行・ 作品・日本







 身代わり忠臣蔵 
[COMEDY ]
2024.02:日本映画(東映)
監督:河合勇人
出演:ムロツヨシ永山瑛太川口春奈林遣都
北村一輝柄本明
寛一郎本多力板垣瑞生
星田英利森崎ウィン濱津隆之野村康太入江甚儀廣瀬智紀尾上右近野波麻帆
橋本マナミ加藤小夏
森七菜/他
おじさん世代(いい加減「高齢者」だと認めろってか?)は【忠臣蔵】っていうワードに弱いのよ!
「忠臣蔵」と言えば最近はTVでやらなくなったけど、冬場の定番「特番歴史ドラマ」だったのよね!
まあ「お芝居・ドラマ」の忠臣蔵って、史実を脚色しまくった「勧善懲悪」「武士道」「仇討ち」なんだけどね…
それの「完全パロディー?コメディー?」のエンタメもの!
「崖っぷち坊主が挑む【世紀の身代わりミッション】!」「命を懸けた“三文”芝居」
やはり今ならではの「ムロツヨシ」が主演!振り切った笑いを期待して行こう!川口春奈可愛いし!
今回はやたらと早い始まり回で、折角の土曜日だけど早起き!
でもまあ「TOHOシネマズ6ポイント」行使するので無料!贅沢は言えないな!
9時始まりの映画に対して、30分前に到着してしまったんだが
入口シャッター前に長蛇の列
「夜明けのすべて(舞台挨拶中継)」…グッズ目当ての女性客と忠臣蔵目当ての高齢層
老人は早起きだとは思うが、若者も「推し活」か?

【STORY】
橋の上、念仏唱える僧、誰もお布施しないのにキレる!
ひと騒動、大川に落ちる僧…川を流されていく
それを助けた武士(釣りの最中)、武士がくれた紙包み「塩飴」?
腹を空かせて辿り着いた先…吉良屋敷!
緊急事態!
嫌われ者の殿(旗本の重鎮)・吉良上野介が江戸城内で斬られる事件が発生!
(上野介のパワハラにキレて)刃傷沙汰を起こした赤穂藩主・浅野内匠頭は、掟に従い切腹!赤穂藩“お取り潰し”!
一方、上野介は「逃げキズ(背中を斬られる=逃げた)」を受けながら、なんとか一命を取りとめるも…重傷
この騒動に将軍・徳川綱吉と側用人・柳沢吉保は怒り心頭!武士の恥を晒し!
斬られた吉良家も“お取り潰しの危機"!
しかもそんな矢先、上野介が帰らぬ人に…!殿を失った動揺も束の間、降りかかる“吉良家存亡の危機”
そんな状況を打破すべく、吉良家家臣・斎藤宮内が奇策を思いつく!
上野介に瓜二つの弟・吉良孝証〈タカアキ〉を“ニセモノの殿”に仕立て上げ
幕府をダマす前代未聞の“身代わりミッション”
殿のお世話をしてきた桔梗や家臣達にもバレてはならない難易度MAXなミッションに挑むこととなった孝証
(報酬千両&世話役に桔梗を付ける条件に心動い孝証、実は桔梗を好いている)
“三文芝居”で幕府を欺き、お家を守ることができるのか?
一方の赤穂藩
「藩の再興」派と「亡き当主の復讐」派の狭間で悩む筆頭家老・大石内蔵助
藩の再興がならないと知った赤穂藩は一気に仇討ちへと雪崩れ込んでいく!
ゆえに身代わり中の孝証が赤穂藩から命を狙われるハメになってしまう!
ところがひょんなことから(吉原で)互いの素性を知らない僧(孝証)と大石が意気投合!(もしかして川で助けてくれた?)
世間の「赤穂藩の仇討ち」の話に対する幕府の本音を聞いた孝証
藩士の行く末を案じていた大石に情報を流すが…話は止められる状況にないと知る
遂に共謀して吉良家討ち入りを阻止しようとまさかの事態に発展!?
共同戦線を張ることになった孝証と大石の胸の内とは!?
そして迎えた12月14日(浅野内匠頭の月命日…遂に迎えた討ち入りの日
吉良家と赤穂藩が入り乱れ…果たして孝証と大石は、江戸を舞台に巻き起こす一世一代の大芝居
“身代わりミッション”をコンプリートできるのか?


