余命10年  |
[HUMAN DRAMA]
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2022.03:日本映画(ワーナー・ブラザース映画) |
監督:藤井道人 原作:小坂流加「余命10年」 |
出演:小松菜奈/坂口健太郎 |
原日出子/松重豊/黒木華/山中崇/田中哲司/リリー・フランキー |
山田裕貴/奈緒/MEGUMI/上原実矩/井口理/他 |
2022年3月スタート!今月も観たい映画の嵐!どうやりくりしようか!?悩ましい…
まずは「余命10年」である
主演の小松菜奈が、全く別TV番組で年間を通して体重コントロールしていた!と言っていたのは…この映画のためか!
余命10年を宣告された20歳の女性の、治療方法のない病気との戦い、それを助ける家族
そして…彼女を愛した男、死期が迫る中で彼の愛を受けるべきか悩み、それでも惹かれていく彼女
完全に泣かせる映画だな!
そうか原作者の「小坂流加」さん自身が…原発性肺高血圧症だったんだ
「余命10年」で作家デビューも、文庫版の発売を待たずして惜しくも逝去されたそうな
2017年静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞
今回の映画化につながった(のかな?)
それから…劇中音楽は全てLADWIMPSが手掛けるとのこと…なかなか泣かせそうな主題歌だな!
おじさんでも泣けるかな? |
【STORY】
自らの余命を知り、もう恋はしないと心に決めた茉莉
生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人
2人の人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝きだす…
高林茉莉(まつり)、20歳、心に決めていることがある “恋だけはしない”と…生きることに執着しないため
彼女は100万人に1人という不治の病を抱えていた“肺動脈性肺高血圧症”
治療方法無し、対処療法のみ、10年以上生きながらえた人はいない…
そんなとき…中学の同窓会で再会したのは、“消えたい”と考えている真部和人
この出会いをきっかけに茉莉と和人の人生は急接近することに
最初から終わりの見えている恋
始めたら2人ともツライ思いをするのは分かっている…それでも自分の気持ちに嘘はつけなかった
もう会ってはいけないと思いつつ、自らが病に侵されていることを隠しながら…
どこにでもいる20代の男女の様に和人と楽しい時間を重ねてしまう茉莉
思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間
2人が最後に選んだ道とは…
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涙腺崩壊!?はチョット大袈裟かもしれないが…
堪えようとした涙は、やはり零れてしまった!
TOHOシネマズ日比谷の一番大きなスクリーン(客席)に掛かっているだけのことはある!
(但し、朝9:50の回は流石に空いていた)が…
100万人に1人の治療法のない難病“肺動脈性肺高血圧症”が発症した女性、高林茉莉(まつり)
10年以上生きながらえた人がいない病気
人生の最も華やかな時代、20歳からの“10年”は長いのか短いのか…確実に迫り来る死
それを知らない(知らせていない)友人達との交流
中学時代の同窓会、再会した“死にたい”真部和人との出会い
2人の人生が交錯する10年間、交流、つかず離れずが…愛し愛され、そして強制終了を選ぶ茉莉
(生きたい、生きたい、生きたい…)
何も知らされないまま放り出された和人、必死に生きていくが…
茉莉の寿命が尽きようとしていた…
ビデオカメラのデータのシーン、頼む!もうそれ以上…ああああああああ〜
背中がゾクゾクしてくる
ここぞとばかりにLADWINPSの曲が場面を盛り上げる!
我慢しようとしてたけど、涙が溢れてしまった
劇場内からすすり泣く声
エンドロールと共に流れる主題歌、ああ〜目頭が熱くなる
たのむこのまま暫く明るくならないでくれと思うが…まあ当然だが照明が付くよな!
シネコンには申し訳ないが、ポップコーンなど食べている暇などない、終盤はハンカチ握りしめて観よう!
ちなみにデータ投入だが…これはストーリーが書けない!
涙してしまいそうだし、上手く表現できないので…パンフから引用(+α)のみとさせていただきます |
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公開2日目の第1回(9:50)、459席の映画館で1〜2割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1) |