今日もまた例の話ですみません・・。
もういい加減、新型コロナウィルス感染症関連の話は止めにしておこうと思っていたのですが、東京都の感染者数発表を聞いて止められなくなりました。
毎度暗い話でごめんなさい。
GoToキャンペーンの始まった4連休初日の今日、東京の感染者数が366人で、初めて300人を超えたとのことです。
検査数も過去最大の4926件だったそうです。
検査数の増大は、確かに感染者数増加の一つの大きな要因ではありますが、原因がそれだけであれば本来陽性率は下がるか、せめて上がることはないはずです。
ところが、5月中旬以降、陽性率は堅調に上昇を続けています。今日発表の数値から陽性率はおよそ7.4%ですから、また大きく数値を延ばしたことになります。
特定の感染多発地域や集団を、効率的に選別検査する能力が以前より向上し続けているから、陽性率も延びていると言えなくもありませんが、それにしてはあまりにも一貫して増加し続けているのが気になります。
やはり市中でじわじわと、しかし着実に、感染は拡がり続けているようですが、加えて今日の陽性率の伸びは、緩やかな直線的増加から、上方向への逸脱開始を示しているように思えて不安です。
今日が新たなフェーズへの真の始まりにならなければいいのですが・・。
念のためそのための対策を、今こそ根回しを含めて事前に準備しておかなければいけない時なのでしょう。