良くできてるよ!「忠臣蔵」をここまでイジリ倒せるものなんだ!
感心だし、笑えた!反動で泣けた!
またキャスティング勝ちだな、お見事!
こんな役「ムロツヨシ」以外にできないでしょ!
年寄りだけにこの楽しみを独占させてはいけない!
若い人も是非!ただ一般的な「(お芝居)忠臣蔵」の基礎知識があると、より楽しめると思います!
しかしね…となりの総白髪のおじいさん、私が少し動くと「チッ!」と舌打ち
飲み物飲むのに少しガサっとしたら「チッ!」と舌打ち
映画館が暑くて上着脱いだら「チッ!」「チッ!」「チッ!」と舌打ち
空になった飲み物カップに腕が触れたら「チッ!」と舌打ち
1本の映画を観ている間に何回「舌打ち」されただろう?
なんなら私が席を取った時には両隣空いていたんだけどね…半分空いている劇場なんだけど
そんなに隣の人間に「舌打ち」するなら、もっと空いている゛分に移れよな!
そんなだから「高齢者の仲間」に成りたくないんだよね!
で…
TOHOシネマズ日本橋さん!
映画グッズ購入者で売店カウンターに列、ようやく前から3人目になった時、横から現れた中年女性!
列を無視して「パンフだけなんですが、いいですか?」と【強引に先頭に横入り】!
(私も別映画のパンフのみ購入者なんだけど)
それを店員が「どうぞ!」って!ええっ!そんなのありか?
「TOHOシネマズ日本橋」はそういうルールなのか?
公開2日目の第1回(9:00)、130席の映画館で5割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN1)
2011.09format



 未完の対局 
[DRAMA]
1982.09:日本映画(東宝)
監督:佐藤純彌/段吉順
CAST-1:三国連太郎紺野美沙子伊藤つかさ石田純一小川真由美松坂慶子乙羽信子大滝秀治三田佳子山本亘中野誠也なべおさみ待田京介織本順吉鈴木瑞穂室田日出男
CAST-2:孫道臨/黄宗英/杜澎/于紹康/沈冠初/沈丹萍/赫海泉/劉サ/劉新/茅為恵/張磊/他

【STORY】
■1924年、物情騒然たる中国・北京、日本の名棋士・松波麟作と“江南の棋王”の異名を取る況易山の運命的な出会い、盤をはさみ…石を通じて相手が世評にたがわぬ打ち手である事を感じとる、気迫に満ちた盤上、互いの心の中には好敵手に出会えた喜び!その傍…父以上の天分の持ち主と言われる易山の幼い息子・阿明、だが対局途中で官憲の邪魔、勝負のつかぬまま、松波は日本へ、易山は江南の家へ、松波は別れぎわ…阿明を是非とも日本へ連れて行きたいと懇願、囲碁の才能を見込んでのこと、固くそれを拒む易山、阿閉は彼にとって大事な跡とリ ■数年の歳月、その間…中国の内政は混乱の極み、ある日、碁に興じていた易山と阿明は理由もなく警察の暴行!悔し涙を浮かべる息子・阿明の姿を見た易山、妻・娩怜の反対を押しきり…阿明を松波のもとへ預ける決心 ■日本へ渡り、松波の内弟子となった阿明…日毎に腕前を上げていく、松波のひとり娘・巴や兄弟子・森川らの好意に支えられ、成入する頃には若手棋士の筆頭上げられるまでになる ■風雲急を告げる時局、激化する日中戦争、いつしか愛を誓うような仲となった阿明と巴にも暗い影、日本の侵略から父母の待つ祖国を守るべく、すぐにでも帰国して闘いたい…碁にかける情熱と祖国愛のはざ間苦しみ悩む阿明、そんな阿明を巴の優しさが支える…「戦争はいつかは終わるけれど碁に終わりはない、どうしても国へ帰るなら、私もついて行きます」と巴、そう言い切らせた存在・楊夫人…中国人の夫との仲を裂かれ、自ら日本人であることを捨て、苦しみに耐えながら2人の子供を育てていた ■結婚する阿明と巴、長女・華林の誕生、松波や叔母・忍に祝福される幸せな日々、しかし…それも束の間、囲碁界の最高位“天聖位”を獲得した阿明に日本帰化を迫る軍部、中国人の誇りを守るためにも帰国を決心する阿明、事情を察した松波は政界の黒幕・橋本の手を借り、阿明と巴の密航の手配を整えた、だが橋本と軍部は卑劣な罠を仕組む、出航直前…射殺される阿明、巴は憲兵隊によって拘引される ■1945年、戦争終結、日本軍の手で家族の命を奪われた易山、阿明の消息を尋ね単身で焼跡の東京を歩きまわる、だが彼の耳に入ったのは…阿明が松波の謀略で憲兵に射殺されたという知らせ、ようやく捜しあてた巴は精神に異常、看護婦・立花に支えられた巴の瞳は虚ろに漂う…失望する易山、“松波を殺してやりたい”と思いつめる易山だが…彼は戦死したと聞かされ、やり場のない怒リと悲しみを引きずって帰国の途につく易山 ■実際には…阿明と巴の忘れがたみ華林と共に生きていた松波、戦死の情報…易山に罪を犯させないために友がついた嘘、酒と博打で自分をごまかし統ける松波、易山が日本へ来た事を知り動揺、そんな松波をなじる忍、棋界に舞い戻る松波、今一度立ち直り&易山に会って…阿明の事を詫びる!彼は疲れきった魂と体に鞭打って碁を打ち始める…


