【ただ、ビールのためだけに-石垣島トライアスロン2011:最終日-】
(石垣島トライアスロン2011)

 予定では、優勝祝賀パレードになるはずだったのだが・・・
天気も良くないし、昨日の疲れもあるので、できればグダグダしていたいところなのだが、色んな人にしゃべってしまった手前、行かねばなるまい。
【石垣島トライアスロン2010-決戦前日-】 【石垣島トライアスロン2010-決戦の日-】 【石垣島トライアスロン2011−WorldCup−】 【石垣島トライアスロン2011−最終日−】
参考:【石垣島トライアスロン2010】

<4月18日>
 諸般の事情で昨夜は夕食を取らなかったので、腹が減って目が覚めてしまった。
6:30におきだして朝食のバイキングホールへ・・・
朝から、ご飯をバクバク。
バイキングを何往復もしながらたらふく詰め込む。

 結構、外人が沢山いる。どうやら、ワールドカップに出た選手たちのようだ。
食事を終えてロビーで新聞を読んでいたら、外人が日本の新聞をあさってる。(K:外人、I:アタシ)
I:「昨日のトライアスロンの記事を探してるの?」
K:「イエース」
I:「これがそれだよ」←アタシが読んでいる新聞を指差しながら。
I:「昨日のワールドカップに参加したの?」
K:「イエース」
I:「名前なんていうの?」
彼は、新聞の写真を指差して教えてくれた。ナント、優勝のゴールシーンの写真だった。
I:「優勝したのかー?オイオイ、カッコイイじゃないか」
K:「サンキュー」
I:「写真撮らせてもらってイイかい」
K:「モチロン」
そばに居た外人にシャッターを押して貰った。
というわけで、写真は友達のケンパー君です。:特技は『石蹴り』だそうです(ウソ)

天気が良くないが、午後からは晴れるということなので頑張って、石垣島1周(約100キロ)に7:50に出発。
 先端の「平久保」を目指す。片道約:50キロ。←の地図の赤い部分を下のほうから時計回りにグルリと・・・
先っちょの一本道の部分は同じところを行って引き返す。
流石に、ワールドカップの選手は朝からジョギングやバイクのトレーニングに出かけている。走り出してもすれ違うのは外人ばかりだ
昨日のトライアスロンに参加者と思しき日本人には全くすれ違わない。
なんだ、かんだ言っても、アタシは只者じゃないな。
市街地を抜けると、信号が全く無い舗装路がつづく・・・その間ナント100キロ。
車も少ないし、道は綺麗だし・・・これで、雨が降ってなければ言うこと無いのだが・・


昨日走ったコースをなぞるように走る。(約10キロ)
昨日と違って通りすぎる景色が全くちがう。
この辺りは、35キロくらいでかっ飛ばしていたのだが。。今日はチョット停止してパチリ。
雨が降っているので、余り写真映りは良くないが、天気が良いとスゴイぞ。。。
ただし、そうとう暑くなるので、脱水対策は万全な常態で望まないと・・・
 海岸線をノンビリ走ろうなんて思っていたら大間違い。結構アップダウンがある。と、言うか平坦な部分はあまりない。
でも、何処までも終わりが見えない登りではないのでタチがいい。

北のほうに進むと大分牧場が多い。 写真は、おいしそうな、石垣牛。
そういえば、今回食していなかったナァ・・・でも家族を差し置いてというのも気が轢けるので止めときましょう。
それでも所々、自動販売機やペンション、レストランはある。
それから、小学校もいくつかあって、これらがまた綺麗なんだ。一体、生徒は何人いるんでしょう?
周囲の牧場の間をビーフの香りを胸いっぱいに吸い込みながら北上する。


そうこう、している間に大分先頭に近づいてきたぞ。
写真はパッとしないが、結構雄大な景色だ。
それにしても<2011>ってのは何なんだろう。
この辺りから大分登りがきつくなってくるが、まぁ大したことはない。
レンタカーがバンバンアタシを追い越してゆく。
「自転車で来てるよ」って言っているのが聞こえるように一様に此方を眺めながら通りすぎる。
「オメェラも着てみろ!フンッ!」

何処が終点なのかと思ったら・・・急に道がなくなっている。 左右に、農道みたいなのはあったのだで、少し進んでみたのだがどうにもダートっぽかったので、ここで引き返す。
ナンダか、ケジメの付かない終わり方だが・・・まぁ、先っちょまで来たので「ヨシッ!」としようということで引き返すと・・・
 途中に右折する道がある。
約1キロほど進むと、駐車場があり、更に100メートルほど登ると灯台が・・・
こりゃぁ、いい眺めだわ。

帰りは、50キロかなり下り中心という良いイメージしかない。
道路も乾いて大分走りやすくなってきた。
写真だと、どうにも雄大さが巧く表現できないのだが、そこここに良い景色がつづく。
どうにも、腹が減ってしまったので自動販売機のコーラで繋ぎながら市街地へ向かう。
やはり、信号がない舗装路がつづく。
途中から、昨日走ったコースと合流。この辺りはもう、ヨレヨレだったなぁ・・・

市街地に戻ってから「豆腐の比嘉」でビールと昼食。
それからホテルに戻り荷造りしてから、ママチャリをホテルで借りてお土産を買いに・・
またもや、腹が減ってしまったので八重山そばとビール、このドンブリ、直径30センチぐらいある洗面器みたいなやつ。
ホテルに戻ってからタクシーで空港に向かうが、またもや腹が減ってしまい空港で「ゴーやそば」
家に帰ってからもまた、腹が減ってしまい、ビールと夕食の残りを・・・






最後になってしまったが、タクシーの運転手からきいた面白い話を・・・
石垣島の飛行場は、戦争中に作られた物を未だに再利用しているそうな。
戦闘機用の1500メートルの滑走路しかないため、助走が十分に得られないので、重い機体が上げられない。
客の荷物を降ろすわけには行かないので、宅急便の荷物とかはドンドン後回しにされる。
更に、燃料を減らして軽い機体でどうにか持ち上げるそうな。
従って、石垣島直行便と言っても、十分な燃料を積んでいないため、宮古島や、那覇に給油のために一度立ち寄る。
給油の間は安全のために一度飛行機から降りなくてはいけない。
実際には、乗り継ぎ便と殆ど変わらないのだそうだ。
 石垣空港は市街地に近いためこれ以上拡張できないと言うことで現在、少し離れた場所に大きな空港を建設中だそうな。

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