまま次へ使用承諾契約書に同意する
同意して次へインストール先を決定
特に変更がなければ次へエクスペリエンスの設定
何もせずそのまま次へショートカット作成の有無
お好みでどうぞ。準備完了画面
インストールボタンを押すだけインストール中
果報は寝て待てセットアップ完了画面
完了ボタンを押す。製品版を購入したい場合は、ライセンスボタンを押す。VMware初回起動画面
利用目的を質問されますので、回答してください。VMware導入を歓迎される
完了ボタンを押します。無料DL配布しているwindowsを入手
Microsoft公式が、Windows11/10/8.1/7を無料配布しています。 怪しいサイトからダウンロードしたり、メルカリなどで怪しい価格のDVDを購入する必要はありません。
Microsoft公式からOSを無料DL
windows10や7などOSを公式サイトからダウンロードできます。入手する途中でオプションを変更して英語版にしたり、32bit版にしたり。 [無料] Microsoft Windows ダウンロード版インストール先を選ぶ
必ず「他のPC用」を選択します。現在使用しているパソコンをイジるのであれば止めませんが…。チェックをオフにすれば英語版も選べる
基本設定はダウンロードするPCで使用しているOSと同じ設定のものを選んでくれます。使用するメディアを選択
.isoを選択します。.isoを選択すると、後からUSBフラッシュドライブにコピーして保存することもできます。最初からUSBフラッシュドライブを選んでダウンロード&データ作成に失敗すると・・・ご臨終するかも。.iso保存場所を覚える
スマホで写真を撮るなり、メモに書き写すなり、保存場所を覚えておきましょう。インストールするOSで使用するプロダクトコードを用意します。 仮想マシンであっても1台として認識されるため、仮想マシンをコピペしまくって作るとコピペした分だけライセンスが必要となります。 起動しなければ、保管用クローンとして新たなプロダクトキーは不要ですが、起動させて日常的に動作する予定なら、プロダクトコードを購入しておきましょう。
プロダクトキーを探すXPをDVDからインストール
インストールディスクを使って新規仮想マシンの作成する
作成を選んで次へインストーラディスクが入っているドライブを選択
ディスクを入れると自動的にOSの種類を判別してくれます。インストールするOSのプロダクトキーを入力
仮想マシンであっても1台としてカウントされます。複数台作る時は、その台数分だけプロダクトキーを購入する必要があります。VMware推奨設定に従う
よく分からない場合は推奨設定に従ってください。ソフトウェアの更新
「ダウンロードしてインストール」を選択しないと、話が進みません。ここで他を選択すると、XPはインストールできなくなります。Windows XP セットアップ画面
ひたすら待つだけ。懐かしいXP草原が復活
待ちに待ったXPが復活しました。これでXP限定で動作していたゲームなどのソフトが最新版のWindows上で動作できるようになりました。画面サイズの変更方法
VMware画面の端をマウスでつまんで引っ張るだけで、解像度変更ができます。既存ソフトの動作チェック
最新版のカスペルスキーをダウンロードしてインストールできました。Windows Vistaも動きます
Windows11の中にWindowsVista環境を作ってみました。わんこ様の笑顔が懐かしいです。※Vistaに入っていた画像データであり、うちの家族ではありません。.isoからインストール
.isoとは、光学ドライブで使うCD-ROMやDVD-ROMなどに入っているデータのイメージファイルのことです。windowsで開くと、光学ドライブが無くても光学ドライブとして認識し、光学ドライブのように扱うことができます。
インストールディスクを使って新規仮想マシンの作成する
作成を選んで次へVMwareで.isoを使用する場合
Microsoft公式サイトからダウンロードしたOSなど、インターネット上で配布されているOSは.isoという形式で配布されていることが多いです。ウィザードに従います
特に変更は不要です。仮想マシンの設定を変更できる
変更しない場合は「完了」を押してOK。あとから変更できます。ハードウェアの設定を変更する場合
推奨設定を表示してくれています。変更しすぎると、VMwareを起動している本体マシンの負荷が大きくなりすぎて、動作が遅くなったり、最悪の場合クラッシュしたりします。設定を完了
仮想マシンの設定を完了すると、仮想マシンにインストールするOSのインストールを開始します。物理PCを仮想化
パソコンから外して保管してあるハードディスクからOSまるごと抽出してクローン化することも可能です。もちろん、現在使用しているパソコンのクローンを作ることもできます。 Microsoft Virtual PC または Microsoft Hyper-Vで使用される .VHD (仮想ハードディスク / Microsoftの仮想マシンディスク形式) を、作成するソフトを使用して過去の資産を活かす方法をご紹介します。
物理ドライブを仮想化(VHDに変換)するDisk2vhd
仮想化したいドライブを選んで、「Create」を押すだけ。 初期状態では、全てのドライブ ( 回復ドライブやraidなど ) にチェックがついているので、 一番必要なドライブ1つだけにして、他は外しておいたほうがいいです。 超時間かかりまくる or 失敗する可能性が高くなるので・・・。この超便利なソフトはMicrosoftから無料でダウンロードできます。怪しいフリーソフトもありますが、Microsoft公式から日本語でダウンロードできるので安心安全です。 [DL] disk2vhd
