雑感 2003/08 |
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泥のような重い息が、腹の奥底からどっと出たような感じだった。 判決が出てなお、この胸糞の悪さはなんなんだ。 直接極刑を言い渡せなかったのはどうかとも思うけど…… 退廷命令が出てよかった。 危ない、危ない。 これ以上、彼に下劣な自己表現をさせてはいけないよ。 ああいうのは……伝染するんだから。 「最後に何か言わせてくれ」だと? 何か勘違いしてないか? 決して社会関係を構築したわけじゃなくて、全て切断してしまったんだよ。 本人不在の判決も、その意味ではふさわしい結末だったかもしれない……そう考えることにも、一つの嫌悪感を覚える。 「心の闇」どころか、社会の時空を歪めるブラックホールみたいな虚無犯罪だった。 ――こういう犯罪が、今後増加しないことを祈ります。 なおまして、被害者のご冥福を、心より祈ります。
『6万年ぶり』の大接近らしいんで、一応メモっとこ。(最接近は昨日だったらしいけど) 確かに最近デカイ。 ブキミなほど明るいけど、実際、ホントに6万年ぶり?って感じもする。 だって、6万年ぶりっていったら―― 人生80年で輪廻転生しまくっても、750生に一回だよ? 一世代30年として、2000世代に一回だよ? 外側で一番近い惑星の最接近が、だよ? ……そんなに都合よく当たるもんなんかなぁ〜? なんか150年くらいたったら、 「あの時のは間違いで〜、実は今年で〜す」 とか言ってそうな気も……。 おっと。 これでは真面目に計算した天文学者に失礼だ。 こんなヒネクレてて、「えーじいちゃん見てなかったの? もったいねえー」とか孫に言われても困るし。 つまり僕らは、「めちゃくちゃラッキー!」 このラッキーさを、今地球上で生きてる人全員が共有してるなんて、こりゃスゴイじゃないか! 腹の足しにはならんけど! ということで、今日は双眼鏡で見ます。 100円ショップで買ったやつで……。
まず、バグダッドの国連爆破テロについて何か書きたいところだけど、ここまでえげつないとコメントしようがない。 強いて言えば、旧ソ連のアフガン侵攻に似たような状況のような気がする。 エライところに足突っ込んだね、アメリカさんも。 もう一つ、NHK取材班。 血まみれで撮影を続けたんじゃないだろうか。 その報道魂に驚愕する。 でも今回書きたいのは、チョット下世話な話。 北朝鮮の女性応援団※・パート2について。 いやなんというか、今回は清純派志向でトキメキまくり。 僕の好みでアウトもあるけど、十中八九オンラインさせていただきたいようなツブぞろい。 って、これ以上書くとエロ新聞の記事みたいになるんでやめますわ。 素直に言う。 キレイなお姉さんには、ホント弱い。 ここからは、ある程度セクハラが入っちゃうけど、正直に書く。 まず、同族の日本人に。 あのコら相手に、民族的差別をしようと思うか……実際? 日本国内で陰湿な嫌がらせをしてるヤツは、主に男性だと思うんだけど、どうよ? 美に国境はありませんネと、面食いヒトスジ(?)の僕は強く主張する次第。 でさ、彼女達で単純に北朝鮮に憧れられるかというと、これまた、正反対なんだな。 子宮……ちゃうちゃう、精巣で考えて、許せんのだ。 全ての美女とヤリたいか? よろしい。 仮に地球上の女性の100人に一人が「美女」として、一晩に10人の「美女」と寝るとしても、8千年の夜が必要――人生あきらめも必要ダヨ。 (もちろんまことの美女とは、単に見目麗しい女性を言うのではない。 僕は孔明を尊敬している。) で、手が出せないとなれば……せめて美しいと思った女性には、まろやかで幸福な家庭を築いてほしいもんだろ? それが、男の純情ってヤツだろ? 初恋の相手に託すような、一つの祈りだろ? あれだけの美人ぞろいだし、故郷にも山のようにたくさんの純情クンがいるハズだ。 娘の幸福を願ってやまないご両親もいる。 無論彼女たちも身の回りの人々の幸福を願っているだろう。 それがなんだ? あの美しき乙女たちの生殺与奪を握る、愚鈍な上層部は―― 飢餓? 拉致? 核武装? 密告社会? いい加減にしろ。 彼女達の微笑みを曇らせるようなことは、 ぜぜぜ絶対に、許せーんんんっつ!!!! って、こうゆう事書くのも、かえって微笑みを曇らせそうで……胸が痛いよ。 えっと、ところで……今日はじめて気がついたけど。 