キーワード1:氷室京介との出会い

 氷室京介との出会い・・・。初めて氷室の歌声を耳にしたのは、LAST GIGSのビデオを見てである。友人が、BOOWYのライブビデオを見たいということがキッカケであった。
 当時、音楽に対して興味がなかった自分にとってずっと頭の中に残っていた歌声。ステージでのパフォーマンスの凄さにも、当時興味の無かった私でさえも凄いと感じた。
 それから数年が経ち、車の免許を取ることになった。ある程度運転に慣れると、車の中の空間が寂しく感じる。余裕ができたからこそである。そこで、ドライブミュージックとして何か良いものはないかと探すことにした。
 そこで思い出したのが、BOOWYの事である。そのことを友達に聞くと、それぞれソロ活動をしているとの事であった。とりあえず、印象の強かったボーカルの氷室京介と、ギターの布袋寅泰の名前が出た。
 布袋は、その頃はまだ吉川晃司COMPLEXというバンドを組んでいた。どちらを聴くか悩んだが、やはり印象の強かった氷室を選んだ。
  最初に聴いた曲は、もちろんANGELである。衝撃的であった。なんだろう、この胸にこみ上げてくる熱いものは・・・。
 それが、氷室京介との出会いであった。もちろん、氷室自身にも感謝の気持ちはかなり大きいが、あの時友人がのライブビデオを観せてくれなかったら、多分出会っていなかったであろう・・・。その友人にも、本当に感謝している。ありがとう!


  キーワード2:氷室京介と自分との重なり

 楽曲達から伝わるメッセージ。ひょっとしたら、全く違うメッセージを伝えたいのかもしれない。ただ、雑誌等のインタビューから言葉で伝わってくるものと楽曲から伝わってくるものは同じであった。自分が感じとったメッセージ、考え方、趣味、どれに対しても共通点が多い。
 数年前から海外に拠点を移した。そんな気持ちも、何となく分かる気がする。前々から、出来るものなら海外で住んで仕事がしたいと思っていた。実際、大学在学中(一回生の時)の時に、大学を辞めて海外に行こうと思ったぐらいである。大学に行っても、学んで得られるものなんて無いと思ったからだ。もちろん、他にも理由はあったが・・・。しかし、色々な問題もあり、行動するまでには至らなかったが・・・。なにも、海外に拠点をおきたかったのが共通点といっているわけではない。あくまで、その感覚や感性がなんとなく似ているというだけなのだが・・・。今でも、もし何とか出来るなら海外でという気持ちは持ち続けている。いつかきっと・・・。
 他にも、前にNHKで特集があったのだが、そのインタビューなどで答えてることはほとんど共感できた。何がどう似てるかということはわからないが、何度か言ったが、その物事をどう受け取って感じるか、どう感じて受け止めるかということだと思う。
 このテーマは、かなり難しいことだとは思うが(言葉で表現することも・・・)、これからも追求していきたいと思う。正直、何を書いているかわからなくなってきたのが本当のところだったり・・・。(汗)


  キーワード3:氷室京介という存在

 自分にとって、氷室京介とはどういう存在なのか?悩んでいる時や、落ち込んでいる時、彼の出す楽曲達がいつも何らかの方向性を示してくれたし勇気もくれた。もちろん、自分が悩んでいる事や落ち込んでいる事など彼は知るよしもない。
 それほどリリースの間隔が短い人ではない。しかし、私に対するその曲の影響力は言葉では言い表せられない。音楽に興味を持たなかった私に、これほどまでに影響力を与えたということはすごいことである。彼無くしては、あの辛い日々はとても乗り越えられなかったであろう。
 氷室の歌が、いや、何かを生み出しているアーティスト達の作品達が、人を勇気づけたり救ったりするということを、私は彼から教わった。もちろん、時には人を傷つけることもあるであろう。そのあたりも含めて、私にとって氷室京介という人物の存在は、なくてはならないものとなっていた・・・。


  このサイトを制作した理由

 氷室京介のファンサイトを制作するにあたり、どのような志向で制作していけば良いのかとても迷った。情報系のサイト、画像をふんだんに盛り込んだサイト、ライブレポなどに重点を置いたサイト、その他にも、色々な方向性があった。とりあえず、氷室ファンが制作しているサイトを色々探してみることにした。結果、情報系や画像系はすでに多くのサイトが存在していた。同じサイトを作っても面白くない・・・自分の中でそう感じていた。
 では、どのようなサイトにすれば?と、自分に問いかける。ある時、ふと思ったことがあった。サイトを探している時のことである。アルバムの発売日や曲目などは紹介されていても、曲の感想などを書いてあるサイトが意外に少ないことに気がついた。あっても、アルバム評止まりである。他のファンは、この曲に対してどう思っているのであろう?そんなサイトを探してはみたが、見つけることは出来なかった・・・。
 「これだ!」と、その時思った。決して、 自分自身ミュージシャンではないし音楽に対しての知識や耳があるわけではない。しかし、どこかで氷室の曲を耳にしてこれからファンになろうとしている人達や、すでにファンではあるが他の氷室ファン達が、この曲ってどう思っているのであろうと知りたがっている人達がいてもおかしくない。自分も、実際そう感じているのだから・・・。
 もちろん、誰もが同じように感じてはいないであろう。自分の書いた感想に対して疑問に感じる人もいるであろう。しかし、そういうなんらかのリアクションがあるサイトっていうのも面白いかなと思った自分がいた。例え、こじんまりしていても良い。そう思っている人達に、自分の書いたことに対して何かを感じてもらえるなら・・・。
 色々書いてきたが、結局は自己満足の世界なのである。ただ、それだけ・・・。まったりとしながら、運営していこうと思う。氷室京介という素晴らしいアーティストに出会ったことに感謝をしながら・・・。