Original Sound Track by Massive Attack |
Danny The Dog |
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Opening Title
Atta' Boy
P Is For Piano
Simple Rules
Polaroid Girl
Sam's Tunes
One Through At A Time
Confused Images
Red Light Means Go
Collar Stays On
You've Never Had A Dream
Right Way To Hold A Spoon
Everybody's Got A Family
Two Rocks And A Cup Of Water
Sweet Is Good
Montage
Everything About You Is New
The Dog Obeys
Danny The Dog
I Am Home
The Academy |
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Massive Attack公式サイト(英語)
映画公式サイト(フランス語)
Release Date [US] : 2004.10.26 |
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ジェット・リー主演、リュック・ベッソン脚本で来年公開の 映画『Danny The
Dog』のサントラになります。 (アメリカでは『Unleashed』という題になるみたい)
この映画の音楽担当が、イギリスを代表するテクノ・ユニット マッシヴ・アタックということで、映画自体よりも サントラのほうに目が向いてしまうんですよね、どうしても。 (最近のリュック・ベッソン映画は、どうもね…。)
オレにとって、マッシヴ・アタックとの出会いは 『Mezzanine』という傑作アルバムがきっかけでした。 あのアルバムを聴いてるとですね、 「夜の暗闇の中、獲物を狙って目を光らせているライオン」を 想像してしまいます。そして、それを聴いてる自分は 「ライオンににらまれて一歩も動けない小動物」と化して いるんですよね。その音楽を前にして、 ただただ身を任せるしかないという、幸せな降伏。
それから数年、メンバーの脱退(3人→2人に)があったあとに 発表された『100th
Window』は、 『Mezzanine』とはまた違った一面を見せてくれます。それは 「獲物を食って満腹のまま、夢の世界へ落ちてしまったライオン」 的な、マッタ〜リとした世界でした。
そして、今回。2人になったはずですが、このアルバムに クレジットされているのはひとり(3D)+グループの片腕のみ。 DJであるマッシュルームは参加していないようですが 聴いてみて、その理由がわかったような気がします。
それは音が「リュック・ベッソン仕様」になってるからです。 今まで、リュック・ベッソン映画の音楽担当として常連だった エリック・セラっぽい曲が多々見受けられたからです。 そういう曲調にするときに、DJ的な要素は必要ありませんから。 もしかすると、「セラっぽい曲を作れ!」っていう 製作者側からのリクエストだったのかもしれませんね。 でも、そんな中にもマッシヴ風味がピリリと効いた曲も 何曲かあり、一度"眠りに落ちてしまった"雰囲気を打破する 前準備になってるような気がします。そうであってくれたら うれしいんだけど!
結論: このアルバムは 「熟睡していたライオンが、寝ぼけまなこで起き出し、 準備体操を始めたところ」 という風に位置づけたいと思います。
百獣の王ライオンには 早く目覚めて、獲物をガンガン追いかけてもらわねば! |
posted on 2004.12.15 |
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平井堅 |
SENTIMENTALovers |
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思いがかさなるその前に...
jealousy
言わない関係
君が僕に憑依した!!
瞳をとじて
青春デイズ
style
signal
鍵穴
nostalgia
キミはともだち
センチメンタル |
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公式サイト(日本語)
Release Date [JP] : 2004.11.24 |
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「R&Bが苦手である」と公言しているわたくしが
なぜ平井堅を聴くのか?
そして、なぜ気に入るのか?
不思議ですよね。
かなり不思議。オレも不思議。
でもさ、あの声を聴いたら、
好きにならずにはいられないんっすよ!
とは言え、あの声を堪能できるスローバラードが好きなだけで、
ガチャガチャうるさいR&B系の曲とか、
ちょっとコミカルな曲("君が僕に憑依した!!"みたいなヤツ)は
この際どーでもいいんっす。
もうね、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の最後に流れた
"瞳をとじて"なんかね、もう、聴いただけで目頭がジンジン
きちゃうんだから、それだけで充分じゃないか、オレ!
