1973年に「御宿かわせみ」が登場して以来34年、ついに「かわせみ」は明治を迎え「新・御宿かわせみ」として再スタートを切りました。
東吾さん、源さん、宗太郎さん達が青春を謳歌し、子供達の成長と共に終りを告げた江戸編。そして今度は彼らが明治という新しい時代を生きていきます。



「江戸編」ではるいさんの年齢を書いてきましたが、「明治編」に入り、麻太郎君の年齢を数えてみようと思っていますが、さて彼はいくつで英国留学に旅立っていったのか・・・江戸編最終話で15歳、その後16歳で出発したとして5年半で帰国した時は21、22歳でしょうか。もう少し検証してみます。

慶応4年(1868)5月25日 麻生家事件
慶応4年(1868)6月 3日 麻太郎英国へ出発
慶応4年(1868)6月15日 源三郎事件
慶応4年(1868)8月19日 東吾の乗った美加保丸が江戸湾を出発
慶応4年(1868)8月22,23日 嵐のため美加保丸は房総沖で破船沈没
明治元年
明治5年(1873)12月 麻太郎英国から5年半ぶりに帰国

年表 1 2 3 4 5

  タイトル 年齢 年齢根拠 出来事
265 築地居留地の事件 12月 21   麻太郎、5年半ぶりに英国留学から帰国。
266 蝶丸屋おりん 1月 22    
267 桜十字の紋章 3月      
268 花世の縁談 5月       
269 江利香という女 6月       
270 天が泣く 7月     麻生家の事件、畝源三郎の死の真相が明らかに。
271 華族夫人の忘れもの 9月     華族夫人は麻太郎の子供時代の知り合い?
272 士族の娘 10月      
273 牛鍋屋あんじゅ 12月      
274 麻太郎の休日 1月 23   源太郎は司法官の試験を受ける予定
275 春風の殺人 3月      
276 西洋宿館の亡霊 5月?     千春が麻太郎の出生を知ることに。
277 明石橋の殺人 11月      
278 俥宿の女房 1月 24    
279 花世の立春 2月     ついに源太郎と花世が祝言!
280 糸屋の女たち 3月      
281 横浜不二山商会 7月     海岸女学校と改称されたのは1877年
282 抱卵の子     東京医学校が東京大学医学部となったのは1877年
283 イギリスから来た娘 7月      
284 麻太郎の友人     麻太郎の友人、清野凜太郎初登場!
 285 姥捨山幻想 9月      
 286 西から来た母娘 12月     源太郎花世夫婦に子供が出来たらしい。
 287 殺人鬼 3月 25    
 288 松前屋の事件 4-5月      
 289 蘭陵王の恋 11月     千春の縁談
 290 宇治川屋の娘 7月 26    
 291 千春の婚礼 9月     凛太郎と千春の祝言。
源太郎花世夫婦に子宝が!
 292 とりかえばや診療所 12月      
 293 殿様は色好み 2月  27   源太郎花世夫婦の長男源次郎誕生 
294 新しい旅立ち     麻太郎二度目の留学に出発
295 お伊勢まいり  3-4月  29   嵐のため「かわせみ」休業。その間るいはお千絵、お吉、長助らと共に3月1日お伊勢まいりに出発
麻太郎の二度目の留学から二年が過ぎ帰国。oshimasakura1.jpg
源太郎花世夫婦に第二子が、凜太郎千春夫婦にも第一子が。
296 霧笛       「かわせみ」大規模改装後の新規開店で千客万来
297 玄猪祭さわぎ 10月     麻太郎と一条結子の縁談が正式に決まった
298 去年今年 12月      
299 青い服の女 2月 30    
300 二人女房 5月      
301 安見家の三姉妹       麻太郎と一条結子の縁談は結子が再留学するので取り敢えず白紙に。
正吉とお晴が「かわせみ」から暇を取って出て行った

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