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床下に発電機ボックス(ナンチャッテ@-BOX)(k-4)

車体下の空き空間に
発電機ボックスを手作りしました。
収納したままで発電出来ます。
下ろさなくても、給油出来ます。
費用1万円程度で作りました。
防音ボックスではありませんが、多少の減音効果はあるようです。

ボックス下の車高は30センチ。

ついでに書けば、
排気管の高さは31センチ。
グレータンクのキャップは23センチ。
ナンバープレートパネルを開くと発電機。
正面に吸気窓が二つ。

その下の取っ手は、ボックス引き出し用。
扉を開いた様子。
左側面にある排気扉を開いてから、発電機を始動させる。
電気コードは右下から外に取り出し、サブバッテリーへ。

運転したまま扉とパネルを閉じれば、多少の減音効果がある。
スライドレールは鉄製のカラビナでロックしてある。
これを外して取っ手を引けば、ボックスが出てくる。

この状態で上面のフタを開けば、給油が出来る。
さらに引き出せば取り外せる。
スペアタイヤにアプローチが出来る。
車体下から見た、ボックスの左側面。

上の写真は排気扉を閉じた状態。
黒い部分はマジックテープ。



写真下は排気扉を開いた状態。
丸穴から発電機の排気口が見える。
開いた扉は、マジックテープがくっついて留まる。
扉下は塗装していないので、合板(パネコート)のミカン色のままだ。

排気口前は広い空間なので、排気ガイドはつけていない。
念のため、上にあるケーブルはアルミ板(ビール缶利用)で保護してある。
安全策。
スライドレールが走行中に動かないように、鉄製カラビナを使った。
上下のレールに穴を開け、6ミリのカラビナを貫通させてあるから、万一にも外れることは無いだろう。

作り方の概要
タッピングビスを抜いて、後部スカートのパネルを外す。
パネル上部に長蝶番を取り付けて扉にする。
ナンバープレートのコードを延長する。


鉄工所で吊金具(L字アングル)を溶接してもらう。
赤いのは錆止め。
L字アングルに、スライドレール(同じL字アングル)をボルトでぶら下げる。

発電機ボックスにも、同じL字アングルを、スライドレールとして取り付ける。
補足 (真似をする場合は自己責任でお願いします)

ボックスの材料は、12ミリの耐水合板パネコート(ミカン色の剥離剤を塗装したコンクリート型枠材)で、1枚1000円ぐらい。
ボックスのサイズ(外寸)は、横幅620ミリ、高さ414ミリで、奥行きは最大450まで可能。

車体に溶接した吊金具、車体側のスライドレール、ボックス側のスライドレール、ボックスの底板の補強金具・・・これらは全部同じL字アングルを使った。
発電機の脚下に防振ゴムを入れた。
ステンレス製の換気窓は薄っぺらなので、裏側にスポンジテープ(スキマテープ)を張って、共振を防止した。
手持ち材料を除けば、総費用は1万円程度。


脱落防止のため・・・
吊金具とスライドレールの締結に8本のM6ボルト使用。
ボックスとレールの固定に8本のM6ボルト使用。
ボックス底板の補強にもL字アングル3本を使い、11本のM6ボルト使用(前掲のボックス側面画像を参照)。
スライドレールのブレーキに鉄製カラビナを使用(前述)。

※その後、サブの充電には発電機を使うことをやめて、アイドリング充電に切り替えたため、このスペースは床下収納庫に転用した。


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