2001年夏。シアトルの旅。

シアトルからラスベガスまで

 私は、いつも飛行機に乗るとき、通路側の席を、とお願いする。というのも、気兼ねなく、トイレに立つことができるから・・。特に、十時間以上に及ぶ空の旅の場合には、窓から見える美しい空の景色より、実用面を重視する。
 でも、シアトルからラスベガスまでの飛行時間は、ほんの数時間。これなら、窓際でもいいかもなー、と、思っていたら、どうやら、機械が故障しているらしく、席の希望を言うどころではない。チェックインの段階でも、席が決まらなかった。D8で引き換えてください、と言われ、D8に行ってみると、「まだちょっとわからないの。20分以内に呼ぶから、待ってて」と言う。そして、やっと呼ばれたかと思いきや、座席番号の入ったチケットを渡されたのは、イトコだけ・・。「あら、あなたたち、2人だったわね。悪いけど、あなたはもう少し待ってて」と、イトコだけ、先に搭乗し、私は外で待たされる羽目になった。
 とほほ・・。
 どうなることかと思ったのだが、残りものには福あり・・ってわけか、ラッキーにも、窓際の席をゲット!!
 離陸と着陸のときに、ちょっと景色が見えるだけかなー、と、思っていたら、高度が低いのか、雲がないのか、空の下の景色がずーっと見えっぱなし。乗る前は、相変わらず時差ぼけで、ものすごい睡魔に襲われていたのだけれど、おかげで、目がパッチリ冴えてしまった。

 小さな雲がポカリ、ポカリ・・。
 もうすぐ、ラスベガス! 砂漠の中の大都市に近づいてきた。 

(2003.5.9)
English


TOPへ

2001年夏。シアトルの旅
ツインピークスゆかりの地
シアトルのブタ