専攻

政治学(政治心理学、政治思想史)

研究テーマと関心

1. ジークムント・フロイトとハロルド・ラスウェル
 (1) フロイト理論のラスウェル理論への影響、とりわけメタサイコロジーの影響
 (2) アメリカにおける精神分析・精神医学・精神病理学の受容とラスウェル理論との関係

2. 政治学の立場からの旧約聖書「モーセ五書」(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)解釈
 (1)「政治指導者」モーセ
 (2) 政治体制の成立・変容過程としてのモーセ五書

3. 行動論以降の政治学方法論
 政治学は「科学」なのか、また「科学」であるべきなのか

4. 日本の大学における「政治学」の受容(政治学教育をめぐる問題)
 「政治学」という学問は日本の大学でどのように受け容れられ、教育されてきたか。

研究業績

修士論文

木村祐治「政党の環境への対応について〜第二次世界大戦後のイギリス労働党を中心に〜」関西大学大学院法学研究科

学術論文

木村祐治「政治的自発性の追求―Terry Eagleton Literary Theoryを手がかりに」『関西大学法学論集 』第52巻第6号(2003年3月)、149-219ページ。(単著)

木村祐治「権力を意味づけるもの(一)―ジェンダー・セクシュアリティとイデオロギー」『関西大学法学論集 』第57巻第1号(2007年6月)、138-171ページ。 (単著)

木村祐治「権力を意味づけるもの(二)―ジェンダー・セクシュアリティとイデオロギー」『関西大学法学論集 』第57巻第2号( 2007年7月)、306-336ページ。(単著)

木村祐治「モーセという男とポピュリズム―「体制の機能としてのリーダーシップ」についての一考察 : アーロン・ウィルダフスキー、ジークムント・フロイトのモーセ五書解釈を手がかりに―」『関西大学法学論集 』第63巻第3号(2013年9月)、737-788ページ。 (単著)

報告

「テリー・イーグルトンの政治思想」関西大学法学会政治学研究会(2002年6月19日)

「コンテクストの権力―ジェンダー、セクシュアリティの視点から」関西大学法学会政治学研究会(2006年7月5日)

「「体制の機能」としてのリーダーシップ ポピュリズムとポピュリストについての一考察―アーロン・ウィルダフスキー、ジークムント・フロイトのモーセ五書解釈を手がかりに」関西大学法学会政治学研究会(2013年4月17日)

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