日中国交正常化10周年記念作品です、何故このような映画を見たのか?内容はどんなだったか?四半世紀以上前に見た作品のためコメントの書きようがなくて…スイマセン (2009.07)
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 ミステリと言う勿れ 
[COMEDY]
2023.09:日本映画(東宝)
監督:松山博昭   原作:田村由美
出演:菅田将暉原菜乃華柴咲コウ町田啓太萩原利久松下洸平
滝藤賢一鈴木保奈美川田秋妃
石橋蓮司段田安則角野卓造
野間口徹秋山加奈松坂慶子ダンディ坂野
春風亭昇太でんでん松嶋菜々子
永山瑛太伊藤沙莉尾上松也筒井道隆/他
コミックも読んでいないし、TVドラマも観ていないけど…チョット気になっていた映画
なんてったって広告量も出演者による番宣も凄いし、新宿・渋谷に久能整コスプレのビラ配り大量動員!
なんか出演者も豪華だし(当サイトのデータ更新むにピッタリ?)
夏休み込みで「4連休」なので、もう1本映画観られたし!
まあ連休最終日なので一番近いTOHOシネマズ渋谷(通常は封印)へ!
連休だし、時間も観終えればランチタイムだから?
299席のスクリーンで9割OVERの入り!
面白いと良いんだけど、まあハズしてもサイトのデータ更新できるから良いか!

※今までも何度か書いているが
TOHOシネマズ渋谷は「監督・製作陣」がパッケージした音をガチャガチャにいじるので封印
元々の「渋東シネタワー時代」からの伝統?そういうスタッフがいるんだろうね!
ともかく私にも分る程度に酷いので、通常時は封印してますが
今回は近場選択、多分音響重視ではないだろう内容、TOHOシネマズ6ポイントでタダ!
まあTOHOシネマズ渋谷でもいいか!ってな感じ、日本アカデミー賞受賞の従姉妹が怒るか泣くな!
やっつけシネコンなので隣のスクリーンに音が聞えちゃうのかな?
ボリューム絞ってるのは確実!
あと1スクリーンを強引に2スクリーンに分割改修したので
スクリーンと客席との引きがの距離がないので、後方の席でないと
中央あたりの席でもスクリーンを見上げ、全体像は歪んで観えるのよ!
この映画館に行く時のポイントね!

【STORY】
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、美術展のために広島を訪れていた!
広島原爆ドーム、平和記念公園と進む整
突然背後から「バイトしませんか?お金と命がかかっている、マジです!」の声
そこには、犬堂我路の知り合いだという一人の女子高生・狩集汐路〈カリアツマリ_シオジ〉が立っている
本当は我路が対応してくれる筈が、諸般の事情で無理、ならばと紹介されたのが久能整
それでずっと付けて入たんだ?と整
まあ半ば強引に整を引き込む汐路
それは狩集家の莫大な遺産相続問題、死んだばかりの当主の遺言開帳の場に座らされる整
当主の孫の汐路、狩集理紀之助、波々壁新音、赤峰ゆらの4人の相続候補者達
(当主の子供4人は全て死んでいるので、直接血の繋がっていないその夫と妻には継承権はないとの遺言)
(汐路の後のそいつ誰?となるが、彼氏だと言う汐路)
狩集家の顧問弁護士・車坂と顧問税理士・真壁が座る
当主の遺言書が開示される
4人の孫に4つの「蔵の鍵」がそれぞれ渡され(一つ足りないと呟く整)
「それぞれの蔵においてあるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」というお題が告げられる
去って行く車坂と真壁
狩集家は「遺産相続の度に死人が出る一族なの」と汐路、犬神家の一族か?と整
早速蔵に向かう汐路の前に植木鉢が落ちてくる
高台から望む狩集:家の広大な敷地(財産の殆どは不動産)、遥か遠くに並ぶ4つの蔵
興奮気味の汐路と訪れた「問難の蔵」には、大きな日本人形が9体…3つ足りないと整
蔵を訪れた孫達を襲うトラブル
屋敷を訪れる車坂朝晴…顧問弁護士・車坂の息子(今だ司法試験には合格していない)で、汐路は初恋の相手!と
半分に分けられた焼きイモの大きな方を汐路に分け与える好青年
遺言書に書かれた指示に従い、遺産を手にするべく4人に声を掛ける
ただ先祖代々続くこの遺産相続は曰くつき!その度に死人が出ているのは事実
汐路の父親も8年前に、他の候補者達と共に(4人全員)自動車事故で死亡していたのだった…
次第に紐解かれていく遺産相続に隠された〈真実〉
そこには世代を超えて受け継がれる一族の闇と〈秘密〉があった…


