野性の証明  |
[DRAMA] |
1978.10:日本映画(角川映画) |
監督:佐藤純彌 原作:森村誠一「野性の証明」 |
CAST-1:薬師丸ひろ子/高倉健/中野良子/夏木勲 |
CAST-2:三國連太郎/舘ひろし/梅宮辰夫/成田三樹夫/原田大二郎/金子信雄 |
CAST-3:ハナ肇/北林谷栄/田中邦衛/山本圭/田村高廣 |
CAST-4:松方弘樹/芦田伸介/丹波哲郎 |
CAST-5:きくち英一/山本清/島かおり/他 |
当時の流行作家・「森村誠一」の原作で、薬師丸ひろ子のデビュー作!どっちも大好きで観に行きました!
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【STORY】
■1980年、米国大使の山荘に過激派が侵入、大使家族を人質に立て篭もる事件が発生!包囲した機動隊にも手の付けようなし、夜の闇の彼方から飛来した数機のハンググライダー、山荘の屋根に着地、驚くべき迅速さで過激派を倒す、彼らは自衛隊特殊工作隊、中でも抜きん出て優秀な隊員・味沢岳史 ■東北の寒村、5戸12名の大量虐殺事件、駆け付けた宮野署の北野刑事、住民以外の若い女性の死体…ハイキング中の巻き添えと断定、村で唯一の生存者…13歳の少女・長井頼子、恐怖のために記憶喪失、ただ…「青い服着た男の人」と呟くだけ ■「似ている…」、越智朋子を見た時…ショックを受ける味沢、風道部落で惨殺された美佐子と瓜二つ!重苦しい記憶が甦る…山岳の単独踏破訓練中、飢えと疲労で極限状態で出会った美佐子、味沢の状況に…救助を求め部落へ、その後に発生した事件、あの時彼女と接触していなければ…兇行に巻き込まれることはなかった!味沢の胸に深い悔恨、除隊を願い出た味沢、羽代市で保険外交員を、こうして朋子と出会う運命であったなら…せめて彼女を見守り続けることが自分の責務?同時に…この街には、朋子以上に味沢の自責と苦悩を掻き立てる幼い存在…長井頼子!身寄りを失い&記憶を失った少女を…養女に! ■羽代新報の女性記者・越智朋子、交通事故の現場、クレーンが引き上げた車の中…同僚・立川の死体、酔っ払い運転による事故として処理、同乗していたはずのクラブホステス・明美の死体は見つからず、信じない朋子、立川が大場一成の不正を暴くメモを持っていたのを知っていたから!大場一成…大場総業会長、羽代市の事実上の支配者、財力で市議会・警察・新聞社・交通機関まで勢力下、立川の死は…大場の策謀と疑う朋子、調査開始 ■明美に6,000万円の保険、夫の井崎…大場の忠臣である中戸多助の建設会社の幹部にして前科者、不審に満ちた保険金の支払いの責任を負わされる味沢、朋子とは別に事件の調査へ ■数日後、暴走族に襲われている朋子を救った味沢、だが…かつての特殊工作員としての能力は封印、ただ殴られるだけ、それでも立ち上がる味沢、味沢の鋭い眼光と迫力、暴走族を恐れさせるには十分 ■警察に保存中の事故車、堤防のコンクリートの破片を見つけた味沢、明美の死体の場所を察知 ■嵐の夜、堤防を掘り返すと…女の死体を発見、その時…井崎ら中戸組組員の襲撃、怒りに支配される味沢、井崎にツルハシを振り下ろす味沢、制止する朋子、危うく殺すところ、捨てられるツルハシ、この光景を目撃した宮野署の北野刑事、味沢が頼子を引き取った時から…執拗に味沢の過去を洗っていた、風道部落の大量殺人事件の犯人は…軟腐病に犯され狂人と化していた長井孫市(頼子の父)と判明、だが納得していない北野刑事、ならば孫市を殺したのは誰だ?今夜の事件…深まる疑惑 ■明美の死体発見も…大場の圧力、井崎の単独犯で決着 ■立川の未亡人から原稿のコピーを入手する朋子、大場への闘いを続行、一方で頼子との静かな生活を望む味沢、しかし…不思議な予知能力を発揮し始める頼子、専門医に受診、その底に潜むのが…自分への憎しみであると知った味沢、来るべきものが来た?朋子と頼子を風道部落へ連れて行く…、少しずつ記憶を取り戻していく頼子、自宅前で激しい拒絶反応、その夜…朋子に全てを語った味沢、あの時…部落に辿り着いた味沢、美佐子の死体を見て逆上、自分の娘を殺そうとしている孫市を反射的に殺害、法の裁きを受けることを許されなかった自分を裁けるのは…記憶を取り戻した頼子だけと語る
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原作読んでたんだけど…肩透かし?ちょっと不満あり!だけど薬師丸ひろ子!薬師丸ひろ子!薬師丸ひろ子!8940!まあ、若かりし頃の私はこれで十分満足感はあったかと…
で、映画終わりのエンディング・スクロール、足早に席を立つ人々、しかしですね…ワイプ画面の中で映画は続いているのですね!多くの方が本当のラストを知らないまま帰られた映画でした!アハハ! |
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