休日の山歩き 34 鷹ノ巣山 Takanosuyama
[奥多摩] 鷹ノ巣山(1737m) 峰谷から登り、石尾根に下る
2011年2月13日(日)
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鷹ノ巣山('08年)
鷹ノ巣山('10年)
鷹ノ巣山('11年)
鷹ノ巣山山頂

【奥多摩の雪山を歩く】
2月の3連休、関東の天気予報は、前2日は平野部でも雪、3日目は晴れとなったので、奥多摩は3日目の日曜日は雪山日和になると思った。そして、天気は予報どおりになった。雪がどれほど多いか見当が付かないので、南斜面を登るコースを選ぶことにした。

【峰谷から鷹ノ巣山へ】
日曜日の朝、奥多摩駅から峰谷行きのバスは、満員で出発し、終点の峰谷ではほぼ座席一杯の20人位が降りた。雪は10センチ位積もっている。8時半に歩き始め、急な歩道から車道へと交互に変わる道を登る。約1時間で車道が終わり、植林の斜面を登り、鳥居の所で尾根筋に上がり、あとは浅間尾根をまっすぐ登る。雪は10〜20センチ位で、急坂では滑ってやや歩きにくいが、明瞭な踏み跡が付けられている。どんどん高度を上げ、途中から登りも緩やかになり、多少のアップダウンを経て、左に回り込むと鷹ノ巣避難小屋が見えてきた。あとは防火帯の広い尾根を鷹ノ巣山山頂まで登る。

峰谷バス停 車道が終わり、
まずは植林の斜面を登る
尾根筋を登る 鷹ノ巣避難小屋が見えてきた
鷹ノ巣山山頂への防火帯の縦走路
鷹ノ巣山山頂より西の防火帯の縦走路
日蔭名栗峰
日蔭名栗峰から雲取山までの石尾根の連なり
奧に飛竜山

【鷹ノ巣山山頂】
山頂に着いたのは11時50分。雲一つない快晴で、奥多摩の山並みが広がり、富士山はもとより、南アルプスの白峰や、東京の町並み、御前山の後ろ辺りには海まで見える。

鷹ノ巣山山頂から東の防火帯の縦走路
奧に御前山と大岳山の奥多摩主脈
榧ノ木尾根と三頭山
鷹ノ巣山山頂からの、南東から南西までの展望
富士山もくっきりと 大菩薩連嶺と富士山
南アルプスの山並み。右から、黒い甲斐駒ヶ岳、白い仙丈ヶ岳、少し雲がかかる北岳、間ノ岳、雲の農鳥岳

【石尾根で下山】
風も強くないが気温は低く、手袋をしたまま弁当を食べているうちにも寒くて震えてきたので、早々に下山することにし、石尾根を下り、奥多摩駅に戻った。

六ツ石山山頂 六ツ石山山頂から鷹ノ巣山を望む 間伐された植林地 奥多摩駅
六ツ石山山頂から望む鷹ノ巣山

【行程】
青梅線奥多摩駅7:46着=7:50分発峰谷行きバス⇒終点峰谷8:25着
峰谷8:30→奧集落→9:25車道終わり登山口→11:15鷹ノ巣避難小屋→11:50鷹ノ巣山山頂12:30→14:00六ツ石山山頂→15:25林道出合→15:55奥多摩駅
奥多摩駅16:04発青梅線

【標高差】
峰谷600m→鷹ノ巣山山頂1736m→奥多摩駅350m
=+1136m−1386m

【歩行時間】 
上り3時間20分、山頂休憩40分、下り3時間25分、
計7時間25分

【参考資料】
山と高原地図「奥多摩」(2009年版)、東京都の山(山と渓谷社2005年)

2011/2/14整理、5/16修正

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