冒頭から「TOHOシネマズ渋谷」の問題点炸裂!
自動車の転落・爆発炎上シーンは完全にボリューム絞ってますね!からの入り
ああ〜こういう感じのコメディ作品なんだな!ってのは直ぐに理解
ドラマの本設定を観ていないので「犬童我路」って誰?だとか
おかしいな「伊東沙莉」「尾上松也」「筒井道隆」は出演してたか?となる(まあ最後まで観ろ!か)
名探偵コナンのような超絶的な推理力ではなく
圧倒的な観察眼と整理能力と喋り倒す技能が優れているか?まあコメディなので良しとしよう!
で、実際のところ犯人バレバレなので、推理補強はしやすいし、探偵役・久能整もそこを指摘する
(導入部のあえて?お遊戯会並みのお芝居というか狂言もね)
確かにコミックなら隠し通せることも、映像化するとバレバレになっちゃうよね…
まあ良い暇潰しになったし、このあと大量の出演者データが更新できるので
貢献度としてとしました
(当サイトの方針で、新たに私が出演映画を観なければデータは放置されるシステムなので)
(引退表明・死亡は個別対応してます)
あっ!
この映画をご覧になったみなさん!
とても気になることが1つ、描かれていませんよね!お気付きになられましたか?
フリにあったけど、その後その話題には最後まで触れませんでしたよね?
まあ些細な事なのかもしれませんが(久能整はそんな小さなことは気にしない人なのかな?)
私は映画が終わった時に「アレ?」って呟いちゃいました!けどね…
公開4日目の第1回(10:10)、299席の映画館で9割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
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 味園ユニバース 
[DRAMA]
2015.02:日本映画(GAGA)
監督:山下敦弘
出演:渋谷すばる二階堂ふみ
赤犬鈴木紗理奈野口貴史川原克己松澤匠松岡依都美宇野祥平康すおん/他
かなり早い段階から宣伝チラシが置かれていて…目についていたんですよね
二階堂ふみに渋谷すばるの組合せ…内容に興味がわきましたね
歌の上手い記憶喪失の男“ポチ男”の正体を楽しみに…観に行ってきます

【STORY】
大阪、刑務所、出所する男、迎えに来た男達、博打の男、チャライ男、車で移動
下車、出ていく車、買い物、追いついてきた車、襲撃者、ボコボコ、仕上げにバットで殴られ…フェードアウト
覚醒、身ぐるみ(会社名入りジャンパー、財布)剥いでいく浮浪者、血を洗い流す…俺は誰だ?
広場で行われていたバンド「赤犬」のライブ、突然背後から現れた男、マイクを奪い…「古い日記」を歌い出す
圧巻の歌声、会場は水をうったように静まり返る、と…そのまま気を失う男
男が再び目覚めた場所、「赤犬」が使う音楽スタジオSATO
スタジオの経営者で「赤犬」のマネージャーのカスミが心配する
自分のことは何も覚えていないという男、カスミの友人(医者)の診察、記憶喪失?専門医の紹介
男の正体と歌声に興味を示すカスミ、やむなく祖父と暮らすスタジオ兼の自宅に住まわせる
紹介された医者、保険証もない男を内緒で診察、逆行性健忘症の診断、CTスキャン画像を貰う
警察へ、男の捜索願が出ていないか確認、暴れている容疑者…押さえ込む警官、逃げるように警察を出る男
帰り道、自分が倒れていた場所、落ちていた玩具のピストルを拾う
とりあえず男をスタジオ(カラオケ有)で働かせるカスミ
「ポチ男」と命名、認知症の祖父は自分の息子・隆則と思っている
働きながら、スタジオを使用するバンドの曲を速攻で覚えてしまうポチ男
数日後の合同コンサートを目前に、大怪我をしてしまった「赤犬」のボーカル、ポチ男に歌わせる?
試しにカラオケを歌わせてみる…完璧!盛り上がるメンバー、新曲まで用意
過去を失ったポチ男、未来を作ればよいだけ?(逆に過去に捕われているカスミ)、頑張ってくれ!
コンサートの成功、(但し「古い日記」の時、フラッシュバックに襲われるポチ男)
自動車移動中のカスミやポチ男達、止めろ!叫ぶポチ男、走り出した先には件の浮浪者
血だらけの作業着を奪い返す、「オー・アイ・シー鉄工」の社名
鉄工所を訪れるカスミ、ポチ男は大森茂雄と判明、警察沙汰、刑務所、関わりたくない社長、渡された紙に…


