キャロットさんの
ハワイ島2003
ハワイ島到着から1日目
イルカを追いかけて初ハワイ島入りした、元気なキャロットさんです。
バイタリティあふれる旅行記をお楽しみください。
ハワイでいるかと泳ぎませんか？・・・こんなメールから始まったBig Islandへの旅
まさか、ハワイ島がこんな素敵な場所だなんて！
出 発
成田空港、ノースウェストカウンター。
セキュリティーが厳しいせいか、たくさんの人がカバンを開けられて中身チェック。友達のスーツケースもしっかり全部見られていました。スーツケースをチェックインした後にも、彼女の手荷物は搭乗前に呼び止められチェック。全員かと思い待っていると、私は検査してもらえず・・・どんな基準なんだろう・・？
友達は、『頼まれて持ってきた醤油かも？？』と思いつくけど、醤油の入った荷物は、すでに飛行機に積まれているはず・・あれ？
オアフ島到着
ハワイ・ホノルル。あっという間にオアフ島。
初日からハワイ島でツアーを入れてしまった超初心者は、オアフからすでに課題が満載。急いで荷物を持って、予約したのより早い便でコナに向かわなきゃ～。
ツアーはヒロからスタートなのだ。
ちょっと小話
入国審査を通過、友達を待っていると、隣のデスクでは日本人の子連れのお父さん、“Why are you visiting here?” の質問に“Ah, I'm six times." と緊張気味に返答。そのお父さん、すかさず担当官に、「カンコウ？ カンコウ？」と日本語で聞き直されていた。微笑ましい間違えに、にやりとしながら、人ごとではないぞと気を引き締める。
ハワイアンエア
今日夕方からのツアー時間に全然間に合わない事が１０日前位に判明。ならば、早い便に乗せてもらうしか参加のすべなし。せっかくハワイの地を踏んでいるのに、味わう間もなく国内線乗り場へ直行。
入国審査・税関を過ぎてから危うく、乗り換えの人の荷物預かり所で荷物を預けるところだった。空港の人たちは、一瞬にして乗り換えの人を見分け、方向を指示するからすごい。KOAのタグをつけた荷物を持ったまま行こうとすると、おっと違うぞとちゃんと他の係りの人が、「乗り換えはここで荷物預けるのよ」と教えてくれる。「早い便に乗り換えるの」と言うと、ニィ～って笑って見送ってくれた。
ハワイアン航空の親切なお兄さんに、便の変更を依頼。今日は満席です・・・という声に言葉を失うも楽しみにしていたマウナケアからのサンセットも、大接近中の火星も、星もあきらめきれず、スタンバイをお願いする。
混んでる理由は、明日コナである大きなカヌーレース！女性だけでも１０００人からの参加者とか、男性はその２．５倍くらいだったような。
搭乗口付近。さあて、人はいっぱい、飛行機はやけに小さく見えてくる。搭乗がはじまり、どんどん乗り込む人たち・・・スタンバイの一番列の前で祈る私たち。
え？ 乗れるの？！ やった～！！ 乗れてしまった。
コナ到着
オアフへも帰りに寄るので、２島間で使えるチケットを扱っていたダラーレンタカーで車を借りる。事務所にはお客さんがいっぱいで、少々手間取り友達は外で待ちぼうけ。
頼んでいたのは、チープなコンパクトカーだったけど、ちょうど出払っていたのかアップグレード、もちろんNo extra charge! Lucky!!
ドライブ
とにかくヒロまで行かないことには、ツアーに参加できないのでひた走る。初めてのハワイ島で、いきなり左ハンドル！覚悟して出てきたけど冷や汗もの。はじめはきれいそうな景色の気配を感じながらも、よそ見などできません。結構なスピードで走る前の車に合わせてアクセル、ぶ～んっ！
道路には反射板が道沿いにずっと設置されていて、慣れない右車線走行でその反射板に乗り上げ、ボコッ、ボコッ。その日は１日中乗り上げっぱなし。
マウナケア山頂サンセット＆スターツアー
３時出発のツアーなのに３時を回って、ようやく到着・・・（もう行っちゃったと思いました）
マウナケアの為に持参した、長ズボン手袋、くつを車のトランクに残したまま、取るモノ取らずにアーノッツアドベンチャーのツアーカーに乗車。レインボーフォール他、公園や名所を周りながらセブンイレブンで食料調達。水と、お腹のすいてた私たちは、ご飯が食べたくて海苔巻きを入手。普段コンビニで食事買わないのに、Hawaiiにきてまで、コンビニご飯？！
オニズカ・ビジター・センターの辺りはガスが厚く真っ白。サンセットも星も何も見られないまま終わってしまうのかと思うような天気。頂上への準備で周囲の人が温かい靴に履き替え、厚着を始める中で何故か、私の足元はサンダル・・・ん～。
高度な場所に体を慣らしてからサンセットを見に頂上へ出発。この日８月２９日は火星大接近にとても近い日程。ガスが気になるも４２００メートルもの山、頂上は雲の上でした！日が沈みはじめてからてっぺんが沈みきるまで２分半、雲海に沈む夕日を堪能。ビジターセンター周辺がまだガスがかっているのでと、下山途中の暗い場所でプライベートスターショー。見応えのある満天の星は言葉をなくすほど・・・。センターに戻るとうそのように晴れ渡り、三日月も山肌にかくれてさらに真っ暗に。壮大なプラネタリウムと化したビジターセンターで見た星は忘れられそうもない。
時差ボケしてる暇のない１日目の終了。あれ？ そういえばチェックインもまだだった！
ハワイ島の旅はずっとこんな感じでハプニング続きなのだろうか・・・。スリル満点の旅のはじまりです。