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トップページ> 音楽> レビュー> 2005年> 1月
January, 2005
Jason Falkner
Bliss Descending
Neighbor
They Put Her in the Movies
Feeling No Pain
Moving Up
Lost Myself
公式サイト(英語)
Release Date : 2004.03.09
元ジェリーフィッシュ、その後のソロ活動で発表した
2枚のアルバムも素晴らしきパワーポップの名盤として
語り継がれている(かもしれない)、知る人ぞ知るミュージシャン、
ジェイソン・フォークナーが昨年ひっそりと出していた
5曲入りEP盤です。やっと購入しました。

っていうか、何なんでしょう、この品質の高さは!?
ビックリしますよ、ビックリ!!
もっと早く買っとけばよかった〜、と、今さら後悔。
今月、オレのクルマで一番のヘヴィ・ローテーションとなるのは
スピッツで決まりかと思ってたんですけど、いやいや、
ぶっちゃけ、このジェイソン・フォークナーでしたね!

そのくらい、パーフェクトな5曲です。

どんな言葉で表現すればいいのかわからないんですが、
オレの心にそっと寄り添う音楽とでもいいましょうか、
快感のツボを絶妙な手つきでなでられてる感じ。
でもまだ絶頂にまではイカせてくれない、じらされ感。
"あぁ〜ん、もっとガンガンきちゃってよ〜!"
と、売れっ子AV男優の超絶テクをせがむAV女優みたいな
心境になってしまいます。
5曲しか入ってないなんて、限りなく拷問に近いわん!
もっと聴かせてほしいのにぃ〜!!

早くフルアルバムを作ってくれよ、頼むよ!
なんて思ってたんですけど、彼の公式サイトをのぞいてたら
"昨年末は、Magnetの新作の制作に参加していた"とのこと!
これまた、もう、なんというゼイタクな組み合わせ♪
オレの快感のツボが、また刺激されますわね。
すげぇ。マジすげぇ。身震いしてきた。超期待!
posted on 2005.01.23
▲TOP
100s
Oz
OZ I
A
B.O.K
バーストレイン
ここが果てなら
なのもとに
OZ II
(For)Anthem
Sonata
やさしいライオン
Leek Rag's Leek
Santa's Helper
Honeycom.ware
扉の向こうに
OZ III
光は光
いきるもの
K-ing
またあした
バハハイ
ハルとフユ
公式サイト(日本語)
Release Date : 2005.01.13
1997年にソロ・アーティストとしてデビューした中村一義。
独特な声、独特な存在感、そして独特な音楽観を引っさげて
活動していましたが、2001年、この100s(百式)という
バンドを結成するに至りました。
(椎名林檎がソロから東京事変に移行したのと同じ流れ
と表現してもいいでしょうか。)

今回は、100sと組んで作った2枚目、
そして、100sを名乗って発表する最初のアルバムになります。

大きな舞台の上にたった独りで立っていると、
観客席やカメラからの圧力を一身に受け止めなければなりません。
すごい圧迫感なんでしょうね。
それを楽しめる人もいれば、苦痛に思う人もいるでしょう。
でも、その舞台に立っているのが自分ひとりじゃないとなると
すごく気がラクになって、のびのびできるのかもしれません。

オレには仲間がいる!ひとりじゃないんだ〜!!ってね。

中村さんがどう思ったかは知りませんけど、
今回のアルバムは、前作『100s』よりも開放的で
バンドとしての一体感が増した感じがします。
基本的には、大傑作『ERA』を発展させたような作りですけど、
音の奥行きが広がったなぁって感じですかねぇ。

すごく高品質♪

ただし、ちょこっとひっかかる点があって…。
なんか、有名な曲に似たフレーズ・雰囲気を持った曲が
このアルバムの中に2曲ほどあったんですよね。
その「有名な曲」というのは、

The Extremeというアメリカのハードロック・バンドが
1991年に発表、ビルボード誌シングルチャートで1位になった
アコギ弾き語りの必殺バラード"More Than Words"。
(うわっ、もう15年も前の話になるのか…。)
もう一曲は、超大物アーティストStingの曲で
映画『レオン』のエンディングにも使われている
オレも大好きな"Shape of My Heart"なんです。

パクったとかなんとかと言うつもりはありませんけど、
元ウタと似てるんで、それを気にしながら聴いてると
酔いも醒めちゃうわ…みたいな気分になってしまうんです。
そこだけがちょっと残念。

