my favorite artists(gU)
Ms★M皆さんは、どんなジャンルの音楽が好きですか?
クラシック?、ポップス?、それともジャズ?
私はどれも大好きです。
記憶をたどれば、最初に買ったレコードはアバの「グレーテスト ヒッツ」のLP版でした。多分、小学校5,6年生の頃。
シングル版と違って、LP版の2800円は当時の私にとっては大金でした。
その後、中学・高校と進むうち、Dyuran DyuranやMichael JacsonなどのLPが次々とレコードラックにならぶようになりました。
でも、学生の身で次から次へとLPを買うことも出来ず、通ったのがレンタルレコード店でした。
このレンタルレコードのおかげで、これまで聴いたことのないアーチストのものもたくさん聴けるようになりました。
そして覚えたのが、「ジャケ買」(ジャケガイ)のようにジャケットの雰囲気で聞いたこともないようなアーチストのものを借りてくること。あたり・はずれはありますが、知らなかったサウンドにめぐり逢える楽しさは忘れられません。
今はネットで試聴出来るので、こんな楽しみもなくなってしまいました。それに、cdのジャケットでは小さくて、ジャケット選びの楽しさも半減です。それより、基本的なものを見る力を失ってしまいましたし…。
高校生の頃は、ディスコに通い始めるようになったためEuro musicというダンスミュージック系を聴くことがほとんどでした。
友人たちの中で誰も知らないアーチストのカッコいい曲を探すのがとても楽しい時期でした。
それから年齢を重ねるごとにr&bやボサノバ、アシットジャズのような少しけだるい感じのサウンドに魅力を感じるようになりました。今でもベースはこのラインです。
皆さんはいつ、どこで音楽を聴いていますか?
ずーっとずーっと以前の「おもちゃ箱」の原稿の中で、バスルームで音楽を聴く…と書いたことがあります。今はさすがにcdラジカセを持っていってまで聴くことはなくなりましたが、バスルームでも大丈夫なワンセグテレビにラジオも聴ける小さなものを持って、fmなどを聴くこともあります。
もちろん、部屋で聴くことが1番多いのですが…。
どんなジャンルの音楽をいつ聴くか…。
たとえば、朝食時にモーツァルトのコンチェルト。お掃除時にはアップテンポのロックやポップス。真夜中のジャズ…。
お天気によっても、晴れた日の午後のボサノバ。雨の日の夜のr&b。台風のような日のマーラーの交響曲…など。
別に決まったものがあるわけではないのですが、何となくこんな感じ…。基本はその時、私自身が何を聴きたいか…ということだけなのですが…。
皆さんは、生で聴くのとcdのどちらで音楽を聴きますか?
音楽は絶対に生で聴いた方がいいに決まっている…、なんておっしゃる方が多いのかしら?
私の場合は、クラシックは断然生の音を聴きたい。でも、ロックやポップス、ジャズも時によってはcdの方がいいと思っています。
ロックやポップスを会場まで足を運ぶのはその場の盛り上がりを体感したり、ダンスパフォーマンスやステージ演出も見たい時。ジャズも本当に好きなアーチストがステージにあがる時やその場でしか聴けないセッションが行われる時くらいかしら。
ジャズバーの雰囲気を楽しみながら友人たちとお話するのはそれはそれで好きですけど。
でも、本当に「音」だけを純粋に楽しみたいのであれば、クラシック以外の音楽はcdの方がいいと私は感じています。
クラシックのcdも何枚も持ってはいますが、やっぱり物足りない…。何故…?
多分、音としての完璧さ。
最初クラシックのコンサートへ行き始めた頃は、ショパンだとかモーツァルトといった作曲家のメロディーに重点をおいていました。でも、いつ頃からかそういったメロディーではなく、瞬間瞬間の「音」を聴くようになりました。
私は勉強嫌いです。ですから作曲家やそれぞれの曲についての知識は乏しいです。アーチストについても、どの音楽祭やコンクールで入賞したかなんて全く無頓着です。
いくつかの演奏を聴き、今ではあのアーチスト、もしくはオーケストラの出す音色が好き!…という風に変わってきました。どれもこれも単に自分が心地いいと感じるかどうかだけの違いです。
ロックやポップスなどとクラシックの違いは、もうひとつ。
クラシックの曲では、この曲は貴婦人たちも聴いたのかも…とか、この楽器は大きなお屋敷でサロンコンサートに用いられたものかもしれない…などと、タイムスリップさせてくれるところでしょうか。
ピアノの前進といわれるチェンバロやフォルテピアノなどを見ればわかりますが、現在のピアノよりもずっと小さいのです。きっとバッハもショパンも現代人のように大きくはなかったのでしょう。音の広がりも狭いので、ピアノのそばに椅子をならべて聴いたのかしら…などと、あれこれ空想するのも私のクラシック音楽の楽しみ方のひとつです。
これからもホールでの生の音と、cdのクリアなサウンドと…、どちらも私には欠かせないものでしょう。
そして、もっともっとたくさんのアーチストに出会い、音を楽しんでいきたいと思います。