定義:Rにおける位相概念間の関係 

内点・外点・境界点の関係/内部・外部・境界の関係

点集合の内部・外部・境界と、その補集合の内部・外部・境界との関係

触点と内点・外点・境界点との関係/閉包と内部・外部・境界との関係


内点・外点・境界点と集積点


【触点・閉包と、集積点・孤立点】


【無限集合・有限集合と集積点】


→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次 

   ある点集合の集積点は、その点集合の触点  

・ 任意の《R部分集合E》について、 
 すべての《E集積点》 は、《E触点》。    

   aR  「aが《E集積点》 」aは《E触点》」
   aR   aE導集合 a [ E ] 

・つまり、 任意の《R部分集合E》について、 《E導集合  [ E ] 

・特に、
 任意の《R上の区間和E》については、
 すべての《E集積点》 が、《E触点》であるだけでなく、 
 すべての《E触点》も、《E集積点》となる。 

 つまり、 

  任意の《R上の区間和E》については、 《E導集合=  [ E ] 

【文献】
・斎藤5.2.27(p.152):位相空間全般において。《Aの集積点》∈《Aの閉包》。ということは、《Aの導集合》《Aの閉包》?
・松坂『解析入門3』12.1-J-命題6a(p.63)。「Aの集積点はもちろんAの触点である」 
Lang,ラング現代微積分学』8章§1(p.175)。「Sの集積点は特にSの触点でもある」
・赤攝也『実数論講義』定義6.1.1;注意2(p.121)Aが区間和である場合においては、《Aの導集合》=《Aの閉包》。
 


位相概念間関係
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次 

ある点集合の触点は、その点集合の集積点か孤立点のいずれか一方。

・ 任意の《R部分集合E》について、 
 すべての《E触点》 は、《E集積点》か《E孤立点》のいずれか一方。
 





【文献】
・《Aの閉包》=《Aの導集合》∪《Aの孤立点の集合》, 《Aの導集合》∩ 《Aの孤立点全体の集合》=φ  [黒田『微分積分』問8.1.4(ii)(iv)(p.275):Rn一般]
      ということは、《Aの閉包》=《Aの導集合》+《Aの孤立点の集合》と直和分解できる、ってこと?
・ "x is adherent to S" ⇔ "x is either an accumulation point of S or an isolated point of S"[Lang, Undergraduate Analysis,Chapter6§5Exercises13(p.132) :Rのみならず、ノルムベクトル空間全般。和訳未収録]



位相概念間関係
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次 

ある点集合の触点は、その点集合に属す元か、その点集合の集積点。

・ 任意の《R部分集合E》について、 
 すべての《E触点》 は、《Eに属す実数》か《E集積点》。
 

    AがRの部分集合に過ぎない場合には、《Aの閉包》=A∪《Aの導集合》[赤攝也『実数論講義』定義6.1.1;注意2(p.121)]
   ・the closure of S is the union of S and its set of accumulation points.[Lang, Undergraduate Analysis,Chapter6§5Exercises13(p.132) :Rのみならず、ノルムベクトル空間全般。和訳未収録]







【文献】

 ・




位相概念間関係
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次 

ある点集合の触点が、その点集合に属さないならば、その点集合の集積点。

・ 任意の《R部分集合E》について、 
 Eに属さない《E触点》 は、《E集積点》。
 
・特に、
 任意の《R上の区間和E》については、
 すべての《E触点》 が、《E集積点》であるだけでなく、 
 すべての《E集積点》も、《E触点》となる。 


   ・《Aの閉包》−Aの点は、Aの集積点    [斎藤5.2.27(p.152):位相空間全般において]。ということは、《Aの閉包》−A《Aの導集合》?
   ・「Aに属さない《Aの閉包》の点は、Aの集積点」「《Aの閉包》はAにAのすべての集積点をつけ加えることによって得られる」[松坂『解析入門3』12.1-J(p.63)]


   ・Aが区間和である場合においては、《Aの導集合》=《Aの閉包》。[赤攝也『実数論講義』定義6.1.1;注意2(p.121)]


【文献】

 ・

   

位相概念間関係
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次 
Amazon.com Widgets

・ 


ある点集合の内部の触点は、その点集合の集積点。ある点集合の集積点は、その点集合の内部の触点。


   ・《intAの閉包》=《Aの導集合》 [黒田『微分積分』問8.1.4(iv)(p.275):Rn一般]

【文献】 
 ・
 


位相概念間関係
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
総目次