って感じです。はい。ああいうの、大好き♪
もうね、ほんと、映画館では
映画に感動し、さらに平井堅の声に感動してしまったもんだから
電気がつくまで瞳が開けられませんでしたよ。
この人の声は優しい。
どこまでも優しいの。
オレのことを元気づけるわけでもなく、
興奮させるわけでもなく、
ブルーにさせるわけでもなく、
しっとりさせるわけでもなく、
ただ、すぐそばにいてくれる。
そんな感じがするんですよねぇ。
オレがオンナなら、まずあの声を聴いただけで
若干濡れてしまうと思います。
パンツにシミができちゃうと思います。
そんな声ですね。はい。
あ、お下品な発言ごめんなさいね。ウフ。 |
posted on 2004.12.06 |
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東京事変 |
教育 |
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林檎の唄
群青日和
入水願い
遭難
クロール
現実に於て
現実を嗤う
サービス
駅前
御祭騒ぎ
母国情緒
夢のあと |
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公式サイト(日本語)
Release Date [JP] : 2004.11.25 |
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椎名林檎という人は、
今までずっと爆走してきた感じがします。
ウマで言えば、最初から最後までずっと先頭で走って
誰の後ろにもならずにフィニッシュしたいと思いながら
走るタイプなんじゃないかな。
でも、そんなウマはほとんどが
途中でスタミナが切れてしまって
最後はヘトヘトになって遅れていくんですよね。
(例外はオグリキャップぐらいかな?)
優勝できない上に、ヘボい(と自分では思ってる)ウマたちに
どんどん抜かれてしまうと、余計にストレスが溜まってしまって
そのうちに性格が歪み、やる気が失せ、体調も上がらず
本物の「駄馬」に成り下がってしまう。
そうなると、なんかかわいそう…。
椎名林檎も「このままじゃ、私、駄馬になってしまう!」
と思ったかどうかは知りませんけど、
"このまま一人でやってたら、近いうちに潰れてしまう"
みたいな危機感。あったのかなぁ?
なので、今回ソロではなくバンドとして再出発したのは大正解!
椎名林檎という、超パワフルで高性能なサラブレッドの上に
バンドメンバーが3人も騎乗し、その「1:3」の力関係で
ちょうどよいバランスが保てたのかもしれませんね。
前へ前へ!と行きたがる馬をうまく抑えながら、
ゴール前でトップスピードにもっていった最高の騎乗で
G1制覇!って感じだと思います。
競馬の世界、馬だけが良くてもダメだし、騎手だけが良くてもダメ。
バンドだって、みんなの体力と技術と気力が合わさって初めて
良いものができあがるはず。
東京事変には、これからも継続的ににがんばってほしいなぁ! |
posted on 2004.12.03 |
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U2 |
How To Dismantle An Atomic Bomb |
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Vertigo
Miracle Drug
Sometimes You Can't Make It on Your Own
Love and Peace or Else
City of Blinding Lights
All Because of You
A Man and a Woman
Crumbs from Your Table
One Step Closer
Original of the Species
Yahweh |
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公式サイト(英語)
Release Date [UK] : 2004.11.22 |
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「原爆を廃棄する方法」というタイトル。 1曲目"Vertigo"の持つ、とてつもない突進力。
このアルバム、マジでヤバいっすよ!
世界を代表するロックバンドU2、4年ぶりの新譜であります。 デビューからすでに25年も経っているバンドなんですが、 このサウンドの若々しさたるや、一体なんなんでしょ!? この夏、オレがノリノリで聴きまくってたJetが おとなしくて、野暮ったく聴こえてしまいます…。
この歳にして、このサウンド。そしてこの歌詞。
「初心忘れるべからず」 U2がU2である理由はここにあるんでしょうね。
ほんと、このオッサンたちはエラいよ。 いつも必ず"時代の最先端を歩こう、見つめよう"という姿勢を 持ち続けてるんだけど、それを吸収し終わったなぁと思ったら 必ず一度後ろを振り返るんだよね。 そして、過去を振り返ったものと、現在手に入れたものを 完璧にミックスして、また新しいものを創り出すんだから!
すげぇよなぁ。 |
posted on 2004.12.01 |
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November,2004 | back number | January,2005  |