名古屋から空路、大分へ。
朝5時半起床、6時出発、7時25分発の飛行機。なのに、夫婦ともども興奮のためか寝られず、4時頃からごそごそ。子ども2人と介添え役の義母はぐっすり。器の違いがはっきりする。名古屋空港までは高速道路で約1時間。早朝のため、道は空いている。余裕と思われたが、降り口を間違えて行き過ぎる。早くも暗雲がたちこめる。名古屋空港に到着。我々の乗る大分便は席数より多く予約を受けたため、別の便への変更をアナウンスしている。申し出たお客には代替え交通の費用+協力金1万円を進呈。我々は、無事に搭乗手続きを完了。セキュリティをくぐるとき、空港で借りたベビーカーに乗っていた息子に金属探知器が激しく反応。ベビーカーだからだろうが、係りの人は息子のボディや尻の下を入念に確認。何のこっちゃという顔の息子。大物の片鱗。
待合室にイタリアユニフォームを着た日本人多数。今夜の試合に行くのだ。ええ年したおっさんの背中にもデルピエロの文字。THIS
IS WORLD CUP! 飛行機が飛び立つ。子どもたちは膝の上。息子は高度が上がり耳がキーンとするのが不快で泣き出す。娘は、本を読め、お菓子をよこせ、ジュースを飲ませろと普段通り。大分空港に到着。多少、W杯の盛り上がりが見て取れる。我々はレンタカーを借りて出発。夜8時30分のキックオフまで約12時間。まだまだ1日は長い。