VIRGIN BEAT [ Re-mix ]         お勧め度★★★★☆

 氷室京介10thシングル
 今まで、氷室は曲名にBLUEという名前は付けてもBEATという名前は付けていなかった。ずっと、封印していたのである。だが、遂にその封印を解いても良いと思える曲が出来た。それが、この曲VIRGIN BEATである。それほど、この曲には自身と誇りを持てたのだと思う。
 氷室の得意とする曲調なのだが、珍しくコーラスを入れている。実に意外だった。少し違和感は感じたが、それはそれでとても良かった。
 氷室は、自分自身を良く知っている人だと思った。色々な意味で・・・。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 5:25

  BREATHLESS        お勧め度★★★★

 聴いていると、とても気持ちが良くなる癒し系?の曲だと思った。軽い感じがして、ちょっと意味不明だと思うが、馬が気持ち良く走っている姿を思い出す。(笑) アルバムの中では印象度は低いかも知れないが、結構気に入っている曲である。
 サビの部分で急に感じが変わり、そのままの勢いで行くかと思ったらまたテンポが一定になったりと、少し不定期なつかみにくい曲だが・・・。(笑)
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:39

  SHAKE THE FAKE        お勧め度★★★★☆

 アルバムのタイトルにもなっている曲で、アグレッシブな歌詞、今にもキレそうな歌い方といい、ライブで歌えばファンの盛り上がりは目に見えている。TASTE OF MONEYより歌詞が大人びていて、スリリングさがありキレたら怖いぞ、みたいな・・・。(笑)
 そして、この曲のベースを担当しているのがBOOWY時代のベーシスト松井常松である。氷室も、こうして元BOOWYのメンバーを参加させたということは、完全にBOOWYに対するこだわりがなくなった証拠でもある。この曲のベースは、松井常松でないとダメだとも言っていた(確か)。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:35

  LOST IN THE DARKNESS        お勧め度★★★★

 壮大な雰囲気を感じる曲で、映画などで使っても良いくらいである。氷室は、ライブでのオープニングにこういった曲が欲しかったらしい。
 それにしても、氷室にしては七分弱というとても長い曲で、歌詞も言葉が多い。アルバムのオープニングに持ってきても良かったと思うぐらい、じっくりと聴きたくなる曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 6:57

  HYSTERIA        お勧め度★★★★☆

 とにかく格好良い!最初に聴いた時、本当にそう思った。歌い方も好きだし、その歌い方と曲とが絶妙なバランスを取っている。出だしの部分にはビックリしましたが・・・。(笑)
 とても好きな曲なのであるが、聴いているよりも正直歌ってみたいと思った。それほど、個人的には気に入った曲であった。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 3:41

  FOREVER RAIN        お勧め度★★★★☆

 この曲も、映画で使ってみても良い感じだと思う。少し、STORMY NIGHTを彷彿とさせる曲だ。壮大なスケール感があり、曲が終わったかと思ったらまだ続くという、粋な?演出も加わってたり。(笑) シングルで出しても、意外に良かったかも。
 しかし、こういった曲も作れるようになったのかと思うと実にうれしかったりする。スケール感のある曲は作れないのかと思っていた私にとっては、実にうれしいことである。(笑)
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:55

  DON'T SAY GOOD BYE [ Re-mix ]    お勧め度★★★★☆

 氷室京介10thシングル カップリング曲
 詞がとても好きで、氷室の得意とする曲調である。が、こういった曲はライブでは決して歌ってくれないのが残念である。
 リミックスとなってはいるが、シングルバージョンと比べてそれほど大きく変わってはいない。日本人が好みそうな曲調で、耳にとても馴染みやすい。とても、気に入っている曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 3:59

  DOWN TOWN ARMY        お勧め度★★★★☆

 氷室が得意な、シャッフル系の曲である。とてもポップな感じで、聴いていると心も軽やかになり楽しい気分になる。日本人好みの曲調で、心に何か感じるものが伝わってくる。
 ただ、ひょっとしたら氷室はこういった曲はあまり好きではないのかも知れない。好きではないというのは、違った意味の好きではないなのである。こういった曲はいつでもつくれるから、みたいな。でも、ファンとしては作って欲しいし聴きたいのである。(笑)
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:07

  LONESOME DUMMY        お勧め度★★★★☆

 1970年代のアメリカン・ロックを彷彿とさせる曲だ。氷室が、ローリング・ストーンズの曲を意識しながら作った曲で、コーラスも入っていてとても格好良い。
 ポップな路線とは180度違う曲であるが、本当はこういった曲をたくさん作りたくて仕方がないのでhなかいと思わせる一曲である。個人的にもこういう感じの曲は好きで、聴いていても飽きがこない。これからも、たくさん作って欲しいと思う。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:12

  BLOW        お勧め度★★★★☆

 力強く、ハスキーな感じで歌われているこの曲は、なかなか哀愁を漂わせてくれる。カラオケなどで歌うと、かなり世界に入り込んで歌ってしまった記憶もある。
 曲調は、アメリカンテイストな仕上がりになっている。とても格好良く、氷室にしては斬新な曲だ。ライブで歌って欲しい曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 5:02

  TRUE BELIEVER        お勧め度★★★★☆

 実は、この曲はボツになりかけたらしい。アレンジが難しかったらしく、思い描いたような形にならなかったようだ。しかし、ホッピーの手助けもありなんとか形になり仕上がった、ということを雑誌で言っていた。苦労しているだけあり、私的には最高の形で表現されたと思う。ボツにならなくて良かった・・・。(笑)
 大抵、氷室はバラードを最後に持ってくることが多いが、やはりこの手の曲が最後になっていた。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro Hoppy Kamiyama
TIME 5:41