神保町 昼食ニュース

2002年6月号

2002年6月1日記
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小川町このごろ

東棟を北側から見る
(5月21日)
(写真をクリックすると大きい写真へジャンプ)
西棟近況
(5月21日)
この表示もあと数か月
(5月21日)

 桜を始めすべてが早くやってきている今年,街路樹の緑はすでに濃くなり,錦町の「更科」のあじさいが例年より早く見ごろを迎えた。
 更科の店内には,当然,ワールドカップメニューが貼ってある。(念のためつけ加えるが,メニューの内容はまったくまともな季節の天ぷらなどである。)

 久しぶりに小川町2丁目方面の見回りをしてみたところ,奇数番地(靖国通り南側)の一角にだいぶ変化があり,いつの間にかビルの地下に大戸屋ができ,隣はCafe Espresso(珈琲館),その隣がフランス亭になっていた。
 大戸屋は,少し前からある駿河台下店から西400mの場所に昨年秋に神保町店ができたが,この小川町の店は駿河台下店から直線で300mの近さにある。ふらんす亭は休業中になっていた。前号で書いた神保町1丁目の店を軌道に乗せようということなのだろうか。

 神保町1丁目南地区再開発ビルは,東棟が一番上の23階まで鉄骨の組み立てを終え,外装も17階ぐらいまでガラス貼りになっている。29階建ての西棟はまだ鉄骨組みが続いている。

◆ 開店・初訪問

 上記の小川町巡りをしていたところ,5月9日に「高田屋 <小川町店>」が「本日開店」のチラシを配っていた。小川町2丁目の靖国通り北側,小川町の交差点に近いビルの地下である。開店の日に通りかかったのも縁だと思って入ったが,チェーン店だから,駿河台下の店を知っている者にはもちろん目新しいことはない。天丼の天ぷらが冷めきっていたのはチェーン店らしくない手際の悪さだった。
 おなじくチェーン店で,靖国通りの駿河台下交差点のすぐ脇(小川町1-10)の2階に「さくら水産」ができた。2月に閉店した「ちよだゝ(ちょん)寿司」は数年前まで2階に座敷があったが,そこをそのまま使っている。したがって,狭いカウンターがぎっしりの専修大交差点脇の店とはずいぶん雰囲気が違う。定食は500円からで,昼食の内容・サービスには文句もあるが,この値段で多くを望むのは無理というものだろう。

 旧三井海上本社(中央大学跡地)の南側のブロック(小川町2丁目偶数番地と駿河台3丁目奇数番地(1〜7))は,狭い路地ごとに個性的な飲食店がたくさんある。その中で,<炭火焼> 円居(まどい)(小川町2-10あたりの2階)という店に初めて入ってみた。昼のメニューは日替わり弁当(コーヒー付き1050円)のみで,炭火焼き用の炉を囲んで,女性客でいっぱいだった。この日の内容は,なす挽肉はさみ揚げ,厚揚げのなめ茸あんかけ,野菜みそ煮(ニンジン,ゴボウ,豆など),キュウリとワカメの酢の物,漬け物,みそ汁(野菜たくさん),ご飯,という充実ぶりで,野菜が多いのがありがたい。
 この地域でもうひとつ,HARUさんのメルマガ「神保町の歩き方」で教えられて,JYOTI(駿河台3-3)に行ってみた。インド人(たぶん)がやっているカレーの店で,ちゃんと焼きたてのナンがある(ご飯もある)。ほうれんそうとチキンのカレーセット(\690)を食べて満足・満腹,ナンはお代わりもできるようだが,1枚で十分だった。

◆ 閉 店

 5がつ下旬のある日,三井住友銀行裏の通りを歩いていたら,「花乃や 吉次」(もと「美禄亭」だったところに2000年4月に開店)が閉店し,食器・什器類を1個100円で売っていた。


 →「神保町1丁目南地区再開発」問題 ミニ・リンク集


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