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キャンピングカーの快適化・その3

コルドバンクスの快適化

レースカーテン用のつっぱり棒
レールは普通のつっぱり棒。
全体としては何の変哲もない仕事だが、ささやかな工夫が二つある。

つっぱり棒をそのまま使うと、継ぎ目にあるコブの位置が悪く、カーテンの開閉時にいちいちひっかかる。
そこで、このコブが窓の真ん中(矢印位置)に来るように、突っ張り棒の太い方を18センチ切り詰めた。

もうひとつは、壁のつっぱり棒受けに、ペットボトルのキャップを使ったこと。
キャップは両面テープで壁に貼り付けてあるから、位置が決めやすいし、ズレにくくなる。

キャップの頭がツルツルしていると、両面テープが徐々にスリップして位置が動くので、ヤスリなどで表面を荒らしてから使うとよい。
大型泥除け
リヤの汚れ防止のための泥除け。
ホームセンターで買った3ミリのゴム板に、アルミ板を取り付けた。
ゴム幅は40センチ弱で、後輪用の2枚。
下端はハサミを使って、サインカーブ切りにした。

後輪の泥除けの後側から、ボルトを通して、ナイロンロック付きのナットで留めつけた。
後姿を見ると、図体の割りに細過ぎるタイヤが、隠れてくれるのは好都合。
リヤ汚れ防止には、車体の後端につけるのが一番効果的だが、まずはこの位置でしばらく試してみる。

後日の追記:下の写真のように、リヤエンドに移設した。
リヤエンドに泥除けを移動
床下に発電機ボックスを作ったのを契機に、泥除けをリヤエンドに移設した。
ボックスを挟んだ格好が、良い感じだ。

右はグレータンクの吊金具を利用して取り付け、左は床下にぶら下げたアングルに外水道を取り付けてあるので、これに取り付けた。

ダウンライトをLED化
ダイネット天井のダウンライトには、10Wのハロゲン球が入っている。節電のために、これを1WのLED灯に取り替えた。ハロゲンよりも少し暗いが、消費電力が10分の1になった。

写真はネット購入した@780円のLEDで、14球が載っている。ハロゲン球よりも厚みがあるので、嵌め込むと左下写真のように、ダウンライトのガラスカバーが閉まらずに浮き上がってしまう。浮いたカバーを押せばLEDの足が基盤に沈んで断線するし、浮いた隙間からは羽虫が入って死骸が溜まるだろう。走行中に振動で落下する懸念もある。

そこで、LEDユニットのハウジングをニッパーで切って取り除き、右写真のようにスリムにすることで、ピッタリと収めることが出来た。ダウンライトのハウジング内部は金属なので、露出した配線にはビニールテープを貼って絶縁した。
LEDはこちらで購入。
ダウンライトの曇りガラスを透明化
ダウンライトの明るさを落とさないようにと、曇りガラスのカバーを透明アクリル板に交換した。
これでかなり明るくなった。
LEDなので熱の問題はない。
アクリル板はグラインダーで簡単に削れた。

左がスイッチOFF状態で、右は点灯状態(露出マイナスで撮影)。
青色に写っているが、実際は白色。
エントランスドアに横棒
これは物まねアイデア。

エントランスドアにステンレスパイプを取り付けた。
このドアは大きく開いてしまうと、車内から取っ手に手が届かない。
白いプラカバーを引っ張ると、パカッとはがれてしまうが、このパイプに手をかければ大丈夫である。

100均モノではなくて、細いけど肉厚のあるパイプを使った。
風呂上がりのタオル掛けにもなるので一石二鳥。

冷凍室の扉の不具合対策
WAECOの90リットル電気冷蔵庫。


@冷凍室のフタは、裏と表のプラ板がすぐに分離してしまう欠陥がある。
→分離を防止するために、写真のようにビニールテープを巻いて使っている。

A扉右下の回転軸部分が破損したり、軸が抜けることが多い。
→扉を開くときは水平位置までで止めないと、この不具合が起きやすい。
写真では見えないが、左の回軸部分に座金を入れて扉を右寄りにセットしなおし、抜けにくくしている。
外部電源フタの開き防止
外部電源のフタは閉まりの悪いのが多い。
開きかけたままだと、ぶつければ壊れるし、イタズラを誘発する。

対策として、バリバリテープで補助して不用意に開かないようにした。
黒い部分がそれ。


この件に限らず、キャンピングカーの部品は海外製が多いので、品質の悪いものが多いように思う。
荷動き防止ネット
@とAは自転車のカゴに取り付ける、ひったくり防止ネット。Bはゴムひも。
とりあえずここに挟み込めば、クルマを動かしても大丈夫。