あ、そういえば、宇多田ヒカルのアルバムにも
"Shape of My Heart"そっくりの曲があったんだっけ!
あの曲、人気あるよなぁ。だよなぁ。染みるもんなぁ。
posted on 2005.01.20
▲TOP
スピッツ
スーベニア
春の歌
ありふれた人生
甘ったれクリーチャー
優しくなりたいな
ナンプラー日和
正夢
ほのほ
ワタリ
恋のはじまり
自転車
テイタム・オニール
会いに行くよ
みそか
公式サイト(日本語)
Release Date : 2005.01.12
スピッツ、きちゃったよ〜!
今回はきたね!ビシッときたよ。
ど真ん中に超高速スライダーがきたね。
で、その球をテキトーに振ってみたら
なんだかわかんないうちに、見事バットに当たって
気づいてみたら場外ホームランでした!
みたいな感じですわ。

毎日毎日、来る日も来る日も
一日一度は聴かないと気がすまない感じになってます。

ほんと、このバンドは歩みを止めませんよ。
駄作というものがひとつも存在しないのね。
"現状維持"という言葉も、彼らの辞書にはないんでしょう。
常に一歩前に進む姿勢、
しかもまっすぐに足を踏み出すのではなくて
いつも少し斜め前に進む、
常に視線を新しい方向へ向けようとする姿勢。
いいっすわ。マジでいいっすわ。

このCDを初めてプレーヤーに入れて、
初めてスピーカーから音を鳴らしたとき、
4曲目の"優しくなりたいな"のところで、
最初の大きな衝撃を受けました。
甘いピアノの音色にのせて
♪キミのことが知りたい〜♪と歌いだされた瞬間、
あぁ、オレにもこの人ほどの才能があれば
好きな子にたくさんの思いを伝えてあげられるのになぁ〜
って思ったもん。嫉妬というよりも羨望のまなざしですね。

2度目の大衝撃は11曲目の"テイタム・オニール"。
サビの部分がいきなりスポコンアニメの主題歌みたいに
聴こえて、思わず吹き出しそうになりましたよ!
なんていう強烈な飛び道具を使ってくるんだ、このバンドは…。

っつうわけで、早くも
2005年の10本にランクイン確実な一枚が登場してしまいました!
スピッツのライブってやつにも行ってみたいなぁ。
長年抱き続けている願望です。
posted on 2005.01.18
▲TOP
Rufus Wainwright
Want Two
Agnus Dei
The One You Love
Peach Trees
Little Sister
The Art Teacher
Hometown Waltz
This Love Affair
Gay Messiah
Memphis Skyline
Waiting For A Dream
Crumb By Crumb
Old Whore's Diet
公式サイト(英語)
Release Date : 2004.11.16
2003年、『Want One』をリリースしているルーファス・ウェインライト。
それと同時期にレコーディングしていた曲が
2004年になってようやく『Want Two』として発表されました。
これは"あまりにリリース間隔が近すぎると売れなくなるから…"
というレコード会社の思惑なんだそうです。

なんだかなぁ〜。

さて、「同時期に作った」ということは、
OneもTwoもそんなに変わんないんじゃないか?
という当初の想像がありましたけど、
実際のところは、半分当たりで半分ハズレ。

アルバム全体の雰囲気は似てるんですが、
メロディの良さはTwoのほうが断然好みですね!
Oneは前フリで、Twoからが本番だぞ!的な躍動感が
バリバリ感じられるんです。
そんな風に聴いてて目に浮かぶ光景は、
まさに映画『ムーラン・ルージュ』の世界!
歌って踊って、泣いて笑って、
赤いカーテンの幕が開け、哀愁のエンディングを迎える。

うわぁ〜、なんか、わけわかんないうちに感動したまま
終わっちゃったよぉ。すげぇよかった♪

って感じです。
彼みたいな音楽を作る人って、オレは他に知りません。
すごく貴重な存在だなぁ。ほんと。
エルトン・ジョンが絶賛する気持ちもわかる気がする。
(エルトンとルーファスは系統が似てるからね、いろんな意味で)
次はまた違った雰囲気を醸し出した作品も、と期待しながら
このアルバムを聴いていたいと思いまーす。
posted on 2005.01.01
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