.vhdをvmware用の.vmdkに変換
NHCでVMWARE形式に変換したい.VHDを選ぶ
フリーソフト「NHC」を使用すれば、超お手軽に .vhd 形式のファイルを vmwareで使用する .vmdk 形式に変換できます。 [DL] NHC変換先の形式を選択
Vmware VMDK を選択ジオメトリの設定は変更しない
何もせずそのまま次へ形式への変換はIDEを選ぶ
「IDE」を選んで、次へ全セクタ数の調整
何もせずそのまま次へ変換先ファイルの指定
何もせずそのまま次へ行くと完了。作成したデータは後で必要になるので、保存した場所を忘れないように。仮想化したPCをVMWAREに取り込む
新規仮想マシンの作成
新規仮想マシンの作成を選択インストール元を選択
インストールディスクがある場合は、一番上を選択。仮想マシンのデータを再利用する場合は、一番下の「後でOSをインストール」を選ぶ。仮想マシンにインストールするOSを選ぶ
OSを選ぶだけであって、VMwareがOSを用意してくれるわけではない。OSは別途用意してください。仮想PCのデータがある場合は、仮想PCデータで使っているOSを選んでください。仮想マシンの名前を設定
名付けてあげてください。ポチでもタマでもマーガレットでもOKです。仮想マシンのスペックを変更
仮想マシンで使用するメモリの容量やプロセッサの数などを設定できます。自由に設定し放題ですが、VMwareを動作させている本体の負担が大きくなるので、変更しすぎないほうがいい。ディスク容量の指定
仮想マシンの設定データを1つのファイルとして管理するか分割するかを選べます。あとで設定を変更したり、別のHDDへコピーしたり、さらにクローン化する場合は、複数ファイルに分割を選んでください。設定変更などの融通が利きやすくなります。仮想マシン作成準備完了画面
作成した内容をさらにイジる場合は、「ハードウェアをカスタマイズ」を選び、表示された内容で作成するのであれば、「完了」を押します。仮想マシン設定の編集を選ぶ
仮想マシンの設定をさらにイジって、別途用意しておいた仮想PC用のデータを適用させる準備をします。仮想マシン設定でハードディスクを削除
仮想マシンにはOSがインストールされたことになっており、このままでは別途用意しておいた仮想マシンのデータは適用できないため、ハードウェア一覧から「ハードディスク」を選んで、削除を実行します。ハードウェアの設定の最下部にある「追加」を選びます
ハードウェアの設定からハードディスクがなくなったことを確認して、いよいよ別途用意しておいた仮想マシンのデータを読み込む準備に入ります。ハードウェア追加ウィザード
ハードディスクを選びます。他も追加できますが、今はハードディスクだけ選んでください。ディスクタイプの選択
IDEを選ぶディスクの選択
既存の仮想ディスクを使用を選びます。既存のディスクを選択
別途用意しておいた仮想マシンのデータを選択仮想ディスクの形式変換
最新版のVMwareで使用する場合は「変換」を選びます。仮想マシン設定画面を確認
読み込みが成功すると、仮想マシン設定の画面になるので、容量を確認します。別途準備した仮想マシンと同じサイズになっているかどうか。使用領域が0ゼロだった場合は、読み込みに失敗しています。.vmxを編集
VMwareを終了して作成した仮想マシンを確認。仮想マシンのデータがあるフォルダ内にある「~.vmx」という環境設定ファイルを見つけて、テキストエディタで開きます。.vmxの中身を確認
設定ファイルをスクロールしていき、真ん中ら辺まで画面をスクロール。Nvme0:0.fileName という行を見つける
仮想マシンの本体データのファイル名を変更します。Nvme0:0.fileName にある仮想マシンのファイル名を変更して保存
Nvme0:0.fileNameにある仮想マシンのファイル名を変更して、.vmxファイルを上書き保存仮想マシンの再生
VMwareを起動し、起動するマシンを選び、再生ボタンを押します。変換した仮想マシンのデータは、VMWAREで新規作成したマシンのデータと同じフォルダにある前提です。違うフォルダに保存している場合は別途.vmxの変更 または データを移動させてください。
仮想マシンが起動するまで待ちます
何もしないでください。起動完了
ディスク容量やインストールされているOSなどをシステムプロパティで確認します。用語解説
このページで使用している用語
- 物理PC
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現実世界に存在するパソコン。物理的に重さや大きさがあるという意味から、物理PCと記載しています。
windows11など最新OSでは動作しないソフトや機器があったとしても、古い物理PCを仮想化してしまえば、もしかしたら使えるかもしれないというのが、このページの内容です。 - 仮想PC
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windows10以前でXPモードという機能がありました。XPではないパソコンで、windowsXPっぽく使える機能です。
XPモードは、ソフトでXP時代のパソコンを再現したバーチャルPC (仮想PC) です。
物理PCとは違い、現実世界に存在せず、パソコンの中に存在する架空のパソコンです。