学名 |
Allium schoenoprasum(アリウム・スコエノプラスム) |
英語名 |
Chives(チャイブ) |
和名(日本語名) |
セイヨウアサツキ(西洋浅葱)、エゾネギ(蝦夷葱) |
分類 |
ユリ科 多年草 |
原産地 |
ヨーロッパ、中国 |
特徴 |
チャイブの歴史は古く、紀元前1000年以上前の中国の書物にチャイブ(セイヨウアサツキ、エゾネギ)の風味や効能(効果、効用、薬効、作用)を活かしたお魚料理が記されていたとされています。
日本では北海道に多く自生し、ネギに似ている事からエゾネギ(蝦夷葱)と呼ばれるようになりました。
フランス語ではシブレットとも呼ばれ、ハーブクッキング(ハーブ料理)によく使用(利用)されます。
植物としての特徴は、ネギボウズに似た、美しくかわいいピンク色の、半球体型の小さな花を付けます。
花が咲くのは2年目からで、初夏の花壇を彩ります。
葉は細長くて中空(細筒葉)で、小さな鱗茎から成長し、高さ30cm位までになり、アサツキによく似た形をしています。
暑さ、寒さに強く、随時収穫できます。 |
成分 |
ビタミンA、B1、B2、B6、C、E、K、葉酸、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、カリウム、ナイアシン、アリシン等。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
食欲促進、消化促進、貧血予防、解毒作用、皮膚や血管の老化防止、抗酸化作用、血行促進作用、殺菌作用、骨粗鬆症予防、防腐作用等。 |
使い方(利用法、利用方法、活用法) |
使い方(利用法、利用方法、活用法)も、ほぼアサツキやネギ等と同様に使用(利用)できるので、とても便利なハーブ(香草、薬草、植物)と言えます。日本のネギとは違い、ネギ臭さはないので、生のまま刻んで、サラダやハーブバター、スープ、シチュー、オムレツ等の卵料理、ジャガイモ料理、魚料理等に全草使用(利用)します。花もエディブルフラワー(食用花)として使用(利用)します。ネギの中でも葉が細く短く、ピンクや紫色の花は、花壇(ガーデン)に使用(利用)できます。 |
注意! |
特にありませんが、過度の摂取には注意しましょう。 |
育て方(栽培方法、管理方法) |
日当たりがよく、肥えた土作りが大切です。スタートは入手可能な苗がよく、株間は30cm空けて植え付けます。月に1~2度液肥を水やり後に施します。繁殖は、株分けや播種で行います。
種まき時期は3~6月、9~10月(暖地)です。分けつして群生するので、2~3年毎に株分けをします。分けた株をキッチン等で栽培することもできます。
育て方(栽培方法)も割と楽で、春か秋に種子(シード、たね)を播き、間引きしながら育てます。収穫は地際から2~3cm残して刈り取ると、また芽が出て何度も収穫できます。 |