なんだありゃ? 前回の女性応援団の、ブーメラン・マーク(?)のついた帽子。 北朝鮮のみなさーん。 サミットのデモ映像、見ましたかー? それとも、コピー商品ですかー? ナイス・ジョークですかー? なんで反米国家の集団が、『米帝グローバリゼーション』の広告塔やってるんだ? (ま、このメーカーもいろいろ努力してるらしいし、僕もその商品を愛用してたりするんだけど。) 時々理解でけんことするな、北の方々は。 〔※ 2003/08/28追記: ところでところで……、いつごろ「美女応援団」という言い方をやめるのかと思ってたら、やめませんネ。 これだけ聞かされると、女子アナや秘書が事件に関わった時の枕詞っぽく聞こえてきて、嫌気がさしてきた。 例えば美意識が極端に違う部族が美人を選りすぐってきたら、それも「美女応援団」と報道するんでしょか。 せっかく自由で多様な報道ができる日本社会なんだし、判で押したように「美女」と呼ぶのも、セクハラというより芸が無いよーな。(NHKは「女性応援団」だった。 サスガ。) 従って、ここでは「美女応援団」を「女性応援団」と言い換えます。 (まさか正式名称が「美女応援団」じゃないでしょ? まだセクハラが残ってるようにも思うけど、この辺でカンベンして。) ちなみに、あくまで個人的感覚だけど、北朝鮮の応援団は日本人にとってはややオヤジ好みの美人だと思う。 日本の二十歳前後の「美人」を集めても、あーはならんでしょ。 ついでに……あの「猪鹿蝶」はなんなのよ。 なんでスリーカード選りすぐって枕の下に忘れるのよ? 何か隠微な符号でもあるの?〕
昨日の甲子園、都立雪谷vsPLで、雪谷の方応援してた。 個人的な嗜好だけど――ゴメンよPL、 いくら東京VS大阪ちゅうても、「常勝集団」応援しててもおもろナイもん。 しかし、どちらも激戦区を勝ち進んで代表になってるんだし、「やせ蛙VS常勝集団」っていう見方も、少しヘンな話ではある。 「弱者を応援する」というより、ただの珍しモノ好きかな。 去年のW杯で韓国を応援したのも、隣国の誼とともに、「えっ、ウソやろ?」 という予想外の活躍が面白かった。 当時の「朝鮮日報(WEB版)」では、日本人の応援にかなりとまどったのか、こんな事が書かれていた。 『"強者"を認め、それ相応の待遇をする国柄のせいか――』 このやや心外な表現には、僕もとまどった。 「我々が強者におもねる民族だとでも言いたいのかな? そもそも『強者』ちゅうより、『判官びいき』っぽいねんけどなァ……」 こう言われては、ある意味韓国人も心外だろうけどネ。 ここでは両者の認識が少しズレている。 初めからの応援者は「やっと強者であることが、周囲に認知されはじめた」と思いはじめるが、新参の応援者は「弱者が善戦する姿が素晴らしい」と思っている。 いずれにしろ勝ち続ければ、「強者」になっていくことは間違いないが、古参のファンとにわかファンの間には、弱者/強者の認識のズレ(もしくはタイムラグ)が生じるのだ。 最近の阪神ファンの急増にも、似たようなことが言えるだろう。 これだけ勝ってるといやが上にも目立つので、何らかの関心を引かざるを得ない。 だが、古参のファンにとって今年の阪神は、何の努力もなく急に強くなったわけではない。 方や「にわかファン」も、『強いから』という理由で、急に寝返って応援し始めている、というワケではない。 ちなみに僕は、ずーっとエエカゲンな『阪神ファン』であり『アンチ巨人』なんだけど……実際去年までは巨人の選手名の方をよく知っていた。 実際巨人の選手一人一人は、実にいい選手だもんナァ。 たとえば清原がバッターボックスに立つときは、阪神も巨人もなく「清原」を応援していたりする。 それを筋金入りの阪神ファンが『強者におもねるにわかファン』などとやってしまうと、阪神ファンは絶対に増えない。 何の気なしに言っても、驕慢としか受け取られない。 新しいファンは温かく迎えるべきだ。 もちろん多くの虎ファンは、そこまで不遜になっているとは思えない。 それに……「強いときだけ阪神ファン」という人がいても、別にいいじゃない? 個人の自由だし。 しかし先の「応援バット投入事件」は、18年も粘り強く一茶の精神を体現してきた、心優しき阪神ファンの心をズタズタにした。 今の強さにひょいと乗っかって……かどうかは知らんが、「勝てる試合だけが見たい」という身勝手な根性を相手にぶつけることは、どちらの選手・ファンにとっても、無礼千万な話だ。 