ああ〜「関ジャニ」ってお笑いグループじゃなかったんだ(ファンの方、いきなり失礼しました)
渋谷すばるの存在感と歌声は、本当に歌手してるな(度々の暴言スイマセン)
アカペラの「古い日記」、背筋がゾクゾク、「ココロオドレバ」はノリノリで、「記憶」は染みる曲です
(劇場でサントラ盤売ってないのが謎?)
お笑いもいける歌手だったんですね(再度の平謝り)
ストーリーはなかなか練られていて…面白い、ただのアイドル映画じゃないよ(アイドルじゃないか?)
全力の渋谷すばる、ボコボコにされて痛々しいポチ男、(カスミの作戦)そしてラストは完全にやられました
相手(カスミ)役の二階堂ふみを完全に食っている感じですね
その二階堂ふみ…高校中退して音楽スタジオの経営者になった苦労人、ポチ男を引き取るカスミを熱演ですが…
関西弁に違和感?片言っぽいのが少々残念っちゃ〜残念
(二階堂ふみは沖縄出身だったのね…)
でも彼女でなきゃ(キャラが立ってないと)、こういう結末に持って行けない感じがするのは、やはり凄いのね
気になっていたとはいえ、思わぬ拾い物をした感じの映画ですね
14(TOHO)シネマズの日で、1,100円だったしね!
でも、上映館がいつもの六本木が夕方からだったため、遠いTOHOシネマズ錦糸町を選択
行き帰りの地下鉄代を考えると、そう安いもんじゃなかったな…
しかしTOHOシネマズ錦糸町のオペレーションはどうにかならないものか?
有人窓口が4〜5あるのに、インターネット予約の発券機が2台しかないため長蛇の列
有人窓口への誘導をすべきだと思うんだけどね
さらに売店も長蛇の列、もうどうにかして欲しいもんだ、パンフ買うのに10分も並ぶんじゃね…
公開初日の第1回(12:00)、225席の映画館で8割程度の入り(TOHOシネマズ錦糸町 SCREEN4)
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 蜜蜂と遠雷 
[DRAMA]
2019.10:日本映画(東宝)
監督:石川慶   原作:恩田陸「蜜蜂と遠雷」
出演:松岡茉優松坂桃李森崎ウィン鈴鹿央士
斉藤由貴アンジェイ・ヒラ鹿賀丈史平田満光石研芹澤興人片桐はいり
臼田あさ美福島リラ眞島秀和ブルゾンちえみ/他
映画館での予告CM観てて…
これは観ておかなければならない…と心の声
原作を読んだわけでもなく、私はピアノを弾くわけでもないのにね!
何がどうなのか分からないんだけど
強く惹かれました!
いろんなサイトでチョットだけ情報を覗いてみました!
あの原作をよく2時間でまとめました!
ピアノに語らせる?会話時間より演奏時間の方が長いらしい!
TVの紹介番組では、台本に表せないことを
音符に並べて書いていた!?
それが本当に表現できているとしたら、なかなか面白いかもしれない!
おっと!これ以上の深入りは止めとこう!
公開16日目ですが…これで11月前半分の気になる映画をクリアです!
まあ、外したことの担保?TOHOシネマズ6ポイントを執行しました!

