万 峰 林
興義市街から公共バス(1元)を使ってこの万峰林まで行ける。
カルスト地形の典型で、たくさんのお椀型の石灰岩の山が連なる。
山の中腹を3qほどの展望ラインが造られており、
カートに乗りながらすばらしい眺望が楽しめる。
麓では、レンタ・サイクルで山間を縫いながら
布依族部落の中を楽しいサイクリングが楽しめる。
さらに東方30qの所に万峰湖にも足を伸ばしたが、
こちらは舟で廻らないと景観は楽しめない。
(4月25日)
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万峰林: 山腹の眺望ラインからのすばらしい景色(カート代:50元) |
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万峰林: レンタ・サイクル店のかわいい女の子をパチリ! |
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万峰林: レンタ・サイクルを使えば、2時間ほどでこの地域全体を巡れる。 |
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万峰湖: 船で奥まで進まないと景色は良くない。湖で採れた川エビを庭で天日干ししている。 |
双乳峰
万峰林のある興義から、次の訪問地である黄果樹地区へ
向かう途中に”双乳峰”という珍しい形の山があるので、
貞豊に寄り道をしてそこを訪れてみた。
(4月26日) |
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双乳峰: おっぱいを二つ並べたお椀型の山が隣り合って並んでいる。 |
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双乳峰: 石灰質のカルスト地形なので、昆明のものを小さくしたような石林も乱立している。 |
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花江大渓谷: 黄果樹へ向かう途中の景色は、アメリカのアリゾナを思わせる崖と渓谷の絶景が広がる。(バスから) |
黄果樹瀑布
安順から50km南にあるこの滝は、アジア最大の滝とのことである。
ナイアガラやイグアスの滝とスケールを比べると見劣るが、
華厳の滝よりははるかにスケールが大きい。
(4月27日) |

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黄果樹瀑布: 滝までの途中に一大盆栽園が目を楽しませてくれる。中国の盆栽は体幹が強くダイナミックだ。 |
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黄果樹瀑布: 滝は高さ74mX幅81mで、形が美しく結構迫力もある。
ちなみに、横の女性は隣でポーズを取っていたので、つい失敬!私より滝とマッチしているもので。 |
石 頭 寨
黄果樹瀑布から5kmの所に布依族の部落があるので訪れた。
この布依族は、建物を全て石造りで行っている。
(4月27日) |
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石頭寨: 壁、階段、敷石、そして屋根までも石造りだ。黄果樹の観光地に近いため、民俗色は薄れている。 |
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石頭寨: 田植えはどこでも同じようである。椅子を出してきて、座り込んでゆったりと田植えをしている。 |
高興村の長角ミャオ族
黄果樹から安順に行き、安順から140qの山奥にある
六枝地区の高興村に向かった。途中岩脚鎮で一泊し、
翌朝一番で20qほど離れた高興村に向かった。
ここが最後の訪問地であり、どうか期待に違いませんように!
最後の5kmはバイクを雇って村に入った。
(4月27日・28日) |

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高興村: 途中10人乗りのミニバンで山中に進み、最後はバイクで高興村入り。中々美しい村だ。 |
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高興村: 石積みも壁で、しっかりとした家屋である。 |
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高興村: 公安所のおばあさんが家に招き入れてくれた。ミャオ族の刺繍ミニ着物を頂いた。 |
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高興村: 村で働く人たち(民族衣装の刺繍・牛のえさやり・えさ煮・木を切る・山に山菜摘みに向かう子供たちなど) |
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高興村の長角ミャオ族の正装衣装
この家の母と娘二人に頼み込んで着てもらった。
衣装は手編みの刺繍で作られている。
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納戸の落書き:”天人問過、「人生、宝物几何曽」”
天の人が問うたことがある。 「人生において、宝物は
どれ程の価値があるものか」(価値はありゃしないのでは?):山下解釈 |
旅のエピローグ
私の中国少数民族の旅も5回目、うち貴州省は3回目で、
かなりの土地勘も働くようになった。 途中、風邪をひき、
鳥インフルの恐怖を懸念しながらも、歳のことも忘れて、
1,500qの行程を2週間で50台以上のバスやミニバンを
乗り継ぎ精力的に且つ、ダイナミックにチャレンジしてみた。
思ったよりも充実した成果が得られたと満足している。
今回、旅の途中で、たっぷりある夜の時間を利用して、
エッセイ「旅で想うこと」もしたためてみました。
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