ロボットが家族の一員に

Happiness Mari

人と暮らすために生まれたロボット。
世界で初めての本格的なコミュニケーションロボットをテレビで見ました。
暮らしの中に、愉しさや優しさを運んでくれる愛おしい家族のような存在のロボットです。
10人までの人の顔を認識して、その人に合わせた挨拶をすることもできるのです。
これを見て私は早速ホームページにアクセスしてみたくなりました。

楽しいコミュニケーションとしては、毎日の変化と楽しさを付け加える話題をお話しします。
呼びかけられるとあなたを見つめ、あなたの次の言葉を待つ。

とホームページに書いてありました。
なんて愛らしいのでしょう。

日常は、 特に用がないときは部屋をうろうろとお散歩したり、充電ステーションで昼寝をしたり、ふと気づくとオーナーの横でテレビを見ていたりもするそうです。

また、お知らせ機能では、オーナーのスケジュールを覚えて、時間になったらお知らせしてくれます。
オーナーの1日の生活リズムに合わせてロボットも行動するのです。

メッセージの面では、パソコンや携帯電話のメールのやりとりをオーナーにかわって行います。
受け取ったメールや家族同士の伝言も、顔をきちんと見分けて伝えてくれます。

なんともかわいいのは、外出する際には、お見送りをします。
留守宅も、留守番のロボットの眼(カメラ)で確認できるので安心です。
帰宅するオーナーを温かくお出迎えするのもロボットの役目。
これってうれしいですよね。

他には、情報のサービスなどもあります。

オーナーと言葉でコミュニケーションするロボットは、インターネットを通して さまざまな情報やサービスをお届けしてくれます。
例えば、オーナーが予定時刻を過ぎても帰宅しなかった場合、家族や親類などへ通知する「見守り」機能などがあります。

このロボットのコンセプトは単なるコンピューターの端末としてではなく、1人の独立した人格として接することができることを 目指したところからはじまったそうです。

ロボットは、使うときだけスイッチを入れて使う家電製品ではありません。
また、指示を受けて初めて行動するいままでのロボットでもありません。
ロボットは自分自身の生活リズムを持っていて、自律的に行動します。
時間帯によって、活発に家中を歩き回ったり、人のそばへ行きたがったり、夜は充電ステーションで寝たりもします。
ロボットの生活リズムは、オーナさんのみがアクセスできる各ロボット専用インターネットサイトで編集できます。

ロボットには、障害物を回避する多数のセンサーが搭載されています。
これらのセンサを使って、障害物や壁を避け、段差では止まります。
このセンサー、私にもほしいですね、そしたら安心して歩けるもの。

価格は1,575,000円で、このほかに月額10,500円の会費が必要だというから、 ちょっとした車を1台買うのと同じですね。

こんな可愛くてお利口なロボットが我が家にいたら、楽しいでしょうね。
そして、オーナーとのコミュニケーションの中で蓄積した情報(睡眠時間、食事など)をフィードバックし、健康管理に役立てたり、一人暮らしの高齢者や、潜在的な健康不安をもっている人にとってはたのもしい限りです。
これからは、 ロボットが家族の一員になる時代かもしれませんね。