OVERTURE        お勧め度★★★☆

 このアルバムの、オープニングにふさわしいインストメンタルである。これから始まる世界のイメージを想像させる、そんな感じの曲だ。見事、このアルバムの雰囲気を演出している。
 気になったのは、最後に次の曲とのつながりをみせる何かが入っている。氷室が、何か意図があって入れているらしいが、結構面白いことをしてくれるなと思った。(笑)
MUSIC Masahide Sakuma  TIME 3:29

  NEO FASCIO        お勧め度★★★★

 この曲は、私の中ではとても格好良い曲の一つに入っている。特に、出だしのイントロ部分が気に入っている。また、歌詞も小さくまもまらず大きいスケール感を感じた。
 できないことはなにもない 時間さえもつかめる 剥き出しの心に お前の証拠をみせてくれ、このフレーズが好きでとにかく格好いいとしか言えない。また、ライブで演奏して欲しい一曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:32

  ESCAPE        お勧め度★★★★

 最初は、ちょっと好きにはなれなかったであったが、何度も聴いているうちに好きになった曲である。しかし、ファンではない人やファンであってもクセのある曲なので、好きになるかどうかは疑問であるが・・・。(笑) だが、とてもアグレッシブな曲でドライブミュージックとして、個人的にお勧めだったりもする。
 歌い方も、ファーストアルバムに比べて全体的にセクシーさが出ているしスリリングな感じも受ける。この曲も、ライブで聴きたい曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:26

  CHARISMA        お勧め度★★★

 曲名は忘れたが、チャーリーブラウンの曲になんとなく似ている。確か、みそラーメンか何かのCMに使われていた曲だったと思う。この曲を聴くと、いつもその歌が頭の中で思い出される。(笑) ブラックミュージックに聞こえるのも、そのせいかも知れない。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 5:07

  COOL        お勧め度★★★★☆

 なんとなく冷たい感じのする曲であるが、それは感情的な冷たさではなくサウンド的に冷たい感じがするということである。表現しにくくて、どう言って良いかわからないのだが・・・。(汗)
 しかし、ライブでも盛り上がる曲であり、カラオケでも良く歌わせてもらっている。松井五郎との息もピッタリで、サウンド的にも機械的で近未来感のある雰囲気持っている。たまに、歌詞は氷室が書いているのではないかという錯覚に陥ることもある。是非、ライブでも演奏して欲しい曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:05

  SUMMER GAME        お勧め度★★★★

 氷室京介3rdシングル
 言わずと知れたライブでも定番の曲で、ANGELと共に欠かすことのない曲である。やっぱり、夏に聴くと最高であるとともに、この手の曲は得意中の得意だ。(笑) もう、どうしようもないほどBEATである(ジョジョ風に)。
 そして、このアルバムの中で唯一この曲が氷室の作詞作曲でる。氷室らしい歌詞が、随所に炸裂している。(笑) 氷室の代表曲の中で、この曲は絶対はずせない曲であろう(どこかで昔聞いたようなセリフだが・・・)。
WORDS & MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 3:29

  RHAPSODY IN RED        お勧め度★★★★

 この曲は、アルバムのコンセプトに合わないためにアレンジされた曲である。原曲は、REDの部分がBLUEという名前でSUMMER GAMEのカップリング曲として収録されていた(BLUEの方は、SINGLESで)。聴いていただくとわかると思いますが、曲調も歌詞もあまりにもポップなので浮いてしまうこと間違い無しである。(笑) その為、松井五郎がすごくお洒落な詞を書いて、氷室も曲調をラテン的な感じに仕上げて歌詞とマッチさせている。こういった歌詞は、氷室には書けないであろう。アレンジは施されたが、まだアルバムの中では少し浮いている感じは否めないが・・・。(笑)
 先程も少し触れたが、とてもラテン的な曲調でるこの曲は、ゆったりとしてそれでいて甘い感じがする。恋人同士がじゃれ合っているような、そんなイメージを彷彿とさせる。アルバムの中でのお気に入り度は、高い曲である。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 3:32

  MISTY        お勧め度★★★★

 氷室京介4thシングル
 詳しくは覚えていないが、確か化粧品か何かのタイアップになっていた曲である。正直、最初に聴いた時に西城秀樹かと思ったぐらい声質や歌い方が似ていた。(笑) 余談ですが、TMRも、歌い方等が西城秀樹に似ている。
 そんな印象を与えた曲であるが、とても暖かさを感じる反面寂しさも伝わってくるような、まだ二枚しかアルバムを出してはいないがこういった曲は今までになかった。タイアップなので、少しメジャーな感じで作ったのかも知れない。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 4:32

  CAMOUFLAGE        お勧め度★★★☆

 インド調で始まるこの曲は、まるで民族音楽のようである(大袈裟ですが)。ただ、後半部分はいつもの氷室サウンドに戻ったりするのであるが、また戻っていくみたいななんだか良くわからない解説です・・・。(汗)
 個人的には、格好良い方の部類に入る。こういった曲調も、最近では全く聴くことは出来なくなった。後で出てくるCLIMAXという曲は、ちょっとこの曲に似ているような気もする(と思ってるのは、私だけかも・・・)。
WORDS Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro  TIME 3:50

  CALLING        お勧め度★★★★★

 氷室ファンの間では、とても支持されている曲である。声、曲、詞の全てのバランスがとても良く、氷室が世に送り出してきた曲の中でも完成度が高い。そのあたりが認められて、支持を得ているのだと思う。
 この曲を聴いて、このアルバムのコンセプトに対しての答えみたいに受け取れた。耳を傾けるものに訴えかけてくる歌詞、その歌詞と絡み合うリズム、何かに包み込まれるようなバランスの良さは実に心地良い。
 松井五郎は、氷室のことをとても理解している一人だと思う。氷室が伝えたい事を、見事に詞に表現している。作詞は共作になってはいるが、原型は氷室が作ったと思うがほぼ手直しされていると思う。氷室には失礼にあたるかも知れないが、あまりにも詞がまとまりすぎていて氷室らしくないからである(推測ですが・・・)。そんな中でも、ふりしぼる声と握りしめるその手で 運命はきっと 変わる時を待っている ちっぽけな愛のささやかな力で 悲しみはいつも 抱かれるのを待ってる というフレーズが、気に入っている。
 この二人が生む作品は、今のところ最高傑作であろう。また、最高のパートナーだと思う。ライブで聴きたくて仕方のない一曲だ。
WORDS Kyosuke Himuro Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro
TIME 5:02

  LOVE SONG        お勧め度★★★★☆

 氷室京介7thシングル カップリング曲
 さすが、と思わせる一曲である。この手のラブソングはいつでも作れるとかこういう曲は最後に・・・とかいうことを、何かの雑誌で読んだことがあるが、言うだけのことはあってセンスは抜群である。
 作詞は共作になっているが、氷室が書いた詞を少しいじった程度だと思う。良くも悪くも、万人受けしそうな曲なのでこれからという人にお勧めではないかと思う。
 ひとゴミに飲み込まれて 誰もみな 傷ついたエキストラ演じてる きみの その微笑みだけが 悲しみを とびっきりのジョークに変えるのさ Woo Love song for you 愛しているのさ というフレーズが、とても気に入っている(ちょっと長いけど・・・)。ライブ向きではないが、一度で良いから聴いてみたいものである。
WORDS Kyosuke Himuro Goro Matsui MUSIC Kyosuke Himuro
TIME 4:06