「御宿かわせみ」が登場して以来、東吾とるいの年齢は永遠の謎であります。そこで小説が始まってから最新刊までの年表をまとめてみました。
年齢とあるのはるいの年です。正月を迎えると一つ年をとる「数え年」としました。途中、突然若返っていることがありますが、小説から読みとれる年齢で書きました。
他の登場人物については、下記の表を参考にるいの年齢にプラスマイナスしてお考え下さい。
また年表4に、「最新刊での子供達の年齢」についても記載しました。



「るい」さんの年齢に下記を+−して下さい。
東吾 源三郎 通之進 香苗 七重
−1 +1 +11 +1 −6



江戸編最終刊「浮かれ黄蝶」での子供達の年齢は
千春 麻太郎 源太郎 千代 花世 小太郎 正吉
8 14 15 9 14 11 23
今まで子供達の年齢についても、真剣に考えたことがなかったのですが、この年表を作るに当って計算してみました。あくまでもお正月がくると一つ年を取るとして単純に計算したものですので、実際には分かりません。
23歳の正吉ちゃんはもう子供とは言えないないのですが、今までの流れで子供達の年齢のところに入れています。麻太郎、花世ちゃんの二人が同い年で源太郎が1つ年上の幼なじみ。これからが楽しみです。最新刊ではキッズ世代の活躍話が増えていますね。

年表 1 2 3 4 5

  タイトル 年齢 年齢根拠 出来事
212 江戸の植木市 1月 36    
213 梅屋の兄弟 3月      
214 佐助の牡丹 4月     るい、千春、お吉をつれて富岡八幡で開かれている牡丹市に出かける。
215 江戸の蚊帳売り 4月      
216 三日月紋の印籠 5月      
217 水売り文三 7月      
218 あちゃという娘 9月      
219 冬の桜 10月      
220 宮戸川の夕景 10月      
221 初春弁才船 11-1月 37    
222 辰巳屋おしゅん 2月      
223 丑の刻まいり 2月     女中のお石の成長ぶりがみもの
224 桃の花咲く寺 3月       
225 メキシコ銀貨 4月     麻太郎と源太郎共に船が大好き
高山仙蔵先生初登場
226 猫一匹 5月       
227 鬼女の花摘み 6月   どちらも似たような白絣で、年は源太郎のほうが上だが 麻太郎と源太郎初めての花火見物
228 浅草寺の絵馬 6月     お石ちゃんすっかり器量よしに。
229 吉松殺し 9月      
230 白鷺城の月 11月     東吾、るい、宗太郎と長助が姫路へ。
231 初春夢づくし 1月 38 「満江さん、おいくつでしたかしら」
「四十五になります」
なんとなく、るいは苦笑した。自分よりも少々、年上の従姉だが、
初めてるいの母親の名前が判明
232 招き猫 2月     千春ちゃんは麻太郎兄様が大好き
233 蓑虫の唄 2月      
234 夜鷹そばや五郎八 5月      
235 野老沢の肝っ玉おっ母あ 7月     お石ちゃんのおっ母さんが登場
236 昼顔の咲く家 6月      
237 江戸の精霊流し 7月      
238 亥の子まつり 10月      
239 北前船から来た男 10月      
240 猫絵師勝太郎 12月     長寿庵の飼い猫の子がみんなに貰われていった
241 梨の花の咲く頃 1月 39    
242 十八年目の春 3月      
243 浅妻船さわぎ 4月      
244 成田詣での旅 5月      
245 お石の縁談 6月     大工の棟梁源太が歿って十年。お石は十八歳。
246 代々木野の金魚まつり 7月      
247 芋嵐の吹く頃 8月     嘉助の孫のおせんが嫁入り
248 猫芸者おたま 9-10月      
249 十三歳の仲人 9月   「前代未聞ではないか、十三歳と七歳の仲人と申すのは・・・・・・」 麻太郎、千春が大活躍。
250 稲荷橋の飴屋 4月 40   お石の後にお晴という女中が新加入
251 青江屋の若旦那 5月      
252 明石玉のかんざし 6月     るいの亡母の形見の珊瑚のかんざし
253 手妻師千糸大夫 7月     菊花亭秋月のお秋さんが懐かしい
254 文三の恋人 7月     二年前に知り合った水売り文三が再登場
255 小判商人 11月     麻太郎・源太郎が大活躍
256 初卯まいりの日 1月 41    
257 浮かれ黄蝶 1月   「私は十月八日です」
「それじゃ、十四歳でございましょう、
麻太郎の誕生日が十月八日に変更。年が判明。
258 捨てられた娘 3月      
259 清水屋の人々 5月     花世、麻太郎、源太郎が活躍。
260 猫と小判 5月     お石ちゃんが懐妊。
261 わいわい天王の事件 6月     嘉助の記憶が事件解決へ。
262 二人伊三郎 8月     航吉さんが再登場。
263 さんさ時雨 10月      
264 公孫樹の黄ばむ頃 11月     るいの父方の実家が市川の八幡と判明

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