@には魔法ビン、ペットボトル、酒ビンなど。
Aには、スーパーの買い物入りの大きなレジ袋を仮置きして、そのまま走ることが出来る。
Bのゴムひもには、外出ついでに捨てたい空き缶やペットボトルを挟んでおくと、見えるので忘れない。

みっとも無いので原則は「仮置き」。
しかし魔法ビンやペットボトルは、つい入れたままになってしまう。
トイレに網棚
快適化の定番。
みんながやっている、トイレの棚。

突っ張り棒2本の上に、折り曲げた金属格子の棚を乗せた。
下から見えるし、光も通る。
最前部には落下防止のゴムひもを張ってある。
突っ張り棒は、突っ張り部分の直下壁面に、厚手の粘着テープを張れば、ズリ下がらない。

※後日、下記のような棚に作り変えた。
トイレ照明移設と棚の改造

L字アングルを壁面にネジ止めして、きちんとした棚に改造。

照明を棚下の壁面に移設したので、スイッチ操作も楽になった。
ラダーを物干しに
後部ラダーを利用した物干し。
長さ調整したヒモと引っ掛け金具をセットしてあり、ワンタッチでこの状態になる。
ピカピカのステンレスなので、タオルなどが直に干せ、クリップ付の物干しやハンガーなら、かなりの量が下げられる。

良いアイデアだと思うのだが、旅先ではコインランドリーを常用しているので、あまり出番がない。
温泉では濡れたバスタオルを干したいけど、公共駐車場では車外に干し物を出すわけにいかない。
キャンプ場や無人のP泊場所で使っている。
傘立て
壊れたカップホルダーの利用。
窓掛け式カップホルダーの、リング部分を壁に取り付けてある。
リングを倒せば、傘が2本差し込める。

下の黄色い水滴受けは、100均で買った磁石つきのケースで、中にペットボトルを切って作ったコップを、無理入れしてある。
ケースは磁石でくっついているだけなので、貯まった水は簡単に捨てられる。
リモコンドアの感度アップ
リモコン感度アップ策。
効果てきめん。
コルドバンクスのリモコンアンテナはバンクにぶつかるので、たったの10センチしか引き出せない。
当然感度は大不良、操作可能な距離はほんの数メートルで、アンテナが見えない位置からは、てんで駄目。
運転席の横に立ったら、窓ガラスの高さに掲げないと反応しない。

解決策はまさにコロンブスの卵だ。
アンテナを曲げながら引き出すだけ。
硬いアンテナなので、折れやしないかとハラハラしながらの作業だった。

写真の状態の出量は27センチだから、感度は2.7倍?
クルマの裏側からでも操作できるようになった。
バゲッジドアをDIYで増設
荷物室に自力で扉を取り付けた。

作業の詳細は→こちら

無駄空間に引き出し
冷蔵庫の上にある無駄空間に、引き出しを作った。
箸やスプーンなどが収納でき、取出しが楽で快適。
走行中に飛び出すこともない。

作業の詳細は→こちら
オムニ電動ステップの取り付け
手動式のステップをオムニ電動ステップに交換した。
やってみてわかったことだが、ステップをつけていないクルマ(エントランス下のスカート部分を切り抜いていないコルドバンクス)にも、そのまま取り付けられる。

作業の詳細は→こちら
トイレにソーラーファン取付け
トイレの臭気を追い出すために、24時間回り続けるソーラーファンをつけた。

作業の詳細は→こちら
ブルーレット「まぜるだけ」
日本中どこのスーパーでも売っている「ブルーレットおくだけ」無色タイプ。
カセットトイレの洗浄水に混ぜて使う。
詰め替えタイプを購入して、小型のペットボトルに移し替えておき、トイレの洗浄水補充時に、少量だけ混ぜるという使い方をしている。
いわば「ブルーレットまぜるだけ」。

ほどほどの香りが爽やかで、汚れもつきにくく、なかなか快適。
泡混じりの洗浄水が流れ出ますが、お好みで投入量を加減すれば良い。
浄化槽に使える商品だから、カセットトイレにも問題ないはずだし、入手しやすく低コスト。

小林製薬(株)の能書きは下記の通り。
● イオンパワーで汚れを浮かして洗い流し、便器を防汚コートします 。
● フレッシュな香りでいやなニオイを消臭し、トイレをさわやかにします。
●メーカー希望価格260円/25グラム


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