2001年夏。シアトルの旅。

Seattle


 
レイク・ユニオン
映画「めぐり逢えたら」では、このヨットハーバーのあたりに、トム・ハンクス扮するサム・ボールドウィンが住む家があった。

2日目:
 ツインピークスツアーなるものを申し込んでみた。詳細は「ツインピークスゆかりの地」へ。
 ツアー後、チャイナタウンのとある店で、3時すぎに飲茶。宇和島屋と紀伊国屋で時間をつぶして、いざ、7時からの野球観戦へ。
 この日のチケットは、インターネットを利用して、ticketmasterで購入したもの。Willcallと書いてある窓口にチケットを取りに行ったら、「あなた、選手の関係者?」と尋ねられた。「へ? なんでそんなこと聞かれんのかなぁ」と不思議に思ってたら、同行したイトコがギャハハーと笑っている。「佐々木って名前だから、間違えられたんだー」。そっかー。大魔人の親戚と思われちゃったのか。へへへ・・。









ツインピークスツアーのとき、ツアーガイドの人が、私たちをソレント・ホテルに連れて行ってくれた。
「めぐり逢えたら」のなかで、メグ・ライアンがこのホテルに登場する。

2001年、8/11のセイフコ・フィールド。この日、イチローは5の1。でも、その1本は、シアトル・マリナーズが、9回裏の土壇場でシカゴ・ホワイトソックスに追いついた貴重な同点打だった。



3日目:

 本当は、ちょっと欲張って、海上セスナでカナダのビクトリアへ飛んで、イギリス人をきどって、アフタヌーンティーをする予定だったのだけれど、週末と重なってしまったせいもあって、すでにセスナは一杯。フェリーを使えば行けないことはなかったけれど、まだまだ、シアトルも見たりない気分だったので、もう1日、シアトル見物に費やすことにした。
 じゃぁ、まず最初に、ワシントン大学へ行ってみようか。そう思って、ワシントン大学方面に向かうバス停を探したがみつからず、とにかく、大学の方向、まずはレイクユニオンをめざして、歩き出した。でも、いったい、いつになったらたどり着くのーと心細くなるような景色。だだっ広い道路に、ぽつんぽつんと建物が建っている。途中でタクシーをひろおうにも、ほんのたまにしか通らないし、ものすごいスピードを出しているものだから、手をあげたところで止まりっこっない。
 「ねぇ、どっかホテルでひろうしかないよ」ってことになり、やっとHoliday Innをみつけてほっとしたのも束の間。あれ、ホテルの前にタクシーなんか止まってないよー。
 と、そこへ、タイミングよく、Holiday Innへ乗りつけた1台のタクシーが・・。お客さんが降りたのを確認し、「ねぇ、乗せてもらえる?」って聞いたら、「どこまで?」って言った。「ワシントン大学」と答えたら、「ダメ」って首をふられちゃった・・。
 シアトルで、ひろえると思うな、バスとタクシー、って感じですねー。とほほ・・。
 仕方なく、またレイクユニオンをめざして、トボトボと歩き出した。そうしたら、しばらくして、レイクユニオンが見えてきた。やったー! こうなると、元気が出るってもんです。
 レイクユニオンは、トム・ハンクス演じるサム・ボールドウィンのヨットが停留していたところ。ヨットハーバーで、これから結婚式を挙げるらしい、幸せそうなカップルと、親戚、友人らしき人々を発見! きゃー、素敵! これって、歩いたからこそ、みつけらた幸運だよね?
 ふと見ると、道路を渡ったところにバス停発見! 15分ぐらいバスを待った後、ようやくワシントン大学方面行きのバスに乗り込んだ。時差と疲れのせいもあり、乗った途端、すっかり睡魔に襲われる。大学が終点だと思い込んでいたので、安心して、うとうとしていたら、10分ぐらいでたどりつくはずなのに、行けども行けども止まらない。なにやら、景色も住宅地の景観を帯びてきた。
 とはいえ、その日の経験上、シアトルでは、容易に、タクシーもバスもひろえないらしいと悟った私たちは、そのまま終点まで乗っていくことにした。
 でも、行けども行けども止まらない。こりゃ、まずいんじゃない、やっぱってんで、おっこらしょっと腰をあげて、バスドライバーに話かけた。
 「あの、私たち、ワシントン大学で降りるつもりだったんだけど、降り損ねちゃった。どうしたらいい?」
 「もうすぐ行ったら引き返すから、このまま乗ってな」
 というわけで、10分ほどで着くはずの大学に、1時間以上もかけてようやくたどりついた私たちであった・・。また、とほほ・・。

ワシントン大学。
1行目の右端の写真は、イトコの敦ちゃんが撮ったもの。左は、メガネケースにも携帯いれにも使えるケース。
私はこれに携帯を入れている。
カバーに描かれたハスキーは、ワシントン大学のマスコットだという。

 でも、大学の構内は、花と緑でいっぱい。疲れ切った私たちを癒してくれた。来た甲斐があったってもんです・・。



シアトル市内を走るバス。
2台の車両がつながれているので、とっても長ーい。

(2001.9.29作成、2003.5.29更新)
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