相手無しでは野球はできないのに。 やせ蛙 負けるな一茶 これにあり ややステレオタイプに弱者/強者を決めつけ、ただの番狂わせ期待を正当化する謂いになりかねないきらいはあるものの、全般的には清々と努力する姿に感動する、ポジティブな美意識の現われだと思う。 一茶も、負けるな。 現在阪神は夏のロードでシーズン初の4連敗中。 先の「応援バット投入事件」以来、負けが目立ち始めたのはゲンが悪いが、選手は優勝熱に浮かされることなく、一戦一戦を大事に戦っている。 「この調子でも優勝できる」とかいう計算は、僕の中ではどうでもいい。 今シーズンでは今こそピンチだし、より応援したいところだ。
風呂システムのCMより: ♪政敵たまってカビになるー♪ カビだらけの某政治家二人が、肩組んでいる図を想像した。 ちょっと「性的」な想像もしちゃったかな。 →「水滴」 水族館のCMより: イルカ〜♪ タカアシガニ〜♪ 人類〜♪ マンボウ〜♪ ロンドン動物園のマネか?? →「ジンベイ」 しかし、ジンベイザメいるんだな、海遊館。
広島・長崎への思いは尽きねど、少し気分を転換しよう。 太田知事も「あきまへん」と言い始めた道頓堀ダイブ、結婚記念日や自殺未遂まで幅が広がってしまうと、僕も少しげんなりしてきた。 しかし、うまくやれば都会の真ん中に開運(?)ダイブスポットがあるという、世界的観光名所になるんだがなぁ。 人が集まる事に敏感やないと、商売でけまへんで。 ライバルはトレビの泉と真実の口。 こういうジンクスつきのエンタメは、観光都市にはめっちゃオイシイのだ。 その経済効果まで、ちゃんと計算した人いるんだろうか? たとえば、インドのガンガー(ガンジス川)沿岸の聖地バラナシ(ベナレス)には、沐浴するためにインド中から人が集まってくる。 物理的な汚濁はすさまじいが、ヒンズー教徒にとっては「この上なく清浄な川」、この川に入ることで輪廻の本願を成就するのだ。 ガンガー信仰と道頓堀川を比較した日には、インド人も怒るどころか笑い出すだろう。 しかし、スポーツ以外のダイブ者が出てきたところをみると、少なくともゲン担ぎレベルの信心が、道頓堀川にも発生し始めた、と考えることができる。 もちろん自殺は、論外だが。 「USJ見た後は道頓堀にドボン!」なんてツアーコースができたら、観光客にとってはすんごく楽しいんじゃないかな。ダイブがムリなら、「バース神社」「トルシエ神社」「星野神社」をたもとに造営したりして、地道に賽銭を稼ぐってのもアリかな(あ、官営じゃムリか?)。 もちろんこれ、プール並の水質と周辺設備や監視員などが要求されるわけで、他はともかく水質については相当苦戦するだろう。 無論どこまで手厚くしても、最終的には「自己責任」。 以上の条件をクリアすれば、誰も「飛び込みOKのプールに飛び込む人」を非難する必要がなくなるのだ。 そうなればシメたもの、後はもう、どんどん来てもらってどんどん飛び込んで、どんどん飲み食いしてもらおう。 ミナミが潤うことうるおうこと。 あとは……予算と技術的に可能かどうか、だな。 しかし、こういうアホっぽくて意外に商魂たくましいプロジェクト、大阪人は何より面白がると思う。 ふと思ったんだけど……天満宮の池を一発で清明にしたあの納豆浄化剤、道頓堀川に使えないのかな。 Xデー直前に、波状散布したりして。 道頓堀川の流水量で、納豆浄化剤が威力を発揮できれば、の話だけど―― しれっと「水質浄化です」とでも言っておけば、「透明な道頓堀なんか道頓堀とちゃう!」などというアホな意見は、一蹴できるだろう。 せめて透明になったら、投棄自転車やダイブ者によって巻き上がるヘドロが橋上から視認でき、ダイブしづらくなるかもしれない。 それでダイブ者が減るなら減るでよし、ダイブしちゃった人も悪臭を撒き散らさず一石二鳥――相当スマートな対処になるのでは、と思う。 しかし、少なくとも酔っ払って飛び込むのは自殺行為だから、これは絶対に控えてほしい。 着衣のまま飛び込むのも相当危険だ。 あんまりアホなことしとったら、しまいに網張られまっせ。 〔2003/09/19:深刻な事件が発生→【殺人は、危ない。】〕
8/1の広島平和公園千羽鶴放火事件に際し、ちょっと書きました。 (久々に)長くなりましたので、こちら→【Silent Wishes】
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