◯『古画備考』三十一「浮世絵師伝」中p1364(朝岡興禎編・嘉永三年四月十七日起筆)
(「前書き」『風流鏡が池』(独遊軒梅吟著・奥村政信画・宝永六年)の記事を引く)
〝菱川世をさりて、あまねく浅草、湯島、下谷、神明前、うつくしく色をこめて、思ひ/\の筆のたくみ、
詞にも及ばず、さりとては妙なりし、中にもわけて、鳥井清高は老筆のめづらかにも、風流なりし秘伝
の筆、その門弟に、庄兵衛【清信ノコト歟】(下略)〟
『古画備考』「前書き」
◯『古画備考』三十一「浮世絵師伝」中p1378(朝岡興禎編・嘉永三年四月十七日起筆)
『風流鏡か池』〝鳥居清高 庄兵衛ノ師ト、鏡ガ池ト云草紙ニ伝ヘリ〟〈本HP「浮世絵記事」所収〉