雑感 2001/06 |
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ロシアが、一方的に北方四島他での漁労を(昨年12月に!)韓国に許可したこと、非常に遺憾です。 領土問題のある地域に、第三国の利権を巻き込もうとするのは、おかしくはありませんか? ちょっと卑怯ではありませんか? 日露の協調関係への背反行為じゃありませんか? それは自ら蒔いた種だからまだしも、韓国と日本との仲を引き裂いてしまうことにもなりかねないのは――それだけは、絶対嫌ですよ! 漁業水域問題は、元々結構もめているようですが……。 対馬海峡周辺で出合った日韓の漁船同士が、言葉柔らかにエールを送りあう……そんなシーンのVTR(20〜30年程?前のもの)が、最近報道されていました。いつまでもこうありたい、あってほしいと願うのは、決して僕だけではないはずです。 何かおかしなことに、なってはいませんか??? ちなみに、この件に関する外務省の発表遅延は、韓国を含めた三国の世論の反発を未然に防ぐ意図では、正しい判断だと思います。 うーん、外務省、エライ! 相手への礼儀を貫いている(、ということですよね?)! しかし、理を説くことができなかったのは、無念。 (――しかし、この際だから、まさに乗りかかった船、いっそ金大中大統領に北方領土問題の調停役をお願いしてみましょうか。って、イヤですよね、こんなややこしいところ……。ここにもリットン調査団、いるんとちゃう?)
おお、拍子抜け。 とりあえず、お付き合い上は、大成功なんでしょうけど……。 どう『〔京都議定書を無視し、MD構想を進めようとするアメリカの状況を〕理解した』の? 気になります。まさか、そのままいつもの太鼓持ち状態じゃないでしょうね、大丈夫でしょうね。 アメリカと袂を分つのは、実際問題は避けるべきでしょう。 しかし、忠告はきっちりするのが真の友情だと思います。 『〔MD構想を懸念する各国とは〕日本は違う』そうですが、日本の真価である非核の義は、貫いてほしいです。日本の協力で核兵器が増産されたら、何十万という犠牲者は、決して浮かばれません。 小泉総理の演説(答弁)にあった、「これが完成すれば核兵器がなくなるかもしれない……」という理想論からの展開(例えば、核廃絶/削減の条件提示など)にも、一縷の望みを託したく思います。 〔2002/02/12(上記の〔 〕含む):
凶悪な犯行そのものも全く許せません(付属池田小児童殺傷事件)。が、こういった凶悪犯罪が伝染するのは、怒りを越えて惨憺たる気持ちになります。 もう、卒業した学校へフラリと訪れて、担任だった先生にご挨拶もできない時代になるのでしょうか。世知辛いものです。 泣くな、学校!
さあ、どうする?眞紀子さん! 僕の意見としては、アメリカであろうがインドであろうが中国であろうが、核保有国との核防衛での日本の協力は、基本的にあり得ない、と思いたい。 その上で、もしMD完成後、一方的核廃絶を進めるという確約をアメリカができるなら、ここは譲歩して協力してもいいと思う。たとえ中国でもロシアでも、核廃絶の理想を掲げての防衛構想なら賛成できるはずだ。 いっそのことみんなで研究すればいい。手に余るメギドの炎を増やすより、よっぽど合理的だ。僕に言わせりゃ、すべての核保有国は我々の生存権を脅かす「ならず者国家」だぞ。 そして21世紀のバイブル京都議定書、いかに?? 某国某国務副長官が、地球のサタン役にでもなりたいのか『無礼、不快!』と恐れ多くものたもうていたそうだし、どうやって親身に説得してあげられるだろうか。 ズバリ、ここがアナタの正念場。快哉を叫べるような、そんな主張と説得を、心待ちにしております。 牧野伸顕代表の屈辱は、もう無い。今度は正論の方に風が吹いている。 〔で、その結果は→【秘密って……何?】。〕
それにしても、ちょっと無節操なネーミングが多い?? 分かりやすいけど。お茶飲料の名前が、一時数字ダラケになっていたことが思い出されマス。 なんにしろ『生茶』はエライ。これ命名した人は、ゴッドオブ商品名。 『十六茶』のCMは、とことんビートが効いてマス。「いざ茶?」さすが既存の多種葉混合茶のパイオニア。余裕? 『爽健美茶』も、長年築いてきたCMイメージはスバラシイので、がんばってホシイです。はっぴー。 『聞茶』は、アルミ缶ボトルとの掛詞にもなっててナイス。ペットボトル全盛にあって、両仕様で商品化せざるを得なかっただろうことは、少し残念。 モノが日本人に馴染み深い「お茶」であるだけに? ネーミングへの繊細なこだわりも感じられたり、……面白い市場ですネ。
今日TVの某トーク番組で笑ってしまった言葉。 「(野党党首に対して)あまり国民の意見に迎合していては……」 うーん、国民の意見に迎合しない民主主義なんてものが、あっていいんでしょうかねェ??? 「新聞も(外務大臣と外務省の)どっちの味方につこうか迷っている……」 新聞は社会の木鐸、『味方につく』なんて意識じゃ、やってられんはずだが。 実際のところ、どうなんだろう。 なんだかなぁ。 正反対に見えるツッコミなんだけどネ。どっちも『保身』が裏にちらついてなかったら、ツッコまないで済むのになぁ。 そこでがんじがらめになってちゃ、何も動かないよ。 いや、動きようがあるとすれば……浮ついた『足の引きずりあい』、か。とほほ。もはや国民は、そんなのには飽きあきしているはず。 外務省や大臣に(ひいては政治家や報道に対しても)、日本国民が求めることは、やはり無私の真実だと思う。もし、嘘で塗り固めた保身栄達軍団の蟻塚になっているのなら、一度ブッ潰すくらいの荒療治も――もしかしたら、必要かもしれない(極端だなぁ)。 もちろん、国益や国際的な調和に対しての責務を遂行する、本来の威厳をいち早く取り戻してほしい。
ネパール国王の死に、悲しみを表します。 私が旅行したおりに温かく迎えてくださった、たくさんのネパールの方々の心中を案じ、胸が痛みます。 〔2002/03:この事件の後、内紛が生じ、ずっと続いています。〕
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