神保町 昼食ニュース

2002年7月号

2002年7月3日記
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曇りときどき小雨


 人並みにワールドカップに興奮しているうちに梅雨になり,曇りときどき小雨という日が続いている。後から思うと,ワールドカップ前半は,天気も比較的良かったし,1日に時間をずらして3〜4試合あって,まことに充実した日々だった。
 湿気が多いときは,「神田一○洞」(錦町1-4あたり;電機大正面玄関斜め向かい)の青じそ冷しソバが食べたくなる。神保町交差点の南東ブロック,さぼうるのはす向かいの「蔵太鼓」(「鼓」はつくりが「皮」になっている異体字)では,例年の冷しメニューに加えて,冷し担々麺ほか,新しいメニューが登場している。

 神保町1丁目南地区再開発ビルは,西棟も鉄骨の組み立てを終えたようだが,下からはよく見えない。

 先月のニュースで,掲出当初,小川町の「大番」「高樹」がやっていないと書いたが,「やってますよ」というお知らせをいただき,あわてて削除した。私が通ったときはビル全体がシートで覆われていたので取り壊しかと早合点したのだが,どうやら改修工事だったらしい。その後行ったら,無事営業中だった。

◆ 初訪問

 神田錦町もだいぶ大手町に近い2丁目9番地あたりのビルの1階に「だん家」,地下に「霧笛」がある。この両者はどうやら同じ経営らしいが,そのうち「霧笛」の方で昼食をやっているのを見つけて入ってみた。
 和風の定食が10種類ぐらいあり,「うなぎ卵とじ定食」(\900)を食べてみた。あっという間に出てきたなと思ったら,小鍋に燃料付きで,煮えたころ自分で卵を溶き入れてとじるという方式だった。できたてを食べるという意味ではこれにまさるものはない。なお,隣の人が食べていた「みそカツ煮定食」はキャベツを自分で入れて煮るもののようだった。
 そのちょっと北に「漁楽洞」という和食店がある。夜,宴会で行ったことがあったが,昼は最近初めて行ってみた。昼食は750円からいろいろで,上は2500円の弁当というのまであり,女性にもオジさんにも人気のようだ。私が食べたのは「海鮮ザクザク丼」(\1050)で,刺身をさいころ状に切ってヅケにしたものとイクラなどをのせた丼だった。質・量とも立派で,みそ汁もおいしかった。

 先月の小川町シリーズの続きだが,靖国通りの1本北,2丁目4番地のブロックに「十三や」という炭火焼きの店がある。数年ぶりで行ってみた。黒で統一されたカウンターのみの細長い店で,牛肉丼(\1000)を食べた。昼はほかに海鮮丼のみ,あと牛肉丼の「2倍乗せ」(\1500)というのがある。かすかに赤味を残して焼いたヒレ肉の薄切りとシソ,カイワレなどをご飯に乗せ,たれをかけたもので,夏にはありがたい味だった。

◆ 閉 店

 住所は小川町3-11になるのだと思うが,靖国通りの1本南,ミヅノの裏のビルの半地下の「なかむら」が6月7日で閉店していた。焼き魚の定食で固定ファンがいたように思う。私は1月に行ったのが最後になった。


 →「神保町1丁目南地区再開発」問題 ミニ・リンク集


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