【STORY】
3年に1度開催される、若手ピアニストの登竜門、吉ヶ江国際ピアノコンクール
かつて天才少女と言われ、その将来を嘱望されるも…7年前、母親の突然の死をきっかけに…
表舞台から突然消えていた栄伝亜夜(20歳)、再起をかけ、自分の音を探しにコンクールに挑む
そこで出会う3人のコンテスタント
楽器店で働く傍ら、夢を諦めず、“生活者の音楽”を掲げ…
年齢制限ギリギリで最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者の高島明石(妻子有り)
幼少の頃、亜夜と共にピアノを学び…いまや名門ジュリアード音楽院に在学
人気・実力を兼ね備える優勝の大本命マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
そして、今は亡き“ピアノの神様”の推薦状を持って、突然現れた謎の少年・風間塵(16歳)
楽々、第1審査を通過する面々
宮沢賢治小説「春と修羅」から作られた曲の後半を作曲すること!
国際コンクールの熾烈な闘いを通し、ライバル達と互いに刺激し合う中
亜夜は、かつての自分の音楽と向き合うこととなる
準備万端の面々の中、、即興で乗り切る亜夜、結果は?
果たして亜夜は、まだ音楽の神様に愛されているのか?
そして最後に勝つのは誰か?


これはなかなか凄いものを観たかもしれない!
2時間の映画というよりは、コンサートホールで2時間の「協奏(競争?)曲(自己との戦い)」を聞いてて来た感じ!
そもそも2017年に史上初の「直木賞」と「本屋大賞」のW受賞作!で恩田陸の代表作!
「絶対に小説でなければできないことをやろう」という決心の元に描かれた小説
映画化の話に…作者はなんて無謀なと思い、あきれたそうな!
私は原作を読んでいないので、その比較はできないが…(実はちょっと原作読んでみようかなと思っている)
2時間の演奏シーン(バトル?)、合間合間に印象的な逸話が挟まり〜の
シッカリとしたドラマにもなっている!
まあ実に意地悪な仕掛けがあり…戦いながらも、切磋琢磨!困難を乗り切っていく面々
主役である栄伝亜夜(母の死によって表舞台から消えていた天才少女の復活)を演じる松岡茉優が好演である
20歳にして人生最後の勝負!?母の死がトラウマとなってしまった曲で勝負に出るが…果たして?
人の事気にしてる間があったら…どうにか足掻いてくれと思うが、結局は精神的な問題だよな!
優勝候補筆頭で亜夜と幼馴染のマサルを演じる森崎ウィンの力強さと人の良さ!
サラリーマンをしながらコンテストに挑む高島明石(松坂桃李)とそれを支える家族
いい話があるんだけど…間奏である!方向性は示しているが!
そしてキーマンにして謎の少年、風間塵…もっと彼に時間を割いても良かったかな?
謎のまま終わっちゃった感じ!
(多分、蜜蜂と遠雷のタイトルは彼によるものと思われるんだがな)
ラストは、栄伝亜夜の復活なるかのバトルで終わる!
敵対していた?指揮者の温かい目が全てを物語る
誰が勝ったかはのシーンは無い(文字表記のみ)、実に潔い終わりである…
確かに、優勝は誰々、準優勝は…などというシーンは不要である
下世話な話だが、年度末のショーレースに絡んでくるだろうな!
まあ、観てておいて良かったです!
公開16日目の第1回(10:50)、156席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN1)
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 ミュージアム/MUSEUM 
[THRILLER]
2016.11:日本映画(ワーナー・ブラザース映画)
監督:大友啓史
出演:小栗旬妻夫木聡
尾野真千子野村周平松重豊丸山智己伊武雅刀
田畑智子市川実日子大森南朋
高橋ユウ平原テツ吉原光夫淵上泰史本田大輔増田修一朗/他
今年の秋はロングランが多くて(「君の名は。」他)、なかなか次が出てきません、新作待ってました
映画館の予告CMに惹かれて観に行くこととしました

【STORY】
ある激しい雨の日、警視庁捜査一課巡査部長・沢村久志は殺人事件の現場にいた
獰猛なドーベルマンが犯行に使われた「凶器」だという
犯人は被害者を鎖で縛り、腹をすかせた犬を放して立ち去ったのだ
後に犬の腹から「ドックフードの刑」と書かれたメモがみつかる、「これは私的な制裁」だと感じる沢村
「被害者は強い怨みを持った人物の裁きを受けている」のだと
数日後、雨、再び凄惨な遺体が発見される、今度は「母の痛みを知りましょうの刑」
死体を見せつけるかのような犯行、快楽犯や殺人マニアの仕業?
被害者に共通点が見つかる、彼らは4年前に起こった「幼児樹脂詰め殺人事件」の裁判員裁判の裁判員だった
事態を知って青ざめる沢村、妻の遥もその一人だったのだ
慌てて携帯に電話をするが遙は出ない
つい先日、仕事ばかりで家庭を顧みない沢村に愛想をつかし、一人息子の将太と家を出て行ってしまったばかり
新たに発見された3人目の被害者も当時の裁判官(真っ二つ)
事件に関わる身内がいたことにより捜査から外される沢村、単独捜査
次々と猟奇的な方法で殺される関係者
そして、犯人は抜群の情報収集能力で、遥が身を潜めていた友人・佳代の住宅を突き止める
遙と将太を拉致して逃亡、残されたメッセージは「お仕事見学の刑」
佳代の家から出て行った謎の雨合羽の男を追って沢村は車を飛ばすが、無念にも見失ってしまう
佳代から遥がずっと黙っていた苦悩を知らされ、心乱れる沢村
後輩の西野を伴い内密に捜査を続けていると…、雨の日、不敵にも雨合羽の男がカエルマスクを被って沢村を挑発
西野を捕らえてビルの屋上に沢村をおびき寄せたたカエル男、一連の犯行の動機を語りだす
「殺人鬼じゃない!僕は表現者だ、人を楽しませるアーティストだ、僕には君が必要なんだ…」
そう言いながら、沢村の目の前でカエル男は西野をビルの屋上から落とす
冷静さを失った沢村、捜査妨害、服務規程違反、機密情報漏洩の疑いで重要参考人として指名手配
なぜ、男は雨の日だけ現れるのか?その謎を解明した沢村、男を特定
彼の住む屋敷に辿り着くが、それすらもカエル男の罠
激しい乱闘の末、地下室に監禁されてしまう沢村、パスワードでロックされた地下室
彼を弄ぶかのように遥と将太のマネキン人形とジグソーパズル
「初めて誰かと一緒に作品を作りたいと思った」…カエル男の言葉
痛みや苛立ち、絶望で朦朧となる思考の中で、ただ一つ鮮やかになっていくのは、遥と将太への思いだった
地下室を出る鍵がジグソーパズルに隠されていると踏んだ沢村、パズル完成に取り組む
しかし、その先には更なるカエル男の罠が待っていた…


CMからは、もっと凄いものを予想していたんだけど…想定内の内の範疇だったかな
もっとカエル男が活躍するものと思っておりました
もっとグロイものを想定しておりました
随分と端折っちゃった感じもありますし、まあ面白くない訳ではないけどね
それでも132分(2時間12分)あと1割り増しでも大丈夫と思う
カエル男の妻夫木君もなんかもったいない感じ
もっとサイコな方が居られたのではないかなと思う次第
ついでに言うなら尾野真千子は適役か?疑問
原作の漫画は読んでないけど、どうなんだろう?
多分原作では多く語られるであろう「ミュージアム」に関する情報も少ない感じ
きつく言えば「薄い」
初日初回で3割程度の入りですしね
話は大きく変わるが、久しぶりにポイントの余りでポップコーンを手にしたけど
まさかのウェットティッシュ付きには驚いた
バター掛けだったからかな?
公開初日の第1回(10:50)、409席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマ新宿 SCREEN7)
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 みんなのいえ 
[“HOME” COMEDY]
2001.06:日本映画(東宝)
監督:三谷幸喜     調音エンジニア助手:野村みき
CAST-1:唐沢寿明田中邦衛田中直樹八木亜希子
CAST-2:八名信夫江幡高志井上昭文榎木兵衛松山照夫松本幸次郎伊原剛志白井晃野際陽子吉村実子清水ミチコ山寺宏一中井貴一布施明近藤芳正梶原善戸田恵子梅野泰靖小日向文世松重豊佐藤仁美エリカ・アッシュ
CAST-3:明石家さんま真田広之遠藤章造香取慎吾田口浩正/大塚範一?/他
ホーム・コメディ…って、そのまんま、ありきたりの家は嫌だという若き施主、新しいものを取り入れる設計者、昔ながらの家を建てたい頑固者の大工…、家を建てる大変さを面白おかしく描いています

【STORY】
シナリオライターの飯島直助(優柔不断気味)、妻・民子(姉さん女房、教師)、マイホーム建設用の土地を購入したばかり… ありきたりの家はヤダ、民子の後輩、家具デザイナーにしてインテリア・デザイナーの柳沢に設計を依頼…家の設計が夢だった柳沢、アメリカ人建築家シンドラーに傾倒、能書き多し、但し建築士の資格なし、そして家を建てるのは民子の父…大工の長一郎!頑固なまでに日本建築にこだわる、その割りに早く手に入る既製品を勧める、施主の要望無視、暴走、デザイナーと激突、挟まれてオロオロとするばかりの直助、怒る民子!人の不幸は我が身の幸せ?民子の義兄、そして家相と風水に拘る直助の母(フィリピン・パブ経営者)… 順調ならば…地鎮祭→造成→基礎工事→建方→上棟式→屋根・外壁→内装、そして完成・お披露目といく筈なのだが… 果たして、夫婦の望む家は建つのだろうか…?

三谷幸喜監督のホーム・コメディ(狙っているのか)… 家を建てるってのは大変なことなのです、エネルギーが必要です、何が大変かって…関わってくる人間の多さ、「家を建てる」という事では「ベクトル」は同一方向を向いているはずなのに… 施主の優柔不断ぶり(アチラを立てればコチラが立たず)が結果、各人の暴走を許すことに… 見事なまでにかみ合わない人々、突然出現する大黒柱、トイレはいったい幾つになってしまうのか、和室はどこまで広がる?そして玄関扉は果たして… みんなの思いが集積する…「みんなのいえ(マイホーム)」は完成するの?素直に笑えます、これから家を建てる方必見、こういう人達に気をつけましょう!

2001年4月、従姉妹が働く「東宝サウンドスタジオ」を見学させていただきました、その時、実際に作業中だった映画です、大変な作業、カルパッチョを”カルパッチャ”と言い間違えるシーン、”カルパッチャ”だけでも数十回も繰返しチェックされていた…映画では本当に一瞬、更に笑い声に掻き消される…えっ、上映すると僅か2秒程!ビックリ…  また台本を読んでいてフッと顔を上げると目の前に”三谷幸喜監督”が立っていた、元気な声で陣中見舞いに来られた八木亜希子さん…奇麗な方でした(かなり小柄でした)

ちなみに現在(2001.06)、私も家を建てるために奮闘中なのですが、映画のように笑えない出来事・メンバーのオンパレード、泥沼に嵌ってはや4年目に突入… 行政庁間のタライ回しで1年半、あと印鑑一つ貰うところで倒産した隣の会社(のイイカゲン社長2代)、その裏で暗躍する”某”金融機関、さらに恫喝、その配下?で謎の不動産会社、毎回言うことが変る弁護士、施主の言うことを(時には自分で言ったことも)忘れる住宅会社の営業…所長でダメならもっと上に電話するゾ!必死にやっています、義父さん怒らないで下さい…しかし、本当に完成・入居はいつになるやら… あとから計画した人達、今はみんな新居へ…
続報?:2002.03…大きな問題を解決できないまま(相手の出方待ち)、已む無くプラン変更で完成、引越しました
(新宿文化シネマ1(新宿ビレッジ1からの劇場変更))
2000-2009format



 ミンボーの女 
[DRAMA]
1992.05:日本映画(東宝)
監督:伊丹十三
CAST-1:宮本信子宝田明大地康雄村田雄浩
CAST-2:大滝秀治三谷昇結城美栄子三宅裕司伊東四朗中尾彬小松方正我王銀次柳葉敏郎田中明夫関山耕司ガッツ石松流山児祥不破万作上田耕一加藤善博南麻衣子小木茂光渡辺哲矢崎滋鈴木正幸津川雅彦柳生博きたろう米山善吉関弘子
CAST-3:木村栄矢野宣久保晶大河内浩里木佐甫良松井範雄/他
伊丹十三監督、主演:宮本信子の一連「…の女」シリーズの一つ、ミンボー=民事介入暴力の意、ヤクザに見入られたホテル、女弁護士の助けのもと、毅然とした態度でお引取り願う…恐怖と笑いの映画

【STORY】
東京、名門のホテル・ヨーロッパ、サミット開催をライバルに奪われてしまう…理由、ヤクザの跳梁跋扈を許していること、危機管理の欠如、ヤクザ対策に選ばれた2人、経理の鈴木とベルボーイの若杉、おっかなびっくりヤクザの排除を試みるも…ヤクザの術中、逆に金をむしり取られてしまう…孤独な戦いをする2人、不適切な対応、ヤクザを刺激、事態は悪化する一方に…たまりかねたホテル、ミンボー専門の弁護士”井上まひる”を雇い2人の指導を依頼する…


宮本信子のウエイトが低いので、今までの作品と較べ違った感じ、最初から最後まで出ずっぱりでなかったもので…違和感が…何とも変な感じ。しかし、相変らず凄いキャスティング、しかもなんて数の出演者だ…これでも半分以下、一人一役1シーン?ディテールはコリまくっているのは今まで通り。ちなみにこの映画を撮って監督は暴漢に襲われました…
公開初日(土)の第2回(12:40)、646席の映画館は満員(TOHOシネマズ六本木ヒルズ